かつて技巧派の俳優を「性格俳優」ともてはやしたが、伊藤万理華さんはさしづめ「人格俳優」。
役そのものを生きて演じる。
未来の驚きは伊藤万理華の驚き、未来の落胆は伊藤万理華の落胆。始まりは伊藤万理華>>続きを読む
まず、キャスティングが素晴らしい。濱田岳のろくちゃんを筆頭に、又吉直樹のリッチマン、藤井隆の島さん、ワイフ役のLiLiCoに至っては黒澤版で同役を演じた丹下キヨ子がAIで蘇ったと見まごうばかりの完成度>>続きを読む
自分はいわゆるLGBTに対する理解が低いことを自覚しているストレートな人間ですが、全話を通して視聴し、途中自分でも驚くくらい共感し泣けてしまった。大傑作です。
自分はストレートとは言ったものの、性嗜>>続きを読む
各話感想です。
第3話。
めっちゃイイ。
恥ずかしくなるくらいイイ。
話のそこかしこに「サマーフィルムにのって」で花開く青春の蕾が散りばめられていた。同郷である脚本の三浦直之さんが思い描いた夏を瞬間>>続きを読む
主演:伊藤万理華×監督:松本壮史×脚本:三浦直之の「サマーフィルムにのって」チームの単発ドラマ。松本監督と三浦さんのインタビューによれば「サマーフィルム〜」の企画が決まってから、いわば伊藤万理華さんの>>続きを読む
主人公くるみは、幼馴染のかえでと共に気ままにワゴンを走らせて地産地消なサンドイッチを作るちょっとおせっかいな女の子。
ふにゃふにゃしてて、風来坊のくるみが美味し物を見つける時と食べる時だけシャッキリ>>続きを読む
2話「ハニートースト」
伊藤万理華さんの演技が見たくて視聴。
伊藤万理華さんの演技の素晴らしさというのは登場時の「姿勢・立ち姿」で演ずる人物像の多くを語れてしまう身体性だと思っているのだけれど(クラ>>続きを読む
録画していた「スローな武士にしてくれ」を見た。いかん!いかんよ!どうしてこういう作品を映画として撮れないんだ!どうして映画にしないんだ!最高だった!
このままでもいいから映画館で上映して欲しい。
お>>続きを読む
第4話での高村美園(伊藤万理華演ずるとかではなく、画面中に存在するのは高村美園でしかないところが空恐ろしい)の「好きの違いがわからない」という気持ちのあまりの純度の高さ。自分の「好き」という気持ちに時>>続きを読む