ゴーディさんの映画レビュー・感想・評価

ゴーディ

ゴーディ

クワイエット・プレイス 破られた沈黙(2021年製作の映画)

3.7

クワイエット・プレイス2作目。

DAY1から始まり前作の前日譚をしっかりと描いてくれてとても好印象。みんな気になってたと思うから。
今作はキリアン・マーフィ演じるエメットがいかに父親たるかと子供達の
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ミッシング(2024年製作の映画)

4.0

吉田恵輔監督・脚本最新作。

数年前に石原さとみが監督に直談判した事で実現した企画。
少しのバイオレンスと緊張と緩和を織り交ぜつつ露悪的な作品が多い吉田監督の特徴が表れすぎていた。
もう、、観ていてほ
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バレリーナ(2023年製作の映画)

3.6

Netflixオリジナル作品。
韓国産の復讐映画はやっぱり良質!
冒頭のアクションシーンからキレキレのチョン・ジョンソ。
Netflixオリジナル作品の「コール」でもとんでもなく強い印象を残していた彼
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コカイン・ベア(2023年製作の映画)

3.7

コカインを吸ったクマが襲ってくるB級映画。

タイトル通り!
それ以上でもそれ以下でもないけど終始コメディに振り切っていておもしろい!
個人的に救急隊のてんやわんやからのクマのチェイスシーンがとても良
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マーベルズ(2023年製作の映画)

3.7

MCUシリーズ最新作。

今までMCU作品はなるべく劇場で観ようと決めていたもののGotG3で自分の中では一段落ついてしまったが故に劇場鑑賞を逃していた。
結果的にはそこまでハマれず、、、
上映時間も
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名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)(2024年製作の映画)

3.9

劇場版名探偵コナンの27作品目。

今年もコナン祭り楽しめました!
冒頭から古風な音楽と殺陣の迫力に圧倒されてそのままラストまで駆け抜けていった。
しかも今回は登場人物が多くそんな人まで出てくるんかい
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名探偵コナン vs. 怪盗キッド(2024年製作の映画)

3.6

名探偵コナン最新作「100万ドルの五稜星」に向けて鑑賞。
今回はかなりサプライズがあるらしいのと青山剛昌ユニバースということで「まじっく快斗」も関係があるらしい、、
楽しみ!

名探偵コナン から紅の恋歌(2017年製作の映画)

3.7

劇場版名探偵コナンの21作品目。

「100万ドルの五稜星」に向けて復習。
個人的にそこまで物語に入り込めなかったけど冒頭とラストの大脱出劇はとても面白い。
そんな方法ありかよみたいな無理矢理展開だけ
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名探偵コナン 紺青の拳(2019年製作の映画)

3.8

劇場版名探偵コナンの23作品目。

シンガポールを舞台にしたアクション強め作品。
思いっきりアクション描写に振り切っているからこそ好き嫌いはあるだろうし違和感がある。正直当時劇場で見た時は唖然としてし
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名探偵コナン 世紀末の魔術師(1999年製作の映画)

3.9

劇場版名探偵コナンの3作目。

コナン映画の中で初めてキッドが出てくる作品。しかも平次も出てくるというお得感もあり。
やっぱり過去作は過去作でとっても面白い。人間関係の複雑さがなく見やすいというのもも
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バトル・インフェルノ(2019年製作の映画)

3.6

悪魔ホラーのB級作品。

意外と面白かった!
パチモンの悪魔除霊の配信をしてたら本当の悪魔に取り憑かれてしまって、、というストーリー。
怖いかと言われるとそうでもないけどラストの一気に話が飛躍する展開
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I am Sam アイ・アム・サム(2001年製作の映画)

4.0

ショーン・ペン主演の名作映画。

そりゃ泣きますよ、、
知的障害を持つ父親と娘の親子愛を描く感動作品でした。
至る所でうるうるしてしまうくらい全編優しい世界で愛に満ち溢れている。それが少しファンタジー
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名探偵コナン 迷宮の十字路(クロスロード)(2003年製作の映画)

4.0

劇場版名探偵コナン7作品目。

コナン映画の中では「ベイカー街の亡霊」が不動の一位だけどこの作品も好き。
京都が舞台で平次大活躍の今作ではバイクチェイスシーンがまさかのCG!
ここのシーンだけ圧倒的に
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線は、僕を描く(2022年製作の映画)

3.8

主人公が水墨画を通して"再生"する物語。

水墨画部の青春群像劇かと思ったら全くそんな事なかった。
"喪失"という誰にでも経験があるもしくは起こり得る出来事に対して何を思いどのように向き合うか。
この
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スターシップ・トゥルーパーズ(1997年製作の映画)

3.9

ポール・ヴァーホーヴェン監督作品。

SF超大作「ロボコップ」で有名な監督だけどこれもめちゃくちゃ面白い。
全部が清々しい!
恋愛模様も人間の生死とかもみんな切り替えが早すぎてスッキリしてる。
大切な
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.5

ドゥニ・ヴィルヌーブ版DUNEニ作目。

初のIMAXレーザーにて鑑賞!!
とにかく非現実な劇場体験ができてとても楽しめた。
こんなにもスクリーンが大きくて音響が凄いとは、、もう普通の映画館では観れな
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.8

ドゥニ・ヴィルヌーブ版DUNE一作目。

シャラメがイケメンすぎる、、
その感想がまず第一に沸いてくるくらいシャラメと大砂漠との融合が最高。
ストーリーとしては一作目という事もありしっかりと大風呂敷を
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.0

