jerryさんの映画レビュー・感想・評価

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マッドマックス:フュリオサ(2024年製作の映画)

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いや思ったよりグロいな…
個人的にfury roadの良さは世界観を保ちつつ極力グロさを見せなかったところだと思っているので、今作はちょっとキツいレベルでグロいシーンがちらほらでした。

あとやはりど
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関心領域(2023年製作の映画)

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こんなに不快なエンドクレジットの時間は初めてかもしれない。

直接的な場面を一切見せないのに、全てを見てしまったような恐怖を感じるとてつもない映画。

それにしても本作と落下の解剖学でいずれも大きなイ
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パリ、テキサス(1984年製作の映画)

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見返りナターシャの超有名なあの場面しか知識が無かったんだけど、午前十時の映画祭で劇場公開してくれるというのでようやく観ました。

オレンジキャップにスーツのアンバランスな男が荒野を彷徨うオープニングか
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

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どうしても足が向かないなあと観賞を延期していた本作、でもこれだけ評価されてるし…とようやく観たけど、やはり本能を侮ってはいかんかった。
なぜノーランがこのテーマで映画を撮ろうと思ったのかが分からない。
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異人たち(2023年製作の映画)

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大林監督の異人たちとの夏がとても好きなので、あのオカルトとハートウォーミングのとんでもない高低差を期待してしまったためちょっと物足りなさがあったな。
アンドリューヘイに大林節求めるなって話しだけど…
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小説家を見つけたら(2000年製作の映画)

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自転車コネリーほど良いコネリーは無いよな…定期的に観たくなるオールタイムベストの一つ。

師弟モノと見せかけて若者に救われる年配者の話し大好物。ジャマールの才能溢れるスーパーボーイ設定が潔くて好き

パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

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子どもの頃の純真さと大人の聡明さ、両方を併せ持ったとても美しい映画。

韓国とアメリカ、2カ国のアイデンティティを持つノラを演じるグレタリーが本当に移民1世のそれでしかなく(言語で性格やマインドがちょ
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

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何度かうとうとして見失ってしまったのでストーリー感想無しで。3時間越えの作品をいつでも観られる体力が無くなってきている気がする…

映像とサウンドはパート1より更に磨きがかかってる。
キャストの顔の癖
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アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

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なんて小粋な風刺コメディ…これ皆好きなやつでしょ。
ジェフリーライト、観たことあるなーくらいの認識だったけど、終始困った顔のインテリ役が当て書きかと思うほどめちゃくちゃハマっている。

原作にどこまで
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

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アリアスターが今回はコメディだよ〜って言ってたの信じて無かったんだけど、ほんとに笑った。マライアキャリーに謝った方が良いぞ!

冒頭の、ニューヨークの嫌なところ全部煮詰めたみたいな街描写が最高だったな
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

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ヨーロッパの法廷映画モノってそういえば初めて観たかも。母国語じゃ無い言語で裁判なんて見てるだけでもげっそり。

所謂“藪の中”ヨーロッパ版だけど、すっきりしないことこの上ないですね。ザンドラヒュラーの
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アリラン ラプソディ〜海を越えたハルモニたち〜(2023年製作の映画)

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川崎に住むハンメ達の姿を追ったドキュメンタリー。自分の祖母達はこんなに活動的では無かったけど、それでもやはり彼女達を思い出すなどした。
知らなかったのだけど上映後に金監督と安田菜津紀さんのトークショー
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ストップ・メイキング・センス 4Kレストア(1984年製作の映画)

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アメリカンユートピアがとても良かったので順番逆ですがこちらも劇場観賞。

いや、かっこよ!!!
あのスーツ似合うのデヴィッドバーンだけ!!

ジョナサンデミはライブ映像まで作品に昇華出来るんかい。
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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

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瀬尾まいこ原作、三宅唱監督でカムカムの2人が主演って絶対間違い無いじゃないと思い観賞したが、本当に全ての相性が抜群。

瀬尾まいこの小説の好きなところは重くしようと思えばいくらでも出来る題材を読みやす
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カラーパープル(1985年製作の映画)

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ミュージカル版観たらどうしてもオリジナル観たくなって深夜に観賞。

いや〜〜〜やっぱりスピルバーグは映画が巧い!巧いんだよなあ…
私はこの後半の畳みかけ展開まで救いようの無い過酷な物語を、時折ユーモア
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カラーパープル(2023年製作の映画)

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学生時代に出会って脳天撃ち抜かれたカラーパープルのミュージカル、待ちに待った映画化なので初日にドルビーシアターで観賞。
初っ端から楽曲に圧倒されウーピーのカメオ出演にもうやられてずっと泣いてたので目が
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僕らの世界が交わるまで(2022年製作の映画)

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父娘映画も好きだけど母息子映画も好き。
母の行動が危う過ぎて息子はまだ可愛げがあったけど、あんたたち似た者同士だよ!と誰もが思い父親に同情したことでしょう。
音楽使いも巧い。こんなにクラシックが不快に
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リバー・ランズ・スルー・イット(1992年製作の映画)

