Tatsunoriさんの映画レビュー・感想・評価

Tatsunori

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マッドマックス:フュリオサ(2024年製作の映画)

4.2

前作「怒りのデスロード」をより楽しめるように監督は作ったらしくまさにそのような映画。前作、過去作がより好きになる。

相変わらず細かいところは気にせずエンタメとして完成しきっているのはさすが。
どうや
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ニューヨーク東8番街の奇跡(1987年製作の映画)

4.0

いわゆるこの時代の心温まるほっこりムービーという感じ。

スピルバーグ制作総指揮というだけあってビジュアルのセンスの良さは安定してた。
キャラクターデザインが良すぎる。可愛いすぎる。
この時代の特有の
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キリエのうた(2023年製作の映画)

3.6

意見が分かれそうな映画。
所々いい演出あって3時間とはいえ飽きずには観れた。

美化し過ぎ描写、詰め込み過ぎ感、観た後にどっと疲れる感はまさに岩井俊二映画という感じ。全体的に散らかった印象。

喋れな
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関心領域(2023年製作の映画)

4.1

人は見たいものしか見ない、見えない
…関心領域。

考えるな、感じろ!の逆。
考え続けろ!映画

初見では難しいというか
想像力がなければこの映画の登場人物と同じように無関心になったり、何も響かない映
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処刑人(1999年製作の映画)

4.2

こりゃ熱狂的なファンも多い映画だわ。
映画シンプルに構成が面白いし、映像体験としても編集が見ていて飽きない。

ウィレム・デフォーで昔からやっぱり変態で最高で最強なんだ。

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章(2024年製作の映画)

3.0

映画オリジナルエンディングにより、原作の良さ、浅野いにお作品の良さがまったく出てなかったような…

あの複雑な物語をうまいこと前編と後編に再構築したのはやっぱり素晴らしい!大衆向けにも見事になってる!
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ボブ・マーリー:ONE LOVE(2024年製作の映画)

4.2

伝記映画というより一部分を深くフォーカスして描いた作品。

この手の映画は名曲の生まれる瞬間を観れるからやっぱり興奮する!

地味と聞いていたけど、始終彼の曲が見事なタイミングで流れ続けるので、臨場感
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小さな悪の華(1970年製作の映画)

4.1

この時代のオカルト映画は当時の撮影技術による質感だけで特別感があるし、コンプラ的にも今では撮れないだろうから貴重。
過度なシーンがなくても始終不気味な雰囲気が出せてる。
BGMとその雰囲気が見終わった
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ハーダー・ゼイ・カム(1973年製作の映画)

3.7

レゲエ映画の重要作品。
この時代の音楽とその成長を見てるのは楽しい。
映画音楽としても独特な編集だけど、それが逆に新しくて学びになった!

凶悪(2013年製作の映画)

3.8

役者の凶悪っぷり最高です。

構成とかサスペンス的な展開はわりと楽しめた。
ただ、時代のせいか画が始終ダサくてそういう意味での映画体験としては残念だった。

猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)(2017年製作の映画)

4.6

とんでもなく良作。
前作と続けてみたせいか、画の違いが明らかでキマリまくってる映像美の数々。
ついに完成し切ったクオリティになった印象。

物語も秀逸で
とくにラストは思わず拍手してしまった。
なんて
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猿の惑星:新世紀(ライジング)(2014年製作の映画)

3.7

次作に繋がる大事な話ではあるものの、ほぼほぼ展開を読めてしまった。

全体的なクオリティはさすが。

ミッシング(2024年製作の映画)

3.9

「我々は事実を放送してるだけです」
「その事実がおもしろいんだよ」


吉田監督なので正直もっと刺激的なものを期待してしまったけど、余韻はしっかりすごかった。
けど、もっとちょうだい……って思ってしま
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インフィニティ・プール(2023年製作の映画)

4.5

ミア・ゴスは若くして人間やめたのか?(褒め言葉)

まず設定内容が面白い。かつ映像がバキバキにキマってるので中毒になり始終見入ってしまった。
万人におすすめできないけど、新たな映像体験を求める人はぜひ
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トムとジェリー(2021年製作の映画)

3.8

アニメ×実写の世界観は不思議とマッチしてて見入ってしまう。というかどうやって撮影してるのかをめっちゃ気になってしまった。
平気でやってるけどなかなかすごい技術よこれ。

トムとジェリー史上最も臨場感も
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PLANET OF THE APES 猿の惑星(2001年製作の映画)

3.7

なるほど、これは確かに旧シリーズを頑張ってまとめようとしたけど、失敗しちゃってる感ありますな…

映像クオリティはもちろん上がってて見やすくていい

ラストも知らない展開になっててこれはこれで楽しめた

最後の猿の惑星(1973年製作の映画)

3.3

オリジナル版全5作通して
せっかくめちゃくちゃ面白いギミックになってるのに最終作が非常に残念…
この5作品目だけ作り直してほしい。

それほど他の作品は言われてるほど悪くなかったというか、非常に面白か
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猿の惑星・征服(1972年製作の映画)

3.7

いよいよそういう話になっていくのか…

1作目からの流れを考えるとゾクゾクするなぁ。
ただ、なかなか単調なのでもっと画的に刺激が欲しかった

新・猿の惑星(1971年製作の映画)

3.8

2作目の衝撃のラストからどう続くのかと思ったら…なるほど!

