つるばみ色の秋津凡夫さんの映画レビュー・感想・評価

つるばみ色の秋津凡夫

つるばみ色の秋津凡夫

映画(1406)
ドラマ(0)
アニメ(0)
  • List view
  • Grid view

かくも長き不在(1960年製作の映画)

1.9

タイムカプセル

音楽と共にペーソスを湛えているが、過去に囚われた陰気で病気で狂気の女が罪も無い男を追い詰めて、何故か悲劇のヒロイン面で自分に酔っているだけの駄作。

おいしい生活(2000年製作の映画)

1.4

アホくさ過ぎて疲れる

美しいショットが沢山あるが、ウディ・アレン監督に求めるのはインテリロマンスコメディであって、おバカ映画ではない。

エレジー(2008年製作の映画)

3.1

アホになれ

傷つくことを恐れて、足がすくむ。
人生のいつかはその地点を越えなければならない。
現在の悲しみを原動力として。

永遠のジャンゴ(2017年製作の映画)

2.3

単調

ナチスが絡むと、殆どの映画が同じようなつまらなさになる。

悪魔の美しさ(1950年製作の映画)

1.2

関係者全員に呪いを

偉大な原作をよくもまあこんな陳腐な作品に仕上げたものだ。
ルネ・クレールもジェラール・フィリップも阿呆だろう。

愛する人(2009年製作の映画)

2.0

女子供

与えることを放棄した自己中心的な人間が、愛だの不幸だの烏滸がましい。

リベレイター 南米一の英雄 シモン・ボリバル(2013年製作の映画)

2.1

堅苦しい

ボリバル将軍の物語をよくここまで魅力の無い作品に貶めることが出来るものだ。
シリアスな顔を貼り付けておけばキャラクターの厚みが表現できると勘違いしている。

劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

1.8

徹頭徹尾映画として作れば良いのに

いやぁ緒方恵美さんは素晴らしいなぁ。
ただそれだけの作品だよ。

ぼくのエリ 200歳の少女(2008年製作の映画)

2.0

ワイン飲みながら観るもんじゃない

ふたりの顔がとても良く、ペーソスを湛えながら最後まで走り切る物語も美しい。
けれど、未熟な演出が凡作たらしめている。

光のノスタルジア(2010年製作の映画)

2.3

思い出

宇宙の光を追いかけて、土の中の悲しみを照らす。

私の中のあなた(2009年製作の映画)

2.6

まどマギ

未熟な親子の成長物語かと思っていたが、そうではない。
もっと大きく、尊い煌めきを描いた良作だ。

ハロルドとリリアン ハリウッド・ラブストーリー(2015年製作の映画)

1.7

こういう語り口は見飽きたよ

二人の波瀾万丈の物語をよくあるインタビュー形式で語られるが、リリアンの語りは馬鹿っぽく、周囲の人間は同じような褒め言葉ばかりで、肝心な所が抜け落ちているように思える。

映画 情熱大陸 土井善晴(2024年製作の映画)

2.7

背中越しのお料理

久しぶりに土井善晴さんに触れた。
構成は見飽きたチープな毎日放送のままで全く映画になっていないが、土井先生のユーモアとペーソス、そして社会性か素晴らしいので良作になっていた。

FASTEST(2011年製作の映画)

1.5

ロッシコマーシャル

格好良いけど、映画になっていない。

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

1.5

ハリウッドに染まりんしゃった

悲観的な運命論者としてペーソスを感じる部分はあるが、このような子供騙しの作品を肯定出来ない。

空気人形(2009年製作の映画)

1.6

一緒にするな

みんな空っぽだということを表現しているというよりは、描かれているキャラクターが薄っぺらいだけで、つまりは監督が空っぽなだけ。

野性の葦(1994年製作の映画)

1.5

インテリぶった馬鹿

深刻ぶった顔で悠々自適の生活に罪悪感を抱かないように生きている醜いやつら。

誰も知らない(2004年製作の映画)

2.2

勘違い星人、是枝マン誕生

日本の子役の演技レベルは最低だが、本作はそうではない。
ただ、リアリティラインの低さと幾人のキャラクターの薄っぺらさが彼らの献身を台無しにしている。

ワンダフルライフ(1999年製作の映画)

2.9

かげおくり

かつて観た灰羽連盟のような温かさ。
今日の是枝監督の失ったイノセント。

DISTANCE/ディスタンス(2001年製作の映画)

2.4

ゴースト

全然面白くないが、キャラクターがフィルムの中で不気味なリアリズムを纏って生きていた。
今日の是枝監督の失った感覚だ。

マイ・ビューティフル・ランドレット(1985年製作の映画)

1.5

毒親

途轍もなくダサい演出が溢れかえって、ダニエル・デイ=ルイスが消えてしまっている。

ノースハリウッド(2021年製作の映画)

2.4

アマチュア

ガキのイキがりを音楽と役者が支えた凡作。

三里塚のイカロス(2017年製作の映画)

1.8

あの頃はよう

興味深い話もあるが、殆ど無意味な感想。

三里塚に生きる(2014年製作の映画)

1.8

インターネットの無い時代だから

その後の農業生活の方が興味深いが、それにしてもこの反抗は予想出来るだろうに何故だろう。

歩いても 歩いても(2007年製作の映画)

2.4

見送り

毒だらけで、愛情も薄い家族の物語だが、まあ悪くはない。

ディオールと私(2014年製作の映画)

3.3

空を見上げて

究極の重みを背負って階段を駆け上がる。
なんて気高い人だろう。

幸せへのまわり道(2019年製作の映画)

2.8

マネジメント

許容範囲内の素敵なご都合主義の中で、人間の穏やかで温かいエネルギーを堪能できる。

>|