taazanさんの映画レビュー・感想・評価

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コカイン・ベア(2023年製作の映画)

3.4

ホラー・コメディーなので見れるけど、なかなかのグロさ。
子供がコカインを試すシーンは引く。

コカイン・ベアーのクオリティーは高かった。

聖なる犯罪者(2019年製作の映画)

3.8

争い事で人を殺してしまったダニエルが、少年院で出会った神父の影響で聖職者になる事を夢見るようになり、偶然と勘違いで司祭になりすます話。

キリスト教の信仰と贖罪。
少年院仲間ピンチェルの整列番号『6』
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林檎とポラロイド(2020年製作の映画)

3.9

回復プログラム”新しい自分”のミッションを淡々とこなしていく主人公。
憂鬱そうで哀愁漂う主人公が、何故か少し滑稽で見入ってしまう。

咄嗟に前の家の番地を伝えたり、隣人のワンちゃんの名前を覚えていると
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ライフ・ウィズ・ミュージック(2021年製作の映画)

3.8

自閉症のミュージックの見ている世界がカラフルでポップでメチャクチャ可愛い。

皆んな色々あるのに、陰からミュージックを支えている姿が素敵。特に、里親の元で居心地が悪いのに、ミュージックを思っているフェ
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召使(1963年製作の映画)

2.8

隠れた名作かもしれないけど、結末もこれといった驚きもなく、冗長すぎる。

貴族トニーと召使いバレットの関係は愛憎が入り乱れててスリルがあったけど、結局、バレットは何がしたかったのか謎。

ハント・フォー・ザ・ワイルダーピープル(2016年製作の映画)

4.0

里親のもとを転々と変わってきた問題児リッキー・ベイカー。
太々しい見た目だけど、ベラ叔母さんの優しさと湯たんぽで徐々に素直になっていく姿が可愛いし、ヘクター叔父さんとの逃亡生活で逞しく成長していく姿も
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眠りの地(2023年製作の映画)

3.7

家族経営の葬儀屋vs巨大企業の裁判もの。

論点をずらしながら相手を追い込んでいく姿は痛快だけど、逆の立場だったらメチャクチャ怖い。結局、陪審員の心を掴んだものが勝ちなんだろうなぁ。

『勝てる裁判し
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めぐり逢う朝(1991年製作の映画)

3.6

実在したヴィオール奏者の師と弟子の確執が描かれた作品。

死者に捧げる音楽を作る前に、生前に大事にしてあげて欲しかった。
芸術家は難しい。

静かな音楽と田園風景が美しい。

ひみつのなっちゃん。(2023年製作の映画)

3.4

ドタバタと明るいドラァグ・クィーンのロードムービー。

色々と乗り越えてきた過去がありそうなバージンの表情が印象的。踊りを辞めた理由が知りたかった。

シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

3.8

日本政府のグダグダさが面白かった。
あり得そうで不安。
反対に、災害対策チームが優秀で頼もしいし、自衛隊にも感謝。

最後のシーン、ゴジラの身体から無数の何かが形成されているのが気になる。

ゴジラの
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マエストロ:その音楽と愛と(2023年製作の映画)

3.4

凄く長く感じた。

生き生きと指揮しているシーンは、この天才音楽家を語る上で必要なんだろうけど、1曲まるまる流す必要あったのかなぁ。それも何曲も。
エネルギッシュな人物だった事は伝わった。

カラヤン
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殺しのドレス(1980年製作の映画)

3.5

犯人はすぐにわかってしまうけど、最後まで油断できない感じでスリル満点。

死体がエレベーターの扉に挟まれるシーンは、この監督の作風なのかなぁ。

シャワーのシーンがやたらと長い。笑

ザ・ライダー(2017年製作の映画)

4.0

No Rodeo, No Life

ロデオで大怪我をして後遺症に苦しんでいても、復帰を諦めきれない若きカウボーイの葛藤が描かれている。

ブレイディの決断にハラハラする。

主人公を含め、家族や友人
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アフター・ヤン(2021年製作の映画)

3.3

映像の侘び寂びが美しく、退屈な映画。

家族対抗ダンスバトルのシーンがピーク。

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.8

ただの怪獣映画じゃなかった。
戦争で生き残った事を罪悪感に感じさせる社会風情を払拭してくれるラストに感動する。

典子の首のアザが不穏。

ウェディング・シンガー(1998年製作の映画)

3.5

王道のラブコメ。

ロビーの歌う曲が80年代のヒットソングなので懐かしかった。

ジュリアンが可愛い。

ゴーストバスターズ/アフターライフ(2021年製作の映画)

3.4

子供が主役なのと、舞台が田舎町なのがちょっとね。
ポッドキャストって男の子とミニ・マシュマロマン達が可愛いかった。

往年のメンバーを見れて満足。
ゴーストバスターズファンには嬉しいエンドロールのサー
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To Leslie トゥ・レスリー(2022年製作の映画)

3.8

宝くじで大金を手にしたのに、お酒に溺れて破産。息子まで捨てて、ほぼアル中ホームレス状態のレスリーに同情はできないけど、救いの手を差し伸べたスウィニーとロイヤルや、息子ジェームズを素直な優しい子に育てた>>続きを読む

