志麻凛さんの映画レビュー・感想・評価

志麻凛

志麻凛

勝利への脱出(1980年製作の映画)

3.4

今年、『プリズン・ブレイク』を見返したばっかりで、そのフォックスリバー刑務所と比べて、本作のゲンズドルフ捕虜収容所の緩さに腰を抜かした私。且つ、脱獄をゲームの如く行われている状況には、目が点に。

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ラストスタンド(2013年製作の映画)

3.8

シュワちゃん作品に、こんな名作があったとは。『バトルランナー』や『イレイザー』、『トータル・リコール』などのアクションものが好きな筈なのに、抜けてた本作。『ターミネーター』も勿論好きです!!

本作は
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デイ・アフター・トゥモロー(2004年製作の映画)

3.5

静の『デイアフタートゥモロー』、動の『2012』な、エメリッヒ監督のディザスター映画。

個人的に、寒い冬には『ボルケーノ』を、暑い夏には今作を見たい性でございます。今日この頃、冷やし中華や冷やし坦々
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刑事ジョー/ママにお手あげ(1992年製作の映画)

3.3

買物しようと街まで出かけたが
密輸銃を買って 愉快なお母さん
皆が笑ってる 小犬も笑ってる
ルルルルル 今日もいい天気

サザエさんのように恐れ知らずのお母さんと、そんな彼女に過保護に扱われる、刑事ジ
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FALL/フォール(2022年製作の映画)

3.8

最近話題の本作。公開日に見に行った時の感想を綴ります。

これは、劇場で見て正解の作品。『クワイエット・プレイス』のような静寂さ、ディズニーシーにある『ソワリン』のような浮遊感を見てる時に持ち合わせ、
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ケープ・フィアー(1991年製作の映画)

3.6

デニーロの狂気、不気味、おぞましさの三拍子が堪能出来る、1人の男と彼が逆恨みする3人家族で展開された、勧善懲悪の在り方を考えさせられる、スリラー作品。

子供にどこか夢中になるデニーロこと、マックスの
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ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉(2024年製作の映画)

4.2

プリズム(走りたい衝動)に目を輝かせ、自身の新たな姿(新時代)の扉を開く、ウマ娘達の物語

3期は何だったんだ、と思う程のRTTTの良さを継承した本作。3期は、史実としては興味深いが、スポ根アニメとし
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マッドマックス:フュリオサ(2024年製作の映画)

3.7

コナンの映画レビュー上げてから、またFilmarksを離れてしまっていた私。ウォーボーイズのような積極性、銀のスプレーを口周りにかける勢いが、最近損ないがち。

そんなわけで、怒りのデスロード前日譚の
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名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)(2024年製作の映画)

4.1

新一と蘭「ビッグ・ベン」
海斗と青子「思い出の時計台」
と、幼馴染が相思相愛に色褪せず、思いを傷付けずに残る時計台の存在。それでは、平次と和葉は???


新年度で忙しく、中々Filmarksに手を付
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この素晴らしい世界に祝福を!紅伝説(2018年製作の映画)

3.6

3期が、今期に放送されるということで、再鑑賞!4月10日(水)、23:30が本当に楽しみです!

ちなみに、24:00に戦国妖狐の2クール目、25:00にデート・ア・ライブの5期、25:25に時光代理
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千年女優(2001年製作の映画)

4.0

新年度に入り、何かを追いかける節目として相応しい4月の始め。それにピッタリな、本作を鑑賞。

「若さと老い」が、「月の満ち欠け」で象徴してるのは、鍵の君曰く、“14日の月の方が好き”に示唆されてるのは
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.9

「この世界の片隅に」で、原爆が投下された刹那をアニメながら描かれているからこそ、日本人である私が見るべきだと思い、IMAXで見ました。

原爆とは何か…それ以前に、科学が私たちに与えるものはどういった
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エンド・オブ・ホワイトハウス(2013年製作の映画)

3.6

「ホワイトハウスダウン」と同じく、2013年に公開された「エンドオブホワイトハウス」。年に2回も陥落させられる、ホワイトハウスは気の毒です。年は違うけれど、「シャークネード」で、鮫さえも降ってきますか>>続きを読む

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

3.8

非日常と隣合わせで、危険な分子に常に脅かされてる地球を描く、まさにクソやばい!作品。

今作の原画としても参加した、原作者の浅野いにお先生の独特な世界線に、非日常禍の女子高生達を描いた「ハイスクール・
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アナコンダ(1997年製作の映画)

2.7

アレはなんだ!アナコンダ! どこにいる?クロコダイル! っていう、前「アナコンダ2」と「ブラックウォーター」が放送される前、午後ローで流れていたCMが脳裏にこびりついている所存です。

本作の印象とし
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マーシャル・ロー(1998年製作の映画)

3.5

視聴中、ブルース・ウィリスが敵役を務める作品、前見たけどなんだっけなぁ。と、何度も考えてましたが、感想を書く前に「ジャッカル」だったことを思い出し、1人納得しました。

まぁ、そういう風に、1人で考え
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ラブライブ!The School Idol Movie(2015年製作の映画)

3.8

秋葉原を地に、スクールアイドルがこれからも拡がっていく願いを馳せた、μ'sの完結編。

ゆえに、無印以降、「ラブライブ サンシャイン」や「虹ヶ咲スクールアイドル同好会」、「ラブライブ スーパースター」
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変な家(2024年製作の映画)

2.8

いきなり、レザーフェイス要素出てきて、心の中で大爆笑作品。現に、「悪魔のいけにえ」に出てくる、レザーフェイスが住み着く家自体、変な家っすから。そして、久々の #物件シリーズ 作品です

