映画を観て、やっぱり歌が良い・レゲエ格好良いとかいうことよりも、
ラスタファリ運動の伝道者としての面を特に印象強く感じた。
度し難いな。
可笑しいぐらいの居心地の悪さがあって、
ただ、今少し無理筋な場面がなかったらより良かったかも。
シリーズがあったのか。
未来設定にしては90年代後半から2000年代前半的な懐かしさを覚える美術だと感じたのはどうやら正解だったようで。
でも製作者とシリーズの愛好家たちにはこれでないとね。
やっと映>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
映像は素晴らしい。
ただ、それぞれの種族が折り合えないという題目を代々繰り返している。
今回はプロキシマスが悪なのだとしたら、
そういう悪を生まないための知恵を描いてほしい、ヒトではない「知的生物」な>>続きを読む
可逆的進行で惑わす。
ただ時間軸に直せば、内容としてはそこまで意外な話じゃない。
ここ日本の報道で目にしたことのある映像が多々あったが、それらはこの取材記録から伝わってきたものだったのか。
ただこれ以上に無残な話もきく。
あの病院や地下室に身を寄せていた人々は今どうしているのだろう>>続きを読む
とても楽しみにしていたので感激です。
想像するよりも凝っていて新鮮でした。特に感動したのが、四階にも喫茶売店ができたことです。もう三階まで走らなくて済む。
思い切ったテアトル新装に感謝します。
ちなみ>>続きを読む
コングのめざましい活躍もこのへんで、
そろそろゴジラ対ヘドラが観たいかな。
そしてモスラの一声でヘドラも同志で良いじゃない。
このレビューはネタバレを含みます
コーラボトルの逆さ直線移動に驚いた。投げた本人も驚いたはず。
角度と力加減が絶妙だったんでしょうかね。
すごい技を見せてもらったのでスコア加点しておきます。
「悪魔の子がうまれる」話には、何故か気が乗らずこれまでオーメン等はまともに観ていなかったところ、この映画の予告編の直感的見栄えの良さにまけて、初めてまともに鑑賞した。
そういう話だったのか。
視覚>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ゴジラと同時期に今作が公開されたのは偶然なのか分からないが、山崎貴監督も言うように日本は返答作を作るべきだと、これを観て思った。
一部、被曝の表現に生ぬるくセコさを感じる場面があったが、それ以外はアメ>>続きを読む
冒頭はゾクゾクしたが、怖しいはずのゴースト・ガラッカの、氷柱寸止め連発に冷めてしまった。
有名スパイ映画の出涸らしみたいな物語なので、別にアーロンの立ち回りを観れたら良いかなぐらいで。
ただ、効果音です。効果音で楽しめる。
無闇にけたたましい、バーン!ドッカーン!バッキバキのボキボキ!音は>>続きを読む
これはスパイダーマンの系譜なんでしょうか。マーベルはまた蜘蛛頼みかという感じもする。
セッションにかまけて、あんなに分かりやすく近づくマイクに気がつかない場面が好き。
パンズ・ラビリンスのB面のよう。
未知の暗黒世界だが、この現社会の諸矛盾を沸騰させて煮詰めて出来たような汚れた階級社会の中で、たくましく生きるヴェスパーの行動に真実味が感じられる。
終わり方も、続>>続きを読む
ジェームズ・ワン監督なだけに、アジア系の海人もちらほら。
悩んでいる方は4DXで鑑賞するのが賢いと思う。
イ・ビョンホン、おみそれしました。
或る極限状況でできあがる村社会の寓話、譬話というのはよくあるが、観客を飽きさせない細工と役者の芝居が見事。
こんなに凶悪で凄惨な大事件が起きているのに、ただ警官が駆けつけるだけの緊迫感のない街。
冒頭の方から物語や細工にも不自然な箇所が多い。
過去作の材料が散りばめられているということで、二箇所ぐらい見つけて喜ぶ間もなく。
この映画の沸騰点である合唱場面は、言うまでもなく舞台化が目に浮かんだ。
賄賂、裏帳簿、悪事という話題は、
これはまた時宜にかなったもので面白かった。
元祖悪魔祓い映画の続編としての矜持を感じた。
下手な映画では一番バカバカしくなる所を、
人間を弄ぶ悪魔の怖さを思い知らせる顛末と、場面の肝である子役の凄みのある演技で釘付けにさせる。子役に拍手をおくり>>続きを読む
世界(舞台)は多元に拡大していくのに、話はと云えば轍のような出来なので、
ガーディアンズオブギャラクシーとかチャーリーズエンジェルみたいに、話以外に何か惹きつけるうぬりを映画に持たせて欲しい。
縦の糸と横の糸に、斜めの糸がこんがらがってどうしようもなくてぐるぐるポイっしたくなる。
やっぱり日本映画で演出の仕方が好きになれない所はありますが、話としては解る。
大抵こういった映画では「英雄の条件」の型が決まっているものだから面食らった。
言うべきことは潔く言い切るし、骨のある脚本。>>続きを読む
つるはしの中でもバチツルって、尖っている方は慣れていないと狙い定めて穴を開けるのさえ難しい。平たい方の重さで左右に力がぶれてしまう。
ヴァラクの邪悪さに震えながら、次はどんな洒落気のある登場で驚かしてくれるだろうという楽しみ。そうして迎える悪魔祓い場面のごった感は相変わらずでも面白い。
死霊館ユニバースの中でもこのシスター編の役者>>続きを読む
トスカーナも良いんだけど、
やっぱりヴェネツィアかな。
ポルトパラディーゾは運が良ければ。
そして一日の締めはカナレットのテラスで赤ワイン。
良作です。
舞台細工に拘ると、やはり画面が映える。
そして「ヴァンパイア」よりもやはり「ドラキュラ」の美。
続編あるならまた期待する。
これならアトラクションで物語を想像している方が楽しい。アトラクションには怖くて、しかも笑える箇所もある。
違和感なく滑らかな映像が主流の近年のストップモーションの逆を行く。
ガサガサモゾモゾとうごめいて破壊と構築を繰り返し、
少年の立体造形の上からベタベタドロドロとたぶるように塗料で蹂躙するのは、まさしく>>続きを読む
あな番の派生作品みたいだな。
でも、
ここは普通は脅かしにくるだろうという場面でも安易な吃驚演出を用いることなく、ゆっくりと役者の演技に託したような情調をまもっていて、
何か実直に映画を作ろうとされ>>続きを読む
「娘と思ってる…(字幕)」で笑う。
誰の仕事かと思ったら、アンゼさんだったのですね。また、翻訳を楽しみにしています。
痛みって共感能力を活性化させると聞くから、
この様な感覚が退化するとしたら映画の世界より後退していそう。