正直期待をしていなかったけれど、さすがではあった。伝記ものにもかかわらずノーランらしい時系列の並び替えが遺憾無く発揮されていて、3時間あっても飽きずに見れる。最後に向かってどんどんと絡み合っていくスト>>続きを読む
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タイムトラベルものだが、やはり海外作品らしく能力に明確な制約がないのが気になった。一応、能力を使える範囲というのは次第に限られてはいくのだが、どうにも「誰々に会えなくなる」という心情的な問題に起因する>>続きを読む
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・1回目 3/24
・2回目 4/21
映画体験としては今年最高になるといっても過言ではないかもしれない。浅野いにお作品はいつの日か「マンガワン」で全話無料公開期間されていた『おやすみプンプン』くらい>>続きを読む
ジミー・クリフ歌うますぎる。劇場で予告編を見て初めて存在を知って、ちょっとだけ予習して映画見たのだけれど、むしろ見終わってからの方がどハマりしてる。
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過去作3作に比べるとショットや色彩は好みに。特に最初のショットはバリかっこいい。展開もよく練られていて、中盤からの切り返しは面白かった。
が、これは劇場で見る映画なんだろうなと感じた。個人的にはならず>>続きを読む
古典的名作だけれど、古さを感じずに見ることができた。また小難しかったり、恐ろしかったりするかもと身構えていたものの、特にそんなことはなく、コメディとして楽しめた。この映画はもちろん風刺なのだけれど、な>>続きを読む
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まんまと予告のミスリードにやられてミステリだと思って見に行ったら、法廷劇だったわけだけれど、とはいえ正直な話「で?」となってしまった。推定無罪の話(証拠がないから無罪だけどよくよく考えてみると真実分か>>続きを読む
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持てるものの側にいるくせに、自分のエゴで子どもたちの機会を奪う父親にイライラしてまともに見れず。どの親もそういう側面があるのだという相対化なんだろうけれど、にしても......。
かなり冷笑的なので、現代的な観点から考えればかわいそうな展開ではあるが、素直におもしろくもあった。パフォーマンスがすごすぎる。本当に過去の俳優って芸達者というか、これこそエンターテイナーだよなあと実感>>続きを読む
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見終わった後は「なるほど」というくらいの感じだったが、レビューを見つつ徐々にこの映画が「ヒロインになれなかった女性の話」だと分かると、見方が大分変わってきた。良くも悪くもドラマが起きない人生というのは>>続きを読む
そこそこ長くて重そうというのがあり、なかなか見れてなかったのだけれど、見てみたらよかった。恋愛描写についてはずっとうーん......という感じになるなどツッコミどころはあったけれど、ストーリーとしては>>続きを読む
女性のバディロードムービーの名作ということで、ちょっとハードルが上がりすぎた感があるかも(ロードムービーとしては依然としてイージーライダーが一番)。とはいえ、非日常へのアクセルの踏み方はリアルで、そこ>>続きを読む
スペイン内戦について全然詳しくない状態で見てしまったので、何が何だかさっぱり分からず。ただショットはずっと美しかった。
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実写化としての評判がすこぶるよかったので見に行ったけど、鑑賞後に原作を見たら、映画で違和感覚えた部分は映画オリジナルだったので、ちょっとうーん......となってしまった。やっぱりさとみくんが本番に行>>続きを読む
本当に終始「何見させられてるん?」って感じ。面白いのか面白くないのかはもう正直分からん。ただ、長いのに飽きずには見られたけど。
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フィルムカメラなのかな?
なんだか和製A24味のような「これやっておけばいいでしょ」感のあるエモさを覚えてしまい、うまく乗れなかった。
また、生きづらさを抱えている人には非常に胸に沁みる映画だろうと思>>続きを読む
見る前はオシャレふわふわ女子御用達みたいなイメージがあったものの、Film Analysisに批評が掲載されていたのもあり、しっかりと作り込まれていてよかった。あんまりこういうことはないんだけれども、>>続きを読む
正直アメリカン・ユートピアはそこまでハマってはいなかったのだけど、これはハンパなくあがった。さすがライブ映画の金字塔。Take Me to the Riverとかマジで「ライブってこれだよなあ!!!」>>続きを読む
コメントを書きあぐねている間に一平が映画を超えてしまった。
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今敏作品としては最後の鑑賞だったが、これが一番好きかもしれない。
うまく感想はまとまらずだけれど、想像というものの華やかさと、演技という行為の力強さを感じた。
思えば僕らだって実は日々何かを演じている>>続きを読む
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90分中80分共感性羞恥が続くような、とんでも映画だった(もちろんいい意味で)。
映画とか漫画とか見てると「それやっちゃダメだよ......? やばいやばい、あーやっちゃった......」的な展開が稀>>続きを読む
個人的にA24は「これやっておけばいいでしょ」感が鼻につくことがあるので警戒して見てしまうのだけれど、ファースト・カウは冒頭のシーンからショットに引き込まれた。
見る前には西部劇の時代にクッキーで一攫>>続きを読む
ヴィヴィッドでショッキングな色使いや、魚眼レンズなどを利用したユニークな構図、不協和音からなる不思議なBGMどれを取っても抜群の演出であった。
プロットも目を離せない目まぐるしい展開が続き、エンタメ性>>続きを読む
「PERFECT DAYS」がよすぎたのでその余韻ですぐに鑑賞。が、なかなかハマれず......。どうにも主人公2人の身勝手さが受け入れられず、自己陶酔的な世界観に疎外された感覚になってしまった。
このレビューはネタバレを含みます
・1回目 1/21
・2回目3/14
流石にとんでもないものを見たという感じだった。役所広司と三浦友和の影踏みから、最後の涙までのクライマックスを目にしたときの美しさは筆舌に尽くしがたい。
平山は生活>>続きを読む
原作が好きだったのでワクワクして見に行ったら、結構許容しがたい改変が多く、かなり残念な気持ち......。
書ききれない+お目汚しになるので詳細はnoteに書きました(ネタバレありです)。
http>>続きを読む
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タランティーノ作品は「ヘイトフル8」しか見たことないという変な遍歴のまま、リマスター版を劇場で鑑賞。正直、「ヘイトフル8」はハマっていなかった(ミステリとして紹介されていたので謎解きメインで見てしまっ>>続きを読む
世界の黒澤、初鑑賞。
最初は三船敏郎の役が本人の高貴さとちぐはぐであまりハマっていないように感じたり、京マチ子の演技がわざとらしく感じたりしたが、終盤それがあえての演出であったと思い知らされた。
ある>>続きを読む
アキ・カウリスマキ!という感じだった。構図や配色はずっと美しく、非常に静かな展開が続くのだけれど、見ていて飽きない。
レビューでは幸せな気分になったというものも見られるけれど、個人的には厳しい現実とそ>>続きを読む
初の北野映画を劇場で見るという非常に贅沢な体験をした。ヴァイオレント映画自体ほとんど見ておらず、タランティーノの「ヘイトフル8」は全然合わなかったりしたので、北野映画はどうかなーと思っていたが杞憂でよ>>続きを読む
「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」に次いで、スコセッシ作品としては2本目の鑑賞。「JOKER」を見て以来、オマージュ元としてずっと見なければと思っていたものがようやく見れた。ただ、カッコウじゃない>>続きを読む
⚠️注意⚠️
マジでこの作品について何も知らないという幸運な人はレビューもあらすじも何も見ず、今すぐ引き返して本編を見てください......!
絶対にそっちの方が楽しいよ!!!>>続きを読む