ちなみに、原作
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

3.7

IMAXで見た私の勝利。そして、前作で人を殺す経験をしたポールが、実力行使を原動力に、覇道を磨き、MAXの力で白星を勝ち取っていく物語。

本当に、IMAXで見て大正解で大成功の作品。万国共通に、重低
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.6

「映画ラブライブ」の4DX上映に向け、1期と2期を復習している時に、DUNEも見返さなきゃ!と思い立ったので視聴。ちなみに、「変な家」は記事も動画も小説も履修済みなので、問題Nothingです!>>続きを読む

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.1

アカデミー賞視覚効果賞の受賞記念! 昨年、公開当日に見に行った時の感想をあげます。

Filmarksにて、ゴジラ映画を数多レビューしてませんが、実はゴジラが好きなもので、公開日を今か今かと待ち望んで
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エイリアン(1979年製作の映画)

3.7

VSジョーズでも、VSプレデターでも、VSアバターでも、VS忍者でもない、正真正銘(?)のエイリアン作品!

まず、緊迫感が爆誕し、そこから疑心暗鬼といった感情が、生存者の心へ寄生していくさまは見て
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

4.0

久しぶりです、志麻凛です!
学業の方を優先しており、アニメは見ていたのですが、映画を見る機会が著しく減ってしまったので、Filmarksからも離れてしまった所存です。しかしながら、映画は定期的に見てた
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かがみの孤城(2022年製作の映画)

3.7

それぞれが持つ願いは果たして、未来の自分を虚像として映すか、或いは実像として映すか。その自然と湧き出る問いに葛藤し、紆余曲折を経る7人の中学生の物語。

つい先日の夕方、ふとテレビをつけたら辻村さんが
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劇場版 花咲くいろは HOME SWEET HOME(2013年製作の映画)

3.8

アニメ、全26話を見終えた勢いで今作を視聴。って言っても、アニメ自体は千葉テレさんのほうでやっていた再放送で毎週、じっくり見ていました。そして、花咲くいろはを終わらせたくない気持ちを2週間持ちながらも>>続きを読む

フォーエバー・パージ(2021年製作の映画)

3.4

劇場で見る機会を逃した、ブラムハウス配給のパージシリーズ5作目。12時間限定のパージ法が無限に続くようになったアメリカ合衆国で、どう民は行動するのか。

4作目のエクスペリメントで、離れ島を舞台にパー
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MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

3.5

同じ顔の男と聞いて、以前に世にも奇妙な物語であった「夢男」を彷彿させたが、それとは違ったベクトルの奇妙さやら不気味さが滲み出ていた、A24の新感覚ホラー。

率直な感想以前に、全体的に筆舌に尽くし難い
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サメデター(2021年製作の映画)

2.2

”サメ燃料”と言う単語で「シン・ジョーズ」を彷彿させたけど、良く考えればあれは核兵器よりやったと思い出した本作。アマプラで本日より配信と言事で鑑賞しました!そして久しぶりの感想。「正義のゆくえ」とか「>>続きを読む

ザ・メニュー(2022年製作の映画)

3.8

孤独のグルメに異世界食堂、南極料理人、美味しんぼ等、料理系の作品が好きな私が入店した今作。前情報をあまり入れずに見たのでストーリー冒頭、「9人の翻訳家」的作品と思って世界観に没入しました。

率直な感
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ミスト(2007年製作の映画)

3.7

12日ぶりの投稿で、感想の書き方を忘れてる志麻凛です。久々に平日で映画を見れるだけの余裕が生じたので、今作を視聴しました。

ざっくり概要を説明すると、霧で視界が不自由になるが如く、パニックで目の前が
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マリオネット・ゲーム(2007年製作の映画)

3.3

信頼と精神力、そして極限まで走り続ける根気を試される夫婦を描く作品。目の前...手の届く範囲にいる犯人が課す要求の数々、果たして犯人の真の目的は如何に..?

映画にベビーシッター的存在が現れると、ど
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アメリカン・アサシン(2017年製作の映画)

3.3

学業の方が少し忙しく、ここ数日の間に映画を一切見れてませんでした。そんな期間が空いてでの一発目はこの作品。「メイズランナー」シリーズのトーマス役を務めたディラン・オブライエン、そして「バットマン」のジ>>続きを読む

スネーク・フライト(2006年製作の映画)

3.2

S vs S!!勝つのはどっちだ作品。サミュエル・L・ジャクソンとスネークたちの攻防戦が、旅客機の中で繰り広げられる。あなたは、どっちのSが軍配をあげると思いますか。ちな、サミュエルは過去にもう一つの>>続きを読む

ザ・トゥルー・コスト ファストファッション 真の代償(2015年製作の映画)

3.6

常日頃、「Can Cam」や「an・an」などの雑誌や著名人のインスタグラムなどで盛り上がるファッション業界。東京ガールズコレクションやパリコレと言った、きらびやかに表に出ているものの裏に隠れる、時に>>続きを読む

容疑者Xの献身(2008年製作の映画)

4.0

昨日、10月12日が私の誕生日でしたが、用事があり映画が鑑賞できなかったため、一日遅れのプレゼントとして今作を視聴。「禁断の魔術」を視聴してから私のガリレオ欲が過熱して、ドラマの方も全話でないけど見た>>続きを読む

エイリアンVSジョーズ(2020年製作の映画)

2.1

アバターにプレデター、エクソシスト、忍者と戦ってきたエイリアンが今回戦うのはサメだ! 邦題を直訳すると「宇宙人 対 顎」となって、顎を気にするエイリアンが主人公の映画みたくなって実に面白...滑稽だ。>>続きを読む