登場人物を丁寧に見事に描き分けた華やかながら生活感のある大人のラブコメディ。それにしてもこの4人、楽しそうだなぁ。演技とは思えん。
リアルでシリアスな陰謀劇。アメリカ政権上層部の容赦ないエゲツなさ。それにしても遊びのない堅い展開だ。
結構大物俳優中でもが出てくるなぁ。イ・ビョンホンのクレイジーな強さが印象的だ。ハチャメチャな展開ながら、前作よりはわかりやすい。やっぱり役者が揃うと面白味が増すのだ。
なかなか魅力的なキャスト。ただS.W.A.Tに襲いかかるに至る動機に、説得力を感じられなかったかなぁ。
今回はモーガン・フリーマンとアントニオ・バンデラスという超大物登場でキャストをかなり増強。にわかに期待したのだが、相変わらずおふざけコメディ色が強くて、とにかく余計(と個人的には思います)なエピソード>>続きを読む
ようやく観た。こんなことありうるのか?と思いながらも、よくできた映画だなぁ。究極の機内戦争の中、次々に決断を迫られる困難な危機。自ら戦う武闘派大統領の大活劇。強いリーダー。細かいところは置いておいて、>>続きを読む
アムステルダムの地形を活かした派手なアクションだが、コメディタッチとは言え全体的に緩くて締まりがないなぁ。ラストは盛り上がるものの、それまでのプロセスはメリハリがなくて、今一つ感情移入できなかった。
古き良き60年代のアメリカ。夢と郷愁のアメリカン・グラフィティ的ファンタジー。こんな経験してみたいものだ。中年のまま高校生を演じるキャスリーン・ターナーの何と魅力的なことか。演技上手いなぁ。
タフガイ、バンデラスが敵を迎え撃つハードアクション。上手くいき過ぎのところはあるものの、息つく間のないノンストップスリラー。あの「デスペラード」での美しき野獣のようなバンデラスから歳を重ねたが、渋みと>>続きを読む
アントニオ・バンデラス見たさに観てしまった。内容は完全に子ども向けのファミリーアドベンチャーエンターテインメント。9割超は子どもたちが活躍。とは言え、バンデラスのセクシーな格好良さは大人向けだ。子ども>>続きを読む
壮大なスケールで描かれるスペクタクル史実戦記。痛快!を予想したのだが、愛情深く慈悲深いかなりまともなヒーローをカーク・ダグラスが熱演。3時間超と長いので途中休憩が入り、その間に間奏曲まで入る。劇場鑑賞>>続きを読む
得体の知れない人間と結婚してしまった不安と恐怖。心理的に追い詰められ次第に膨らんでいく疑念。ケーリー・グラントとジョーン・フォンテインが絶妙な演技で不気味な不安をあおってくれるなぁ。
衝撃的な冒頭。完全犯罪への挑戦。とんでもない狂気の趣向。歪んだ自信と優越感。それから延々と続く緊迫の会話劇。その中でジェームズ・スチュワートの刺すような洞察的一挙一動に観ているこちらも気が気でない時間>>続きを読む
息子が一緒に事を起こす動機に多少物足りなさを感じるが、そこはスティーヴン・キングの世界、その後の恐ろしい展開に目が離せなくなって時間を忘れてしまう。美しい映像の中、どす黒い不安と破綻が迫ってくる。ざわ>>続きを読む
緩みに緩んだ航空隊を苦悩しながらも徹底的に鍛え直して任務成功に導く司令官のペック。飄々とした役もいいが、気骨ある厳しい司令官のペックもなかなかよいなぁ。ストーリーのほとんどが会話中心のヒューマドラマ。>>続きを読む
初期の二作品くらいをかなり前に観て以来、いきなり本作を観たせいか、冒頭の妙にポップなバタバタについていけなかったが、物語が進むに連れて目が離せなくなってくる。スパイダーマンのスーツの進化にびっくり。そ>>続きを読む
敵方に潜り込んで情報を探り出すバーグマンが何だか観ていて切なくて可哀想になる。強烈なラブロマンス諜報サスペンス。ヒッチコックワールド全開でドキドキするのだ。ケーリー・グラントとバーグマンのコンビ。重厚>>続きを読む
設定に少し複雑な感情も覚えるが、演技とは言え子どもたちの純粋な表情に持っていかれてしまうのだ。一人一人の心情が丁寧に描かれていて、これみよがしの感動演出のない明るい展開がいいなぁ。ジュリア・ロバーツの>>続きを読む
バーグマン、ペック、ヒッチコックの組み合わせ。美しいモノクロ。深い謎に予想もつかない結末。「ガス燈」で見せてくれた美しきバーグマンワールド再び!