クリストファー・ノーラン監督最新作。

純粋に恐怖、、怖い作品。
日本人だからこそ原爆の威力と悲惨さを知っているが故に全くただの伝記映画とは思えない。特に原爆の実践をするシーンは目を伏せたくなるほど怖
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インセプション(2010年製作の映画)

3.9

クリストファー・ノーラン監督作品。

やっぱり面白い、、
人間が一番無防備な夢の中に入り込むという設定でもう最高!そしてそれを映像化してしまうノーラン監督の技量に脱帽。
少しわかりにくいけどそれはもう
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アレックス(2002年製作の映画)

3.8

ギャスパー・ノエ監督作品。

さすがの独創性と映像力。
ここまでカメラワークと映像表現にこだわっている監督もなかなかいないと思う。
内容はとても胸糞悪くて正直観ていて辛いけどやっぱり面白いと思わせてく
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

4.1

パルム・ドール受賞作品。

すごく面白かった、、
冒頭から不吉で不可解なピアノの伴奏。どこか不協和音で点と点が繋がっていない感覚に陥る始まりにまず惹かれた。

人間の本質がいかに矛盾に溢れていて説明な
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もっと超越した所へ。(2022年製作の映画)

3.5

ある種のどんでん返し映画。

中盤まではすごい面白くてめちゃくちゃ爆笑したけどラストの展開で完全に置いていかれました、、なんだったんだあれは、、
最初からタイトルどういう意味なんだろうという漠然とした
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

3.8

初のウェス・アンダーソン監督作品。

すごい独創的な雰囲気の中で紡がれる物語がとても居心地が良い。
コメディかと思いきやサスペンス要素もあり急に脱獄モノになっていったりといろんな要素が丁寧に混ざり合っ
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少女は卒業しない(2023年製作の映画)

3.9

朝井リョウ原作映画。

終始エモい、、
卒業を控える4人の視点からそれぞれの決断と進む道を提示していく物語。
さすが朝井リョウ原作ということで青春のリアルを映しだす解像度が高い。同じような経験をした訳
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殺されたミンジュ(2014年製作の映画)

3.3

キム・ギドク監督作品。

みんな大好きマブリーがまだ有名になる前の映画。マブリーの垢抜けてない感がすごい。
正直物語に起伏がないから冗長に感じる。もっと復讐心に感情移入できるようなシーンがあればなと思
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マザー!(2017年製作の映画)

3.7

ダーレン・アロノフスキー監督作品。

悪夢みたいな映画。
来客がいる時の絶妙に嫌な感じがひしひしと伝わる。そしてラストのまさに地獄絵図。
この映画を巡って賛否両論になる理由もわかる。絶対人におすすめで
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マイ・エレメント(2023年製作の映画)

3.8

ディズニー&ピクサーが手掛ける王道アニメーション映画。

もう王道なこれぞディズニーっていう作品。
テーマもド直球で世の中に溢れる人種や性別の違いをエレメントとして表現している。
もちろん王道なんだけ
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MONOS 猿と呼ばれし者たち(2019年製作の映画)

3.8

ある山奥でアメリカ人の人質を見張る「モノス」と呼ばれる少年兵たち。

映像がとにかく強い!
どんなロケーションをしたらこんな映像が撮れるんだろうと思うくらいすごい。
特に説明的なシーンもなく淡々と進む
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アザーズ(2001年製作の映画)

4.0

ニコール・キッドマン主演×トム・クルーズ製作総指揮の作品。

面白すぎた、、、
単なる家ホラーものだと思っていたけど個人的に好みなどんでん返し映画だった。
いくつかの不可解なセリフや行動がラストにしっ
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スカイハンガー(2020年製作の映画)

3.0

キプロス産のB級映画。

設定は面白いけど可もなく不可もなくっていう感じ。ラストに流れるエンディングが思いの外ウェットな曲なのは驚き。
ただ主人公の妹役の子がめちゃくちゃ魅力的だったからそれが唯一の救
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遊星からの物体X ファーストコンタクト(2011年製作の映画)

3.6

遊星からの物体Xの前日譚。

もちろんジョン・カーペンターのオリジナル作品の方が面白いけど造形の多様性はとても面白い。
ただ最後の方冗長に感じてしまったので途中まではかなりワクワクできた!

ダムゼル/運命を拓きし者(2024年製作の映画)

3.8

ミリー・ボビー・ブラウン主演作。

普通に面白い!
特に目新しいストーリーとかはないけど頭空っぽで楽しめる良作。
ドラゴンと大剣とミリボビの絵面が最強すぎる。それだけで一見の価値あり!

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.8

アリ・アスター監督最新作。

いや、難すぎるわ!
終始何を観せられているのか理解できないまま物語がよくわからない方向へと進んでいく。そしてよくわからないまま終演。
約3時間の大作にしては絵力が強くて魅
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SISU/シス 不死身の男(2022年製作の映画)

3.7

不死身な漢vs戦車隊の闘い。
それはさすがにやりすぎじゃと思う所は沢山あるけどここまで不死身でくたばらない所を見ると逆に清々しい。
飛行機のシーン面白すぎる!

ブラック・フォン(2022年製作の映画)

3.6

ブラムハウス製作のホラー映画。
さすがのブラムハウスだからつまらないわけがない。前半少し冗長に感じたけどそんな事気にならないくらい後半面白くなってきた。
まさか黒電話が最強の武器になるとは、、

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.7

合唱部部長とヤクザの青春物語。

聡実と狂児の友人ではないが全くの他人でもないという関係性がとても心地よく邦画の良い空気感が伝わってくる。
映画史に残る大傑作っていう感じではないけれど終始笑えて最後に
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