【離れて気づくのはこの物語に限らない】
U-NEXTにて。
八代健志のパペットアニメ。キャリアからみれば初期作品?毎度、仕事が本当に丁寧で、それだけで眼も心も洗われます。
教科書的だが、人間でな>>続きを読む
【ヒスパニック系にも席をあげる】
Netflixに新入荷?したようなので、予備知識なしだが見てみた。
南米辺りのパチモンかと思ったら、DCコミックスのヒーローで、DCEUとしての新作だったのね。配>>続きを読む
【親には恩よりホラー返し】
1分間の出オチ良品。なかなか効き目あり。2時間とかダラダラ費やしている映画制作者は、ぜひ見習ってほしい。
日本だと、Jホラーが全盛だった頃、漫画の世界でこうピリリとした>>続きを読む
【映画を撮ってはいけない人】
Netflixに入荷したので当たり屋してみた。蜷川実花は、映画の作り手として信用できないので、劇場行く気は起きない。
原作漫画は昔々、一時読んでいて好きだった。当時の>>続きを読む
【恋はカニバる】
前から気になっていたが、某動画サービスにて。
ごく単純にいえばジュネの後継者?『デリカテッセン』現代仕様。猟奇とカワイイが急接近したイマだからこそ生まれた、血まみれファンシー。>>続きを読む
【地獄のエデュケーション】
これは確か、初見はイメージフォーラム・フェスティバル。流麗グラフィカルなアニメーションは眼に愉しく、お話はブラックな教育効果があって、見事だと思いました。
むかしむかし>>続きを読む
【オリジナルサルがよかったのでは?】
U-NEXTにて。スタジオライカで見ていなかった一本。
さすが動きは凄まじく、ストップモーションアニメというより、ライカ映画という独自のジャンルと言っていいか>>続きを読む
【痴性的な彼女】
これは、いまや懐かしの“変態アニメーションナイト”で見ました。
エイミー・ロックハートは『歩いて歩いて』をやはり、“変態アニメーションナイト”で見て、今まで持っていたつもりの映画>>続きを読む
【かさ、さかさ】
チャップリン初期、キーストン社時代のドタバタコメディ。久しぶりに見て、こんなシュールに転んでいたのかと驚く。大衆娯楽てーより、飛び道具としてのオモシロさの方が、今では新鮮だ。
主>>続きを読む
【スタジオポブリ】
Netflix新作アニメで、スタジオコロリドの新作アニメ。
コロリドはポルトガル語で“色彩に富む”という意味らしいが、同じポルトガル語なら、“貧相な”という意味の“ pobre>>続きを読む
【猟奇絢爛ちょいファンシー】
ロバート・モーガン最近の動向は知らないが、13年前の本作は、今でも鮮度あり。
パペット&クレイアニメの利点、その1つは、どんなに惨い猟奇的描写であっても、素材等の匙加>>続きを読む
【無理スラ】
Netflixインドネシア新作。
日本語字幕ないのかどうしよう…と思ったら、ナルホド必要ないんか!このアイデア自体は素晴らしい。何でも説明したがる邦画界は学ぶべきだと思う。
ただ、>>続きを読む
【コビトが見えるより大切なことは沢山ある】
U-NEXTにて。2021年の八代健志作品。
肝となるビジュアル演出は巧い言い訳だなあ、と感心した。
ステイホームの頃、軽井沢の自然に囲まれて発想した>>続きを読む
【お化け屋敷を爆破せよ】
シュヴァちゃんはシュールレアリストを自称しているが、映画作家としても大したものだ、と思わせてくれたのが、時系列では確か、本作あたりからだった。
謎の無人宅に泊まり込み、毎>>続きを読む
【バスタオル・バトルに目が泳ぐ】
本シリーズ、1作目は見たが2作目は未見。が、単体としてそれなりに惹き込まれた。エモれる箇所が幾つかあって、劇場で見た甲斐はありましたよ。
ただ、もうこういう展開は>>続きを読む
【印パ越境ファンタジー】
初公開時に見逃したが、キチンと劇場で見たいな…と後回しにしていたら、リバイバル公開してくれた。
しかしもう、制作から10年近く経つんだね。当時6歳のシャヒーダーを演じたハ>>続きを読む
【月を外す少年】
U-NEXTにて。八代健志というアニメ作家は初めて知ったが、パペットアニメの王道を往く方のようですね。
木製?に見える人形、森や木造小屋のセット、全ての素材がハンパなく丁寧に作ら>>続きを読む
【女湯の神秘】
U-NEXTにて。ペイント・オン・グラスによる短編アニメ。ある幼女の、母に連れられての銭湯体験。
キヤマミズキさんの作品はお初。本作に普遍性はなく、幼女の個人的な感覚に依っている。>>続きを読む
