さうさんの映画レビュー・感想・評価

さう

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怒り(2016年製作の映画)

3.7


殺人事件と逃亡中の犯人を軸に
人間関係を緻密に描いたヒューマンサスペンス。

人間の信頼や疑念とかエゴとか
濃ゆい心理描写に圧倒される。

最後若干腑に落ちない部分はあるけど。

友だちのうちはどこ?(1987年製作の映画)

3.7


友達のノートを届けにいく
小さいボーイの冒険ムービー。

アハマッドくんの困り顔が良い。
何度も走り抜けるシーンも良い。
そして俳優使わないからかすごいリアルに感じる。

と言っても大人たち厳しすぎ
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フォロウィング 25周年/HDレストア版(1998年製作の映画)

4.1


現実の不確実性と
時間の相対性を巧妙に描いた一種のスリラー。

時系列を巧みに使ったプロットが圧巻。
そこにモノクロームな映像が独特な世界観を加速させてる。

私たちが観ている現実が
どこまで確実性
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リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

4.0


カラフルな死者の国アドベンチャー。

まず着眼点と構成がユーモアある。
アニメーションはさすがピクサー。

夢を求めて家族から離れたのが
音楽家だったからという理由にしては
先祖代々音楽嫌いすぎやし
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あの夏、いちばん静かな海。(1991年製作の映画)

3.9


聾唖のカップルがサーフィンにハマる。
二人の恋愛模様が美しい北野作品唯一のラブストーリー。

言葉による説明はほぼない中で
二人のやりとりが違和感なく表現されてるのがすごい。

美しいブルーと久石譲
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灼熱の魂(2010年製作の映画)

4.2


1970年代のレバノン内戦を背景に
他界した母の軌跡辿る衝撃ミステリー。

すごい映画を観てしまった感覚。
衝撃的な展開がグサっと胸に刺さる。

非常に厚く重たい人間ドラマでした。

スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐(2005年製作の映画)

3.8


新3部作の3作目。
共和国の崩壊とダースベイダーの誕生。

壮大に見えるけどストーリーはシンプル。
嫉妬をもとにした痴話喧嘩。

その上でマグマで壮絶なアクション。
あんな熱そうなところで動き回って
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スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃(2002年製作の映画)

3.7


新3部作の2作目。
若いアナキンの恋やクローン戦争。

スターウォーズシリーズでやっとこさ
「ウォーズ」の部分が出てきた。
この戦闘シーンはなかなかに圧巻。

とは言ってもラブストーリーがメイン。
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スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス(1999年製作の映画)

3.8


新3部作の1作目。
ちびっこアナキンとジェダイたちの出会い。

急にVFXが進化してる。
スターウォーズシリーズってVFXの歴史そのものだと深く関心。

ポッドレースたのしい。
ダースモールがかっち
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スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還(1983年製作の映画)

4.0


シリーズ3作目。旧3部作の最後。
帝国軍と反乱軍、ルークとベイダーの最終決戦。

父親と知りながらも戦う正義に
SFながらも深い人間愛を感じる。

イウォーク族たちはその風貌もだけど戦い方も愛らしい
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スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲(1980年製作の映画)

3.9


シリーズ2作目。
ルークの成長とダース・ベイダーとの対決。

前作帝国軍にしてやったりだったのに対し、
今作は反乱軍がやられっぱなし。
次回に展開させる終わり方も含め個人的に少し残念。

でもかの有
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スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望(1977年製作の映画)

4.2


SFムービーの金字塔、スターウォーズ第1作。
なんと初めての鑑賞。

この設定や映像、音楽などその全てが
"スターウォーズ"の世界観に圧倒される。

今と比べると映像は粗さがあるが
そんなん凌駕する
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マッドマックス:フュリオサ(2024年製作の映画)

3.9


IMAXで鑑賞。
「怒りのデスロード」の
前日譚であり拡張された世界。

マックスいなくても
劣ることのないストーリーと迫力。

そんでセリフがほぼなくて
ここまでフュリオサ像を創り上げる演技も圧巻
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牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件 デジタル・リマスター版(1991年製作の映画)

4.4


1960年代の台湾を舞台に
思春期の中学生を微細に描いた4時間の傑作青春ムービー。

4時間あることを懸念していたが
終わりまで飽きることなく少年たちを傍観していた。

至って普通な少年たちの心情が
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地獄の黙示録(1979年製作の映画)

3.9


戦争の狂気を背景に
1人の男を探す旅に出るドラマ。

爆発やヘリ部隊、襲撃シーンなど
映像の迫力がすんごい。

旅を進める上で自己を探し、
カーツと同化していくストーリーも圧巻。

ハロウィン(1978年製作の映画)

3.6


古き良きな名作ホラー。

結構無理やり感あるストーリーだけど
音楽が映画の質を底上げしてる。

音楽もジョン・カーペンター監督が
制作してるんだから驚き。

映画全体を雰囲気で楽しむホラーでした。

ウィーアーリトルゾンビーズ(2019年製作の映画)