氷の微笑(1992年製作の映画)

3.4

ニックがダメ刑事すぎて、相棒が可哀想。
容疑者に入れ込み過ぎて、真相も見破られず、何の核心も得られないまま、また、ベットイン。笑

賢く美しい女性は怖い。

ゴヤの名画と優しい泥棒(2020年製作の映画)

3.6

実際の事件を描いた作品。

裁判での粋なセリフ回しのお陰で、無罪を勝ち取ったんじゃないかと思うほどテンポ良く描かれていた。

自己中そうなお父さんだけど、実は家族思いで素敵だった。

ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男(2019年製作の映画)

3.4

まだまだ裁判中の実話だからしょうがないんだけど、終わり方が尻窄み。裁判やその過程を深く掘り下げてただけに残念。

テフロンに有害物質が含まれてるなんて・・・化学を駆使して、便利さを追求した代償が恐ろし
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

3.6

男性版の『人魚姫』。

この監督だけに、不気味な怖さがありそうで嫌遠していたけど、意外と軽快で楽しめた。

隣人の画家や同僚ゼルダの存在が◎。

バルカン超特急(1938年製作の映画)

3.6

コメディ風で緊迫感ゼロだけど、第二次世界大戦前の作品だから、色々と意味深なストーリーで楽しかった。

列車内でのミステリーはワクワクする。

ティル(2022年製作の映画)

4.0

凄い殺し方。リンチのシーンが無くて良かったけど、遺体がその酷さを物語ってた。

普通に考えて異常者の犯行。リンチ犯の奥さんも自意識過剰のソシオパス。南部には行きたくない。

ボボ。怖くて、痛くて、苦し
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トゥループ・ゼロ~夜空に恋したガールスカウト~(2019年製作の映画)

3.3

ヴィオラ・デイヴィス目的で鑑賞。

仲間はずれ達が個性を生かして団結していくのが可愛いかった。

インビジブル・ゲスト 悪魔の証明(2016年製作の映画)

3.5

途中で気付いちゃったなぁ。

『配役が変われば見方も変わる』
同じ出来事をドリア版とローラ版で繰り返されてから、転がるように真相が明るみになってくる。

ゴッズ・オウン・カントリー(2017年製作の映画)

3.9

ヨークシャーの牧場を1人で切り盛りするジョニー。母は昔に出て行き、病気の父は無愛想で、祖母は何かと小言ばかり。
荒れた性格のジョニーだけど、実家を見捨てず、黙って父の介護をする優しさもある。

神様が
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未来を乗り換えた男(2018年製作の映画)

3.1

時代設定もよくわからないし、ゲオルグが何から逃れようとしているのかも曖昧。

最大の謎はマリー。何がしたいのか・・・
男の人を取っ替え引っ替え利用している割に悪びれていないし、短期間で長年の恋人みたい
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アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

3.9

面白かった。
全体的に悲観的だけど、音楽も映像もオシャレで、皮肉を効かせた会話が上質。

黒人をステレオタイプで定義する社会に抵抗する作家。トラッシュ文学で有名になる事を嫌い、抗う姿が滑稽。長いものに
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フランス組曲(2015年製作の映画)

3.2

ブルーノのリュシルへの思いは伝わるけど、リュシルはブルーノを信用していない感じがして、悲恋物語には思えなかった。

ドイツ占領下のフランスなのに英語なのが残念。

アンダーグラウンド(1995年製作の映画)

3.8

破茶滅茶。
キャストは常にテンション高めで、音楽隊が奏でる音楽や、爆撃の爆発音が賑やかすぎて、ついていけない。

『昔あるところに国があった』
今は無きユーゴスラヴィア出身の監督が、祖国を想い作った映
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ボイリング・ポイント/沸騰(2021年製作の映画)

3.4

人気レストランの賑わいや忙しさに臨場感があって、ライブで見ている感覚。俳優さん達の演技も凄く自然。

ただ、90分ワンカットで撮影する事に意識し過ぎたのか、ストーリーがいまいち。

ナイチンゲール(2019年製作の映画)

3.0

酷いシーンが多くて、しんどい。

白人がアボリジニ、女性や子供までも平気で殺して好き放題していた時代。腹が立ち過ぎるので、精神的に良くない映画。

サブウェイ・パニック(1974年製作の映画)

3.8

リメイク版も好きだけど、オリジナル版の方が善と悪の区別が単純で面白かった。
往年の映画っぽいラストのシーンがカッコ良い。

ただ、人種差別・女性蔑視の表現が多くてビックリする。

アプローズ、アプローズ! 囚人たちの大舞台(2020年製作の映画)

3.3

恥ずかしながら『ゴドーを待ちながら』の戯曲を知らなかったので、囚人の感情が分からなかった。

結局、待つだけでは幸せにはなれないって事?

文学で人生観が変わるぐらい熱くなれる人達を尊敬する。

ビール・ストリートの恋人たち(2018年製作の映画)

3.2

ティッシュとファニーの純愛と人種差別を柔らかく描いた作品。

2人の愛の軌跡の回想シーンが多くて、なかなかストーリーが進まない。

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