ChimChimChereeさんの映画レビュー・感想・評価

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ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

3.5

クサい台詞回しとか、ここで泣いてくださいみたいな演出が肌に合わなかった。日本のこういう映画はあんまり期待してなかったが、良くも悪くも想像通り。当時の捕虜が置かれたありのままの惨状を伝えるっていう『シン>>続きを読む

オールド(2021年製作の映画)

3.4

爆速で歳を取るビーチっていう設定は面白いけど、その設定一本に頼り切ってるというか、出オチ映画感は否めない。人が死んだり取り乱す姿に見慣れてきてしまう中盤あたりは、結構退屈。なげえ😭

あとミッドナイド
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ズートピア(2016年製作の映画)

4.4

ディズニーのアニメーションだったりポップな雰囲気と、動物の楽園っていう世界観がマッチしすぎてる!

開始10分くらいで、よほど終わり方が酷くなければ神映画確定だって確信して、実際ラストも凄い好きな終わ
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レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

セレーナ・ゴメスに似た知らない女優かと思ったらセレーナ・ゴメス本人かい笑笑笑😂女優業やってたんだ。

ラストめっちゃ好き。母にはじめて向き合って反抗して、これまでのギャツビーならなあなあで許してたかも
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ファーゴ(1996年製作の映画)

3.6

チビ誘拐犯と夫の愚かさが露わになればなるほど、被害者たちのいたたまれなさが際立って苦しくて、そういう部分を事件に即して淡々と描いた映画。もはやドキュメンタリーに近いのかも。

こういう映画って評価に困
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.7

絵画みたいな映像美と音楽は凄まじい。が、こんなに評価が高い理由は全然わからない。自分の感性不足?

驚異的なスピードで知能や思考が成長していく様子は、『アルジャーノンに花束を』に似てる。劇中は常にとい
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市子(2023年製作の映画)

3.9

服装次第でアラサーにも中学生にも見える杉咲花の顔面力つよい。

「月子を守るヒーロー」。字面は同じなのに、こうも意味合いが変わってくるとは。犯罪の加担に同意したかは映ってないけど、同意したんだと思う。
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.8

個人的No. 1映画。劇中歌として登場する名曲の数々、クイーンの背景、フレディ・マーキュリーの葛藤、圧巻のパフォーマンスシーン。観る前にこの映画に期待していた要素を、全部100点満点で満たしてくれて本>>続きを読む

まともじゃないのは君も一緒(2020年製作の映画)

3.4

前半30分は面白かったけど、それ以降微妙だったなあ。前半の2人の掛け合いが大豆田とわ子ぽさあって好きだったから、そのままコメディ調でいってほしかった。普通がなんちゃらとか何も響かなかったし。

コメデ
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パレードへようこそ(2014年製作の映画)

4.0

ずっとLG→炭鉱夫の支援だったのが、最後炭鉱夫→LGにもなるのがいい。LGSMの活動が、偏見まみれだった炭鉱夫たちを突き動かしたんだな、って実感できた。『シカゴ裁判』もそうだし、社会運動×古き良き雰囲>>続きを読む

ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

4.2

最高のチル映画を見つけてしまったかもしれん。1つ1つの話が独立しててちゃんと面白いし、おっきな展開がない(人は死ぬ)から、すごい落ち着いて観れる。2年後くらいに晩酌しながらもっかい観たい。

同時刻で
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塔の上のラプンツェル(2010年製作の映画)

4.0

面白かった!!ディズニー映画の中では、今のところトイストーリー3と並んで1番好き。ラストシーンの瞬間最大風速はトイストーリー3だけど、ラプンツェルは序盤中盤終盤、全部安定して面白い。

パスカルの可愛
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アメリカン・サイコ(2000年製作の映画)

3.5

思ってたより爽快感はない。主人公の凶行を通して、80年代のアメリカ社会に一石を投じる、みたいなテーマが意外とあるのね。もっとブラックコメディに振り切ってて、面白くらい殺○しちゃうのかと思ってたのでギャ>>続きを読む

アナザーラウンド(2020年製作の映画)

3.6

飲酒実験がエスカレートして、友人が死んで、それでもまだ飲むんかい。まあ、そんなストーリーがどうとか小難しいことはどうでも良くて、とりあえずお酒飲みたくなった。観る側の飲みべが上がれば勝ちですこの映画は>>続きを読む

シンドラーのリスト(1993年製作の映画)

3.8

単なるシンドラーの感動秘話じゃないからこそ喰らった。ホロコーストの惨状、ドイツ人指揮官の残虐性が戦争資料レベルで表現されてて苦しい。

白黒の世界に1人だけ色付きのコート着てた女の子のシーンは、どうい
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9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

3.9

ポスターだけ見て密室サスペンスか何かかと思ったけど、いい意味で180度違う印象の映画だった。

前半は退屈で、後半のどんでん返しがすごい。二重、三重くらいにひっくり返される。一重目で感じた矛盾点とかツ
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ブルーバレンタイン(2010年製作の映画)

3.2

フランス映画みたいな暗くて淡々とした雰囲気が苦手で合わなかった。ライアンゴズリングの生え際こんな後退してたっけ!?と思ったけど、特殊メイクか何かなのかな??