3.9


偶然同じタイミングで親を失った中学生たち。
みんな泣けないことが共通点。

カメラワークや音楽など
クリエイティブ部分のセンスに圧倒される。
しっかり"エモい"

私ももしかしたら生きる目的を失った
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ありふれた教室(2023年製作の映画)

3.7


7年生のクラスとその周りが
ある事件をきっかけに秩序崩壊するサスペンス。

学校という社会の描写や
正義に駆られる人間たちの心理が
演技力でリアルに描かれている。

後を引くラストは賛否分かれそう。

フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

3.8


定職に就かない母親とムーニー。

現実と対比するような彩り溢れる世界観や
ムーニーのキラキラした生活。

そんでウィレム・デフォーの存在感がすごい。

切なくも温かいそんな映画でした。

ペット2(2019年製作の映画)

3.5


続編。
育児に翻弄するマックスの大冒険。

ストーリーにテーマ性はあまりないため
追求しすぎてしまうと退屈な印象。

でもペットたちはやはりかわいい。
そんなかわいいペットたちを見守るエンタメでした
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ペット(2016年製作の映画)

3.6


飼い主が留守にしている時間、
こんな大冒険してたらかわいい。

ただただかわいらしいペットたち。
テンポ良く進むユーモアたっぷりストーリーでした。

スノーボールかわいい飼いたい。

ジェーン・ドウの解剖(2016年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます


身元不明の女性遺体が引き起こす
サスペンスでホラーでスリラーな作品。

遺体安置所という閉ざされた空間が
じんわり恐怖をあおいでくる。

悪魔祓いなオチは日本人の私にはあまりピンと来ず、個人的にはも
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イレイザーヘッド(1976年製作の映画)

3.8


デヴィッド・リンチ監督の長編デビュー作。
もしゃもしゃ頭の主人公と異形な赤子。

造形も雰囲気も不穏。
ただその世界観に圧倒される。

空想と現実を繰り返して見せる
ストーリーに私は引きずりこまれた
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バッドボーイズ(1995年製作の映画)

3.7


警察官2人が繰り広げる
爽快ドタバタバディムービー。

二人のテンポ良い掛け合いが見どころ。
そしてウィル・スミスがかっこよい。

2も観ないと。

呪詛(2022年製作の映画)

3.6


母の愛が溢れる台湾産ホラー。

練り込まれたストーリーと
終始感じる不気味で不快な雰囲気。

思っていたよりは怖くないけど
全体的なクオリティは高めの良ホラーかしら。

映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ(2022年製作の映画)

3.5


ほとんどがアニメの総集。

アニメ自体はたいへんに好き。
アニメはちゃめちゃ観ている人には少し物足りなさがある。

マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)

3.7


潜入捜査官とホテルマンの
練られたクラシカルなミステリー。

推測、騙し合いの応酬が
全体的にバランス良くて引き込まれる。

松たか子に脱帽。

(1963年製作の映画)

3.7


鳥さん恐ろしい…
ヒッチコックのパニックムービー。

どこにでもいる「鳥」が人を襲うという
シチュエーションのみで
様々な恐怖心を抱かせる。

俯瞰する視点ゾッとした。

シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション(2018年製作の映画)

3.7


誰もが惚れる香水を守るミッション。

舐めてかかったが面白い。
ストーリーもアクションも質が高い。

フランス版100tハンマーはすこぶる痛そう。

アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015年製作の映画)

3.6


人工知能とアベンジャの闘い。
平和や愛とはなんなんだろうか。

アクションはもちろんテーマがしっかりしてる。
私もアベンジャなりたい。

アベンジャーズ(2012年製作の映画)

3.7


わちゃわちゃヒーロー大集合。

後半の戦闘シーンは見応えある。
キャラ潰れることない見せ方あっぱれ

ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

3.9


ブラック・ウィドウの物語。
アクションばちばちのテンポ良い2時間。

ただただ楽しいじゃないか。

マイティ・ソー(2011年製作の映画)

3.5


ストーリーは非常に単純。

武器が"鈍器"っていうアイデンティティが好き。

アイアンマン2(2010年製作の映画)

3.4


アクションシーンと映像技術の2。

ストーリーは置いといて、
スカヨハかっこよすぎないか。

アイアンマン(2008年製作の映画)

3.4


分かりやすい。

ロバート・ダウニー・Jrを
かわいいと感じるのは私だけでしょうか。

ミッシング(2024年製作の映画)

3.8


失踪した娘を探し続ける母親を
描いたヒューマンドラマ。

社会のダークな部分が
リアルに淡々と写し出される。

そして石原さとみに圧倒され打ちのめされた。主演女優賞狙いもわかる。

テレビ局内ポスタ
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