このレビューはネタバレを含みます
その時によって、いちばん好きな映画監督って微妙に変わるものだけれど、ここ数年わたしはケリー・ライカートの映画に心うばわれている。ある時から漂流していることの心地よさをもっと意識的に感じていたいと考える>>続きを読む
U-NEXTに入って4年くらい経つけどサ、大好きがとまらない!ピエール・エテックスはいってきた!ほんとありがとう!去年観に行けなかったから(泣)
で、ジャック・タチの方が好きかなあ〜て思ったけれど、他>>続きを読む
ラジオから流れるニュースが、自分も知っているニュース。原点回帰みたいな、シンプルイズベストだけど人生、みたいな、なんか古き良き映画をたくさん観たい気分にさせてくれたけど、おっとっと、いやになるくらい今>>続きを読む
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もとから絵のファンだったとは言え、真琴のふつーの友達って感じのアキがイラに魅せられて目覚めていくのが、すごく好きなシーン。冒頭の絵画教室の少女たちが単に純粋無垢だったってわけじゃなくて、イラにひとを簡>>続きを読む
いつのまにかU-NEXTにいい!!
けっこうきつい。ひとつは正にhurt people hurt peopleなところ。精神病棟にいた頃のことうっすら思い出したわ。ふたつめはマーラーの病状にハラハラさ>>続きを読む
坂元裕二がNetflixと5年契約!!と聞いて、へ〜と楽しみにしていたのに超ガッカリだよ。豪華客船が豪華であればある程チープに感じる。Netflixなのに?2時間ドラマよりひどい。吉沢亮悪くないし菊地>>続きを読む
あ〜頭抱える。それか顔ポリポリ、面白いんだけど、めっーちゃヤキモキする!せっかくのバカンスなんだから誰か1人くらいとイチャコラの先をみせてよおおおとなった。
まずマルゴ。冒頭、数学と民俗学の出会いか>>続きを読む
冬よかった!感情で生きていても、本の虫ロメックを唸らせるように一本筋が通っているフェリシー、中身も外見も合わせるとロメール作品で今のところいちばん魅力的かも!めちゃくちゃ振り回しているようにも見えるが>>続きを読む
この秋はどうしても「夏目漱石の三四郎」が観たかったのです、あの作中の秋の描写が大好きだから。しかし風邪をひいている間に神保町シアターでの上映が終わってしまいました。次はいつになることやら。ただ嘆くしか>>続きを読む
少し前に観た、ティルダの「ヒューマン・ボイス」同様に「人間の声」から着想を得た映画なので、出ていった男にトチ狂う女が主人公なのですが。
最高のナーバス・ガスパチョ・ムービーでした。
そもそも神経衰弱な>>続きを読む
エズラ・ミラーが最高。友達できない主人公が、はみだしもの達と友情を育んでいくってだけでも見応えがあるが、その中の恋愛のイザコザと、セクシャリティと、主人公が抱えるトラウマと...って100分にしては盛>>続きを読む
ニッチェえのうえさん良い!!筧美和子ちゃんも適役。
わたしにも兄がいますし、お互いが小学生だった頃、大喧嘩の末、兄がマンションのベランダの手すりにまたがり(10階)「お前が嫌いすぎるから死んでやる!」>>続きを読む
1と同じような設定で、だけど違う角度で、同じくらい面白いってスゴイ。やっぱり若者を救っているっていうので2の方が泣いちゃう。まあそれもデロリスのニッて顔がめちゃくちゃ安心感与えてくれるから1ありき。あ>>続きを読む
わたしの好きなハンバーガー屋ベスト3
3位 三宿ファンゴ
いちばんパワフルで自由な時代に近所に住んでいて、朝起きて洗濯物ほして一人ファンゴのテラス席でブランチバーガー食べる休日が本当にだいすきだった>>続きを読む
立て続けに観た。vol.2はシャルロット・ゲンズブールのターンになり、正直ピチピチボディからの身体の弛みがみてらんないって感じだった。産後の設定だし...とは思いながらも、物語的にも枯れゆく一方だけど>>続きを読む
U-NEXTにて、ラース・フォン・トリアー作品が一挙大放出されました。ハウス・ジャック・ビルトを公開時劇場で観たら想像の何十倍も面白くって昨年末あたり?に再上映されたダンサーインザダークも観たいなあ観>>続きを読む
グミチョコと罪とか罰とかは公開時劇場で観たくらい贔屓目があるかもしれないが、おもしろかった!ケラ映画でいちばん好きかも。まずプラスチックスのオープニングからワックワクで、冒頭からフルスウィング笑っちゃ>>続きを読む
