scarecrowさんの映画レビュー・感想・評価

scarecrow

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白い沈黙(2014年製作の映画)

3.0

やっぱり観たことあったなあ、惜しい作品。
設定とかはいいのに、複数の時間軸での下手な編集や端折ったかのような展開で面白さも半減。両親、警官、犯人と三つのグループの話もそれぞれ薄いんだよな。もったいない
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偽りなき者(2012年製作の映画)

4.0

やっぱり観たことあったなあ…良い作品。
大衆というのはいかに流されやすいかを描いた作品。それが子供のちょっとしたウソでも。
裁判にもならずに警察から釈放された時点で解放されなければならないのに一度つい
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マッドマックス:フュリオサ(2024年製作の映画)

3.0

どうしても前作と比較してしまうけど、痺れるシーンがほとんどなかったかな。前作にあった熱さもそれほど感じられない。フュリオサが砂漠の丘をバイクで登ったカットは良かった。
監督も弱気になっていたから、エン
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裁かれるは善人のみ(2014年製作の映画)

4.0

地方政権の腐敗っぷりをロシアの厳しい風景とともに描いた作品。そこに愛憎劇を加えて絶望を見せつけて打ちのめされる…いつの世も腐敗は蔓延り、弱者はなす術もないのか…ロシアの風景はこの厳しい内容に合うし、音>>続きを読む

アンブッシュ(2021年製作の映画)

1.0

ビックリしたな、こんなUAEプロパガンダムービーだなんて…しかもフランス人のピエールモレルがこんな映画を撮ってしまうなんて、世も末だな。いくらもらったんだろう。お金に目がくらんで魂を売ってしまったか…>>続きを読む

コンクリート・ユートピア(2021年製作の映画)

2.5

チープな正義感トークは下らな過ぎ。しまいには覚悟もなく逃げ出す始末で、混乱だけ招いて1番タチが悪い。ラストも同じで安っぽい。
使い古しの展開で、韓国映画にはもっと飛び抜けた内容を期待したい…

NOCEBO/ノセボ(2022年製作の映画)

3.5

ビバリウムと比較すると、割と普通の映画になってしまった感じで残念。ビバリウムの少しぶっ飛んだ感じの方が好みだったな。
内容はありがちな過剰な消費社会への警鐘。まあ、そのためにフィリピンの得体の知れない
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ヒート・オブ・シティ 現金強奪(2023年製作の映画)

2.5

あれだけ殺しておいてねぇ…何よりもキャラクターに一切の魅力なし

ANIARA アニアーラ(2018年製作の映画)

3.5

SF好きにはたまらない映画。もうちょい歳をとった感じを出した方が、もっと絶望感を出せて良かったかも。まさに諸行無常の響きあり…

悪霊館(2018年製作の映画)

2.0

素人が作ったような作品で編集もかなり変。どこまでが実際の話なんだろう…

複製された男(2013年製作の映画)

3.5

予備知識なしだったので、タイトルからSFかと思いきやサスペンスという驚きと、やはり衝撃のラスト…ドュニいわく蜘蛛は男の潜在意識と性の象徴とか、なんとなく、まあでもよく分からんな…
折角事故で葬り去った
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最後にして最初の人類(2020年製作の映画)

2.0

センスある邦題。
内容はオーディオブック的な感じ。小説読んだ方が面白いだろうな。

いま、殺りにゆきます(2012年製作の映画)

2.0

テレビドラマのレベルかな。平山夢明原作で、良い作品ってないな。

友情にSOS(2022年製作の映画)

4.0

掘り出し物。
プライムオリジナルなので、認知度低いのが残念過ぎる。ブラックコメディだけど、それだけで終わらせずに、終盤に向けてシリアスな展開に持って行くバランスが素晴らしい。
クソみたいな邦題がホント
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胸騒ぎ(2022年製作の映画)

3.0

期待しすぎたかなあ。エンディングに向けて、どうなるのか期待して観ていくんだけど、親とはそんなもんなのかとなってしまう展開は残念。
だけど、そもそも選択を間違い続ける親の罪や無力さを見せようとしているの
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ブレスレット 鏡の中の私(2019年製作の映画)