あまり派手さはないけどテーマが相変わらず面白い。この時代にマルチバース的な設定を描いとるやん。

そしてまたまた衝撃のラスト。
猿の惑星っ
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続・猿の惑星(1970年製作の映画)

4.0

1作目のイメージしかなかったけど
猿の惑星ってその後もいろんなに色んな世界が広がっていたのかというのが率直な感想など。

めちゃくちゃ面白かった

そして、ちゃんと衝撃を受ける部分があって映画として楽
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猿の惑星(1968年製作の映画)

3.9

有名過ぎてオチを知っちゃってる映画を
はじめて大人になってちゃんと観た。

正当に評価できないのが残念。
何も知らない状態でこの名作を観たかった!

子供に物心ついたらすぐに見せたいっていうのは分かる

ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

4.9

圧っっっっっっっっ倒的センス。
こんなにたくさん映画観てるのに、久々にシンプルに映画でしか味わえない大興奮を得た。正直、伝説の1作目は越えられないだろうって思ってたけど、マジかよ…

映画に求めるもの
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ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

4.7

最重要SF映画のひとつ。


玄人向けに作ったら途中で客が帰るほど大衆に理解されなくて→慌てて全部説明してしまう形に再編集されたけど→それも製作陣を筆頭に大批判されて→その後何度も再編集されるなどして
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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

4.8

コレをみるために過去作をイッキ見。
どうしても過去作がある作品は、「観てなくても大丈夫」と言われてもそれを観てから観たいというこだわりがある。どうせ全部観るので笑
ただ、そのせいで劇場を逃したのを今さ
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マッドマックス/サンダードーム(1985年製作の映画)

3.6

シリーズの中では不人気な3作目。
これまたイメージが全然違う…ファンタジー的な世界観。

言われてるほど退屈ではなかったので
これはこれで楽しめた。

2が良かったからこそ、当時ガッカリした人が多かっ
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マッドマックス2(1981年製作の映画)

4.5

今やこっちが「ザ・マッドマックス」というようなシリーズを代表する人気作品。
1作目と全っっ然印象が違うけど、マッドマックスのイメージがまさにこれ。
キャラクターも良過ぎるから、熱狂的なファンが多いのも
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マッドマックス(1979年製作の映画)

3.9

現状の4作をイッキ見してからのレビュー

最初はこんな感じだったのね!!という衝撃。
レンズのゴミとかそのまま入っちゃってたり、低予算の味が出ててすごく好きな世界観。

当時としては目を疑うようなアク
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.6

ほのぼのコメディでしっかり笑えて見やすいなぁと油断してたらガッツリ違う方向で心持ってかれた

RED RICEへのダメ出しが個人的に最高に面白かった。

プレステージ(2006年製作の映画)

4.0

しっかり作り込まれてる。
最後の最後まで目が離せないノーランギミック炸裂。

ノーラン映画はやっぱりラストカットが痺れる。

アイアンクロー(2023年製作の映画)

4.0

プロレス無知過ぎるがゆえに
なんとも刺激的な映画でした。
そんな一族がいたのか…

内容は少し重めだけど、プロレス好きじゃない方でも楽しめるし、音楽、ヴィジュアル含め美しい映画なのでおすすめ。
ラスト
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まほろ駅前多田便利軒(2011年製作の映画)

4.7

2人のキャラクターの奥行きの深さが小説が原作であることを感じるというか
気の抜けた世界観だけでなく、実はシリアスな内容でしっかりと細部まで作り込まれた映画。この雰囲気でここまで描いてるの素晴らし過ぎる
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.7

公開までに色々あり過ぎたけど、シンプルにただの伝記映画をここまで面白く工夫できるノーランがやっぱりすごい。そこに尽きる。

ネタバレでも何でもない、ただのひとつの歴史的事実をここまでのスケールとギミッ
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砂の惑星(1984年製作の映画)

3.9

DUNEの失敗作と言われておりますが
個人的に予習とドゥニ・ヴィルヌーヴ版を観てるのですんなりと理解でき普通に楽しめた。

CGクオリティは30点
ヴィジュアルデザイン100点って感じというか時代が違
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