沙莉ちゃんのキャラは置いておいて、「ボクたちはみんな大人になれなかった」よりぜんぜんよかったな!!あれはやっぱり過去を美化しすぎているけれど、今回は男女おたがいが一緒にいたときに、たまたままだまだぜん>>続きを読む
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あ〜面白かった!!前作の「私の部屋では泣くな」ということばが、けっこう未だにじんわり残っていて、いつの間にか綺麗すぎる画角?なんかより哲学というより美学として監督のことばが妙にぶっ刺さるようになったの>>続きを読む
イカとクジラのが好きだな、もっというとマイヤーウィッツ家のほうが。共通してるのは、みっともない大人、今回は姉妹。しかもどちらもすぐ子供にペラペラ話すからこの家で人殺しでも起きるんじゃないかってくらいの>>続きを読む
ずっと観たかったやつ。新作みる前にみてみた。例のトランクは2016年にVolez, Voguez, Voyagez – Louis Vuitton展で生でみたやつ!ウェス・アンダーソンは初期の方がすき>>続きを読む
大好きなグレタ・ガーウィグ最新作です。なんとも評価というか感想がむずかしい。シンプルに面白いか否かでいうと、割とかたすかしで心踊らなかった。それはたぶん、ララランドを終始冷めた目でしか観れなかったほど>>続きを読む
久々ウディ・アレン。一時期家で映画観ると5分で寝てしまってそのまま見返せてないのいくつかあるのだけど、こちらもそうで、いつのまにかサブスク撤退?してるからレンタル屋利用して再鑑賞。
2012年公開、わ>>続きを読む
子どもの気持ちも大人の気持ちもわかるから皆だきしめたくなっちゃう。恋やお酒におぼれる大人より心にビリーをかっているビリーの方がよっぽど強いよね、子どもの強さを見れば見るほど大人でいることが情けないし、>>続きを読む
ボウイみたいな、人間離れした存在感を放つ人もう他にいないよね。AirPodsの使い方を知る。
わたしは自分が1番だ、というか自分のことだけでギリギリで精一杯。自分のことが大嫌いで本当死ぬほど大嫌いだけど、自分のことがたぶん可愛くて仕方がなくて、それゆえ自分の感情が第一になってしまうのも事実だと>>続きを読む
フィクションの中の誘拐ってどうしてこんなにワクワクするのかね。エッなにこっち見えてんの?!って床に這いつくばったり不気味な犯人像の不可解な指示に怯えたりして。それぞれが頭抱えて右往左往すんのがいちいち>>続きを読む
超〜〜〜〜〜〜〜よかった!!ボロッボロに泣いた。前半は言葉にできない感情をブリジッドの表情だけで語らせて、花火の夜を機に徐々に言語化されていく。たぶん誰も最初から立派な人間になりたい!とか目指していな>>続きを読む
以前とあるシネフィルの方と話す機会がたまたまあって、1番おすすめの映画だったか1番好きな映画だったかを聴いたとき、こちらをすすめられた。観る観るぜった〜い観る!と思ってからしばらく経ち、昨年のGWに神>>続きを読む
いつから日常と非日常の境目がなくなっちゃったんだっけ、漂う若者たち、故郷も大都市も楽園もきっとおんなじでさ、答えを先延ばしにしている彼らにぐっとこないわけないじゃん、ジョン・ルーリーがいちいち格好いい
トニー・レオンが履くブリーフのように、すべてがダサかわいい。このダサかわいさに、きっとわたし達はいつまでも憧れつづける。
訛っている哲学者の夫、上原謙にグルーピー生徒いないの変じゃない?めちゃ魅力的でしょう。この人たぶん悪い男じゃないと思えるあくび指南のシーンがすき。新珠三千代の儚美し顔にも見惚れちゃうが、団令子のスーパ>>続きを読む
わたしが観た映画の中で、マッドマックス以前/以後では大きく好みが変わっている。あれが2015年か、もう10年近く経ってバーフバリ激推し友人に「マッドマックスだと思って!」と連れられて観に行きました。は>>続きを読む
ボウイの哲学ムービー、それはこの宇宙に漂う一片のカオス!
2時間怒涛のボウイの音楽芸術人生観。20世紀の預言者ということで?なーんか古臭くてダサいコラージュと演出に映画として困惑しつつも、それぞれの時>>続きを読む
キャー!不恰好最高!!!!!
ああ爆弾が観たかったけど、いつのまにかU-NEXTから消えてた。令和を生きる女でもそういうの関係なく夏子最高って叫びたくなるシーンあるよ。のんきにのろまに生きたい、それが>>続きを読む