かにチャンZさんの映画レビュー・感想・評価

かにチャンZ

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プリデスティネーション(2014年製作の映画)

3.8

まず、ツッコミどころが多いしこの手のSFを楽しめるタイプかそうでないかで評価はかなり変わりそうであるということ。

私もかなりツッコミながら観たけど結果好きなタイプなので結構楽しんで観た。

連続爆弾
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ジミー・ボーデン(2023年製作の映画)

2.6

最初のほうは雰囲気とか物々しくて面白かったけど、“ドアが開いてから”なんか急に芝居が白々しいというか急速に冷める方向にいってしまって残念だった。

リアリティ・プラス/リアリティ+(2014年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

この手の話でここまで穏やかなハッピーエンドって逆にあるんだ! という謎の安堵ににっこり。

聖なる犯罪者(2019年製作の映画)

2.9

目がいい。
恐ろしいのに強烈に惹きつけられる瞳だったのがめちゃくちゃ印象的だった。

ウトヤ島、7月22日(2018年製作の映画)

3.6

2011年ノルウェー・ウトヤ島の銃乱射事件
(直前の庁舎群で爆破テロと併せての極右思想による実際に起こった連続テロ事件)

逃げまどう青年たち視点のリアル。
“いったい何が起こったのか”
“いったい誰
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アンセイン ~狂気の真実~(2018年製作の映画)

2.2

ストーリーや展開も予想できるといってしまえばできるけど別にそんなに悪くないし(個人的にこういった展開の話は好きだし)、観終わったあとに“全編iPhone撮影”と知り、なるほどだから2018年の作品のわ>>続きを読む

システム・クラッシャー/システム・クラッシャー 家に帰りたい(2019年製作の映画)

4.4

抑えられない剥き出しの危うさや脆さや凶暴性すべてが痛々しく周囲も自身も傷つけてしまう9歳の少女。

こんなに不安で苦しくて心配で心を痛め続けながら観た映画は他にないかもしれない。この作品を劇場で観れて
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関心領域(2023年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

まず音。劇中曲(といってもほぼ不協和音)は2、3カ所のみであとは環境音と音声。
穏やかな環境音や話し声の(壁の)向こう側から時折聞こえる悲鳴や銃声(リスニングができたら...)。
そして多角的で膨大な
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復讐 THE REVENGE 消えない傷痕(1997年製作の映画)

3.4

棒立ちで撃ち合うシーンに素で「全然あたらんやんお前ら」と言ってしまった。

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.7

音(爆音と静寂)の使い方、オッペンハイマーの心理を表した背景の歪みや揺れ、オッペンハイマー(キリアン・マーフィ)の瞳が印象的で使い方がすごくよかった。

たしかに一度ですべてを理解するには難しい内容で
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蛇の道(1998年製作の映画)

3.8

セルフリメイク版の『蛇の道』が楽しみすぎて予習。
そうそう、このカラカラに乾いているのにじっとりと湿度の高いヒューマンホラーが黒沢清映画!という感じでゾクゾクする!(表現としては矛盾だけど矛盾と感じな
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TITANE/チタン(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

車とセックスしたら妊娠して動揺して乳首ピアス女を衝動的に殺したら家に他にいっぱい人がいたのでいっぱい殺して指名手配されたから数年前から行方不明になってる男の子のフリしてその父親と暮らすもその間にもすご>>続きを読む

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