【幼稚ラ】
アマプラ見放題に入荷したので見てみた。
アカデミー受賞まで行ったし劇場行こうかな…とも血迷ったが、行かないでよかった…。
改めて、山崎貴という監督は、映画作りが下手というより幼稚なの>>続きを読む
【ディストピアなひと部屋】
シュヴァちゃん映画の中ではわかりやすい、入門編的不条理コメディ。
男が或る部屋に転がり込…まされて来るが、そこに据えられたモノを使おうとすると、“あべこべ”の事態を次々>>続きを読む
【古色鮮明】
大ベテラン、マニ・ラトナム監督作はまだ、語れるほどには見ていない。本作は『バーフバリ』に対するタミル映画からの返答とも言われたし、その比較視点からはある程度、物申せるのかなと。
ある>>続きを読む
【チャーリー・コップは役立たず】
チャップリン本人が黒歴史だと思っていた?のかフィルモグラフィーから漏れていたが、2010年にフィルムが発見され、出演第四作目として加えられた珍品。
主演・監督は当>>続きを読む
【ラウレンティック・リンチ】
U-NEXTにて。ドゥニ監督版の第二弾が完成したが、イスラムモデルの世界をアラビアのロレンス的白人が率いるという物語は時代錯誤過ぎて最早、惹かれない。白人は特権意識を刺>>続きを読む
【マネキン美女を緑ゲロで穢す】
U-NEXTにて。マリオ・バーヴァ監督『リサと悪魔』が売れないと判断したプロデューサーが、いったんオクラ入りさせた後、『エクソシスト』便乗作として追加撮影・編集した>>続きを読む
【マネキンは殺しのサイン】
アマプラ見放題にて。マリオ・バーヴァ作品中、カルト的な人気があると思うが支離滅裂で、物語としては感心しなかった。
基本的なところで、時代が変わりすぎたせいか、これだと“>>続きを読む
【男らしく潰そう】
昔々、シュヴァンクマイエルを知った時、最も、と言えるくらいに面白かった逸品。
久しぶりに見返して、やっぱこの人スゲエと思った。初見では、人体破壊のブラックな描写そのものに惹かれ>>続きを読む
【“アルコール先生”マジヤバイ】
実質、チャーリーの“放浪者”スタイルが登場したのは本作が初らしいが、単にその記念碑としてではなく、チャップリン当時のヤバさがキチンと刻まれているのがスゴイと思う。>>続きを読む
【“放浪者”のお披露目】
U-NEXTにて。チャップリンの“放浪者”スタイルが登場したのがコチラというより、今では『メーベルの窮境』の方だ、という説の方が一般的なのかな?…個人的には、どっちでもいい>>続きを読む
【家なき子】
何となくの後回しだったが、同テーマを扱う新作『トナカイは殺されて』を先に見て興味が湧き、U-NEXTにあったので、続けて見てみた。
サーミが映画でどのように描かれてきたか?は事例も少>>続きを読む
【カウキャッチャーに掬われて】
1914年作、チャップリン映画初出演の短編。演出は凡庸、でも体を張ったドタバタが始まると、流石に愉しい。ちゃんと“キーストン・コップス”も湧いてくるんだね。
チャッ>>続きを読む
【悪童日記】
U-NEXTにて。トリュフォーの実質デビュー短編。
どっかで一度、見たなあ…と思い出したが、まったく心に刻まれていなかった。
その理由はいま再見してよくわかった。主人公が子供(たち>>続きを読む
【アメリア・嫌ハート】
アマプラ見放題にて。1975年の米製TVムービー。いま見れば牧歌的で、サイコホラーってよりホラですな。3人の女による3話を集めたオムニバスだが、始めの2人は、3人目に比べれば>>続きを読む
【え〜、USO〜!】
U-NEXTにて。コレ、コドモん時に劇場に行き、ヤバイもん見ちゃった記憶があるのだが、植え付けられたニセの記憶だろうか?
70年代オカルトブームは当然子供も取り込んで、東映ま>>続きを読む
【回帰線を寝過ごして】
『Here』の後から見た。ダイレクトに沁みたのはアチラ。コチラは見たあと時間差で、すこし沁みた。
深夜勤務の掃除婦。終電メトロで転寝し…気づけば終点。20年間、こんなことな>>続きを読む
【ミセス・ハドソン傷心事件の巻】
U-NEXTにて。『海底の財宝』に続いて見た、宮崎駿演出担当の1本。 シリーズでは第10話。
ここまでの宮さん担当4本中、いちばん“ええ話”でした。
今回も、主>>続きを読む
【雪で乳房の血を拭う】
U-NEXTにて。はるか昔、東映ピンキーバイオレンスを集中して見ていた頃、カナリ好きな一本だったが…今ではサスガに、物語的にはスットコで、楽しめるところはあまりない。
池玲>>続きを読む