3.0

色々な伏線は張りつつも回収はしない展開で観る人に任せるフランスの法廷劇。落下の解剖学もそうだったけど、フランスの法廷は自由度が高いなあ。ちょっといいかしら、くらいな感じで発言するし、不思議な感じ。ただ>>続きを読む

ザ・ヴォイド 変異世界(2016年製作の映画)

3.0

途中で2回目と気づく…
明らかにサイレントヒルからアイデアをパクってるなあ。好みではある…

ユージュアル・ネイバー/マッド・マザー 生贄の少年(2013年製作の映画)

2.5

こんなに編集が下手な映画もレアだなあ。さらに穴だらけの脚本が、観ている人に言わなくても分かってるよな、と訴えてるような感じ。

またヴィンセントは襲われる(2023年製作の映画)

2.5

基本的には28日後と展開と同じだけど、ダニーボイルの演出には及ばない。
一般社会でも起こる突然の暴力を表現したかったんだろうけど、逆に基準が曖昧になって緊張感がなくなってしまった。設定も甘いのでなおさ
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父、帰る(2003年製作の映画)

3.5

細かい説明は省いていて、回収しない伏線も多いので好き嫌いが分かれそう。
基本は父親との邂逅ロードムービーかな。まあ昔の父親像、さらにロシアとなればあんなもんなのかな…
父親に色々と謎が多く、弟の破茶滅
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インシディアス 赤い扉(2023年製作の映画)

2.5

ダルトン大きくなったなあ。ただネタが尽きたのか、同じ展開で退屈でしかない内容は残念…

go(1999年製作の映画)

3.5

パルプフィクションの二番煎じ感は否めないけど、キャラクターは魅力あるし、コメディ展開も面白い。もうちょいクリスマスの雰囲気を出しても良かったなあ。

ザ・シェフ 悪魔のレシピ(2016年製作の映画)

2.5

主役の顔と演技が厳しいと、この手の映画は盛り上がりに欠けてしまうな…

人間の境界(2023年製作の映画)

4.0

難民問題というより、結局戦争なんだと再認識。中東への差別意識などが入ってさらに問題を複雑にしている状況が良くわかる作品。
厳しい現実を突きつけられるけど、難民たちを救おうとする活動家達を希望とか安直に
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判決、ふたつの希望(2017年製作の映画)

3.5

寝落ちして再度鑑賞…
日本人の感覚では理解が難しい部分があるけど、こんなラストのように実際のパレスチナ問題が解決するはずもなく、なんか感傷的になるのも違うかな…

ジャンパー(2008年製作の映画)

3.0

何気に3回目くらい…
しようもない話だけど、誰もが考える、こんなことができたらなぁを見せてくれて楽しい。バカなのが残念だけど…

機動警察パトレイバー2 the Movie(1993年製作の映画)

3.5

もはやパトレイバーである必要がない作品。押井が好きなようにやりたいのであれば自分のオリジナルでやればいいのに。まあ、そうするとつまらなくて観ないんですけどね…

さざなみ(2015年製作の映画)

4.0

珍しく原題に負けないセンスある邦題。
夫の若いままの昔の女への嫉妬、葛藤、敗北感をシャーロットランプリングが見事に演じている。もはや顔芸の域。それにしても45年目の裏切りは厳しいだろうな…それも行為よ
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クワイエット・ボーイ(2015年製作の映画)

3.0

鬼畜っぷりが凄いな…ただ、子供が犬を殺しといて正常なわけないんだよなあ。

愛、アムール(2012年製作の映画)

4.0

久しぶりにハネケ作品が観たくなって2回目の愛、アムール。
多分ハネケ作品の中では1番まともな内容。平和な日常を突然失って、徐々に追い詰められていく様子を夫と妻、人間としてのそれぞれの立場からリアルに描
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クロノス(1992年製作の映画)

3.0

初期作品からロンパールマンが出てきるとは…
デルトロらしさもあるけど、まだまだ荒削りで単純な展開が続く。

サウルの息子(2015年製作の映画)

4.0

やはり観ていたかと2回目。現実から逃避するサウルの息子埋葬劇。
圧倒的なリアリズムと撮影がすべて。全編を通してサウルだけにフォーカス、ほかは全てボカして、サウルの極限下での心理状態を表現。撮影大変だっ
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