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午前十時の映画祭にて。

釣りに素養の無い私でも楽しめるんかいと懸念していたけど、一人の男性の人生をモンタナの大地を通して描くとても静謐な映画だった。ロバートレッドフォード監督と詩的な作品は相性が良い
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ホーム・アローン2(1992年製作の映画)

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ニューヨーク映画として本当に大好き。このホテルライフは憧れる。だがこれ普通は死ぬだろという仕掛けの数々で毎度苦笑いしてしまう。泥棒コンビ不死身やろ。

1に続き、いわゆる「子どもの頃不気味に見えた大人
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

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この人(ヨルゴス)ほんとやる事がブレないなぁの一言。
女王陛下に続いて美術も衣装も素晴らしかったし、BGMが世界観の構築に一役どころか二役も三役も買っていた。
露悪的でグロテスクだけど、一人の女性の成
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ビヨンド・ユートピア 脱北(2023年製作の映画)

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観賞中気が付いたら息するのを忘れていた。これは凄まじい、当人も協力者も撮影側も命を賭けたドキュメンタリー。この壮絶な脱北ルートに子どもや高齢者が耐えられるくらいの日常を送っているのかと思うと言葉を失う>>続きを読む

ファースト・カウ(2019年製作の映画)

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寝不足で観賞してほぼ寝てしまったため感想を言う資格が無い。記憶があった場面の記録のみ。

白骨、サーターアンダギーっぽいドーナツ、牛の乳搾り、窓に映る人影、リリーグラッドストーン、逃げる男たち、目を瞑
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

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野木さんと山下監督を以ってしても和山やまの世界観を映像化するのは難しいんやな…

終始目が据わってる聡実君は良かった。
あと合唱部の女子達も和山やま世界の女子感。

ショコラ(2000年製作の映画)

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午前十時の映画祭にて。
学生時代に観た時はジョニデのイメージしか無かったけど、女性が戦い居場所を見つけるとても良い映画だったな。
フランスが舞台なのに全編英語なのは一昔前のハリウッド映画って感じだが…
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

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ひたすらに役所広司が清い。トイレの神様か?この役所広司嫌いな人おらんやろという魅力。姪っ子ちゃん、妹とのシーンとfeeling goodのシーン圧巻でした。そりゃあカンヌ獲るわ。
本当にヴィムが撮った
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ズートピア(2016年製作の映画)

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初見時も思ったが謎解き部分が本当によく出来てる。ミスリードも真相の展開も巧いよな…

ミステリと言う勿れ(2023年製作の映画)

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広島編は原作未読。遺産争いからどうやって話し広げるのかなと思いきや、なるほどな展開で大変楽しめました。
ただやっぱり変なところで変なBGMが入るのはドラマから変わっていないんだが…めちゃくちゃ気になる
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ブラック・レイン(1989年製作の映画)

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午前十時の映画祭にて。
ストーリーはまあうーんなんだが、アンディガルシアと健さんのレイチャールズ聴けただけで満足。

マーベルズ(2023年製作の映画)

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ms. marvel 観てないので正直ストーリーは??だったんですが、小ネタが多くてニヤつきながら観ました。猫好き集まれ!
ブリーラーソン、じゃなくてキャロルの私服全部可愛くて真似したい。体鍛えんとな
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北極百貨店のコンシェルジュさん(2023年製作の映画)

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心身の負担にならない映画を求めて鑑賞。サクッと70分で大変観やすい。
手書きのようなアニメーションが本当に美しかったです。tofubeatsの音楽も相性良し。基本的にはドタバタ新人お仕事ものなんだけど
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キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

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誰かブレンダンフレイザー出てるって教えといてよ!好き!(知らんがな)
ハリウッド屈指の大物俳優の1人だと思うのに、器の小せえ役が本当に合うようになったディカプリオめちゃくちゃ良いよね。このまま自分の持
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シアター・キャンプ(2023年製作の映画)

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演劇系サマーキャンプもの大好物なんで嬉々として観に行きました。

ベンプラ絡んでるからか楽曲が良くて、なんじゃこりゃなはずのフィナーレで謎の感動。皆歌もダンスも巧い。
今回は子どもたちより大人のドタバ
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グリーンマイル(1999年製作の映画)

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午前十時の映画祭にてかなり久しぶり再見。
あらすじは覚えてたけど詳細は忘れている部分が多く、ラストにああ〜そういうオチだったなあと膝を打った。

死刑囚の看守というこの世で最もやりたくない仕事の一つに
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ロスト・キング 500年越しの運命(2022年製作の映画)

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サリーホーキンス目当てで観たけどストーリーも面白かった。
人が自分の人生に何の関係も無い何かにハマる時のメカニズムがめちゃくちゃ理解出来る。この度は大発見があったからこそ話題になったわけだけど、似たよ
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エクソシスト/ディレクターズ・カット版(2000年製作の映画)

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午前十時の映画祭にて。

あまりにも有名なので観た気でいたけど多分初見。イラクで始まるオープニングにあれ?私が知ってるエクソシストと違う…と戸惑いました。かなり前置きが長いんだけど、じわじわエピソード
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オオカミの家(2018年製作の映画)

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今観たはずなのに映画館から一歩出て真夏の日差し浴びたらなんだか記憶が薄れて来た。白昼夢だったんかな。

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