運命的な二人がおとぎ話とも思えるきっかけで徐々に結びつくロマンス・ファンタジー。子どもがいい役割をしている。若きトム・ハンクスとメグ・ライアンが美しい。
コメディ西部劇とは打って変わってシリアスなジェームズ・ガーナー。重厚なイヴ・モンタン。二人とも本当に走っているからすごい。あらゆるアングルから見せるレースシーンはスピードと爆音が相まって迫力満点。過酷>>続きを読む
デニーロとホフマンのがっぷり四つ。これに加えてストライサンドだ。やっぱり大物の存在感と熱量ははちがうなぁ。今作もおもしろい。細かい芸で大いに笑わせてくれるのだ。
よくできた楽しいドタバタコメディウエスタン。こんなにリラックスして観られる西部劇も貴重だ。ジェームズ・ガーナーのおおらかで飄々としたトボケぶり、魅力的だなぁ。町長たちの手のひら返しも笑える。ジェームズ>>続きを読む
山場展開が何度もあって分かりやすく、ラストまで一気。江戸の風情と映像美。加えて迫力ある殺陣。キャストも良く、満足度高し。鬼平は何といっても先代の中村吉右衛門のイメージが強烈なのだが、熱くて明るい幸四郎>>続きを読む
ウイルス性ゾンビの大群が、まるで異常発生したバッタのごとく大量発生して、世界を瀕死に追い込む。このゾンビ、かなり俊敏で、びっくりするほど身体能力が高く、動きが早くてよく見えない。「ゾンビ」の怖さが最近>>続きを読む
タイトルから想像していた内容と違い、大半は父子のアドベンチャー的展開。出演者たちにタイトルのようなシャープさが感じられなかったなぁ。ちょっと残念。
始まりから娘が出てきたときに嫌な予感がしていたのだ。幼馴染の三人の中年男の友情葛藤物語かと思っていたら、展開があらぬ方向に捻じれていって、ドキドキがどんどん高まっていく。俳優陣の迫真の演技とあまりの急>>続きを読む
心がザワつく日常の心理サスペンス。というより不気味なホラーだ。この子役、ゾッとする演技を見せてくれる。幼いながらに自分の役を本当に理解して演じているんだろうが、物語が進むにつれて、観ていて徐々に不気味>>続きを読む
ゾンビ映画の近年の撮影技術からすると、やはり古い感じは否めない気がするのだ。それにしてもこのディレクターズカット版、個人的には無駄と思われるシーンが盛り沢山で、ラストの衝撃シーンにたどりつくまでが長く>>続きを読む
何だかものすごくドタバタな西部劇的ファンタジーコメディアドベンチャー。それにしてもムチャクチャだなぁ。
素晴らしい映画だなぁ。前半の軽薄なテキトー男から後半でのこの展開はどうだ。実話とは言え次から次へと苦難がやってくる人生の理不尽さ。しかしそれを真摯に受け入れた主人公をウォールバーグが身体を張って見事に>>続きを読む
身に覚えのない疑いを警察にも証人にもかけられる怖さ。家族への心理的重圧。事実に基づく話なので、余計怖い。ヘンリー・フォンダだからこそ出せるシリアスさ!
何とも変わったゾンビ映画だなぁ。スマホを見ながら歩くゾンビは現代風だ。アメリカの田舎まち、昔ながらのダイナーやモーテルと、雰囲気はなかなか良い中でのゾンビはしっくりくる。う〜ん。変わってる。
何とも凄まじいなぁ。ユニークでぶっ飛んだ設定と怒涛のノンストップバイオレンスに釘付けになってしまった。ダニエル・ラドクリフの新境地だろうか、バッチリとハマっているのだ!
冒頭からぶっ飛んだ展開。怖いもの見たさのバンパイヤ映画トライだが予想以上に面白い。ポップでコミックチックでスピード感に溢れて爽快だ。ジェイミー・フォックスの存在感はさすがで、まさにハマり役。他のキャス>>続きを読む
前作同様、冒頭からずっと続く糸を張り詰めたのような緊張感に目が離せない。仕掛けの迫力と凄み。絡み合う因果。梅安の過去の苦悩が滲み出る。ラストもリアル。仕掛人も必死で、決してカッコ良くはないのだ。豊川梅>>続きを読む