結婚してしばらく経って、妻に感じる感情が
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キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー(2014年製作の映画)

4.1

70年前も現代も一貫して人々の自由のために闘ってるのが、自由の国のキャプテンっていうコンセプトを体現しててかっこいい。トニーもソーも博士も好きだけど、ロジャースに関しては純度100%の正義って感じ。そ>>続きを読む

ネクスト・ゴール・ウィンズ(2023年製作の映画)

3.8

マネーボールにめちゃくちゃコメディ要素加えた感じ。アメリカ領サモア特有?の民族感あふれる雰囲気が楽しい。

みんなキャラ立ってて好きなんだけど、やっぱりニッキー・サラプかっこいい。「俺はニッキー・サラ
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雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

4.2

前半部分は主人公の意図も映画の趣旨もまだよく分かってない状態だったけど、デビッド・フィンチャー監督作品みたいな雰囲気で面白かった。

結局、全容は解説見ないと理解できなかったのが悔しい。物を破壊しまく
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マイティ・ソー ダーク・ワールド(2013年製作の映画)

3.6

マイティ・ソーシリーズってスケールでかい割には戦闘シーン淡白で、MCUの中では苦手な部類なんだけど、それでも全然楽しめた。やっぱり映像の迫力と、主要人物のキャラクターが立ってるのが個人的には大きい。>>続きを読む

ハリー・ポッター20周年記念:リターン・トゥ・ホグワーツ(2022年製作の映画)

3.5

キャストが亡くなっても、ハリーポッターシリーズとキャラは記憶に残り続ける。このセリフをハグリッドの俳優が言ってるのが切ない😭

メリー・ポピンズ リターンズ(2018年製作の映画)

4.2

エミリーブラント版のメリー・ポピンズも美しすぎる。キャラとしてのバートが出てこないのは残念だけど、エレン、提督などお馴染みのキャラいっぱいいて、ちゃんと60年前の原作の正統進化って感じする。

前作で
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生きる LIVING(2022年製作の映画)

4.2

独特の静かさと50年代の雰囲気で淡々と進んでいくのが好き。

最後、新人くんは、以前までのように案件をたらい回しにする現職場を目の当たりにして、課長に言われたように遊び場を思い出す。その先、新人がどう
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アイアンマン3(2013年製作の映画)

3.7

戦闘シーンがめちゃくちゃレベルアップしてる。もっと戦闘観たかった🥲

こんなアイアンマンのパーツポロポロ剥がれてくっけ?

フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

4.4

いく先々でいろんな人と出会い、いろんな経験をしていく、フォレストの人生を追体験するような映画。「一期一会」っていうサブタイトルがピッタリ。

エビの話しかしない同僚とか、命を救ったのに辛くあたってくる
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

4.2

劇みたいな平面の構図は『ブダペストホテル』とか『ヘンリーシュガー』にもあったけど、色彩の鮮やかさとストーリーのポップさがプラスされてて、今のところウェスアンダーソン作品ではダントツ好き。最後のシーンに>>続きを読む

ジュラシック・パーク(1993年製作の映画)

3.5

システムガバガバすぎるし、人員少なすぎるし、この状況でテーマパーク化しようとしてたの笑う。

肉食恐竜が目ガンギマリにして襲ってくる中、首長竜だけは友好的なのがほんと救い。束の間の触れ合いタイムに癒さ
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チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛(2017年製作の映画)

3.3

結構な胸糞映画。ラストにいくらいい感じにまとめられても、中盤から後半にかけての不快度合いが高すぎて無理。

テンポの良さとか、題材の割には暗すぎない雰囲気、後半の緊張感だったりはよかった。

歴史的な
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アベンジャーズ(2012年製作の映画)

4.1

このオールスター感大好き。順番にシリーズを観てきた視聴者へのご褒美感。特に最後のバトルシーンは、ここまでMCU観て来た中でトップクラスに面白かったな。1時間くらい戦ってるけど体感一瞬だった。

単体映
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マーベル・ワンショット:ハンマー墜落現場へ向かう途中での出来事(2011年製作の映画)

3.7

普段は裏方役のコールソンさんが、しっかり強いエージェントっていうギャップよき。

デリカテッセン(1991年製作の映画)

3.5

いまいちハマらないまま終わった。ベッドの音でリズム取るシーンみたいに、もうちょいコメディ調に振り切ってくれてた方が楽しめたかも。

カード・カウンター(2021年製作の映画)

2.8

“クイーンズ・ギャンビット”的な面白さを期待して観てしまったので、割と困惑してしまった。

主人公のあの雰囲気でイルミデートか、とか思ったけど、あの華やかさが前後の物語の暗さや地獄だった囚人時代との対
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