ゆいさんの映画レビュー・感想・評価

ゆい

ゆい

悪は存在しない(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

この物語を通して悲しみ傷ついたと感じたとしても、そのことを誰かに責められるような気がするけれど、傷ついたのも悲しいのも自分ではないと非難する気持ちは今自分に1番向いている

水は低いところに向かって流
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シカゴ(2002年製作の映画)

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承認欲求に駆られた強かな女たちがみっともないけど煌びやか なんでもショーにできちゃうんだな〜〜
確かに法廷って一種のショーなのかもね

ヘアスプレー(2007年製作の映画)

4.0

元気出る〜!大好き!
大人になって1番驚くのはトレイシーの脅威的な目覚めの良さ

人種差別が根強い60年台のアメリカで、歌とダンスの力であらゆる差別と偏見をぶっ飛ばす一連のストーリーが清々しいし勇気と
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イルマ・ヴェップ(1996年製作の映画)

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イルマヴェップってバンパイアのアナグラムだったんだね

レ・ミゼラブル(2012年製作の映画)

4.0

やっと見れた!様々な慈悲や愛の表現が出てくる中でも、最初に出会う神父さんに1番心を打たれたのは順番のせいかな 敬虔であるとはいえ、そう簡単にできることではない気がする
ラッセルクロウのジャベールめちゃ
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レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

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思ってたより血まみれでかなりキツい けどバカみたいにみんな揉めてみんなボロボロになっていくのがアホらしくて3人で撃ち合うとこ笑っちゃった 話し合いとは
ずーっと瀕死の演技をしてるティムロスがすごいと
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ニンゲン合格(1999年製作の映画)

3.9

ずっと悲しくて目を背けたくなるのにどうしてもどこかに希望を見出そうとしちゃった
短くて長い夢、ではない
テレビ越しの父 格子窓越しの食卓 よかった

観た後めーちゃめちゃ鬱モードになる!あやうく負
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マイ・ブルーベリー・ナイツ(2007年製作の映画)

3.7

アメリカだしラブだけじゃなくてロードムービーも撮っちゃうぜ!的なノリかな 夜の街を抜ける電車とか、カラフルなネオンとか、王家衛が撮るアメリカは5割増しくらいで可愛く見える
ジュードロウがかっこよすぎる
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一日の行楽(1919年製作の映画)

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じっと見てたらこっちも酔う
チャップリンの身体能力、異次元すぎる
The end of a perfect day じゃないだろ

乱れる(1964年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

礼子が最後立ち止まることに、悲しくて残酷な現実が詰まっている
幸司こそ18年を棒に振ったのではと言いたいくらいなんとも惨めな最期 とはいえ道中幸せそうだったから、どうでも良くなっちゃったのかな
終始
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ドリームガールズ(2006年製作の映画)

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ディーナめちゃくちゃ美人だなと思ったらビヨンセだった
私欲まみれの大人たちの痴情のもつれと華やかな舞台との落差にクラクラする
ショービジネスとかエンタメ業界がテーマの話、どうしても我に帰っちゃう

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チャップリンの給料日(1922年製作の映画)

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勤務先、ヒヤリハットのオンパレード
通勤大変すぎだろ〜

キッド(1921年製作の映画)

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オチはなんとなく予想ついたけど、夢の国のシーンが予想外だった
ヒゲ面の天使が寝てるうちに門から悪魔が入ってきちゃうの可愛すぎる

(1960年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

嘘でしょ?!??? ああ〜〜〜〜〜〜
ロランはいつ出たんだよ結局

灯りと共にトンネルを進んでいくシーンがなんだか綺麗だったな
怖くないのに怖いというか、強い切迫感はないのにヒヤヒヤした 塩梅が上手
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Bico(2004年製作の映画)

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ドキュメンタリーみたいなフィクションに見える アキカウリスマキの映画の冒頭と見紛う

俺らのペンギン・ブーツ(1992年製作の映画)

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ゆりかごから墓場まで靴尖らす
Leningrad CowboysのPVでいちばんゆるくて笑える 全部ゆるいが

バッファロー’66(1998年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

わ〜お話はめちゃくちゃ好き なのに見え隠れするフェチ(?)にものすごい嫌悪感 けど総じて好きの部類に入る映画です 画はサイコー

機能不全の家庭と両親を完全に捨て去るのではなく、嘘をついて見栄を張って
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スティング(1973年製作の映画)

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終わりよければすべてよし!最後の20分くらいの間にびっくりが詰め込まれていた
100年前はこんな街並みだったのかな〜 章構成になっているのも面白いしイラストも可愛い
何よりポールニューマンの顔がいいで
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PASSION(2008年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

良〜〜〜
真心を打ち明けあった先にあったのは、別離ではなく再構築への一歩(というか元サヤに戻るというか)だった でも果たしてその相手で良いんだか悪いんだか、という感じ
真夜中の鼎談といい、朝の散歩と
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博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか(1964年製作の映画)

3.8

「核爆弾を投下するなんて人間のできることじゃない、だけど勲章ものだ」とか「1億5000万人の犠牲が2000万人の犠牲で済む」とか唖然としてしまうような発言や、憶測と憎悪に突き動かされただけの呆れるしか>>続きを読む

あこがれ(1958年製作の映画)

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短さあっけなさが子供の頃の思い出っぽくて良い

不滅の女(1963年製作の映画)

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画面はほんとに綺麗 夏の昼間にモスクの前の広場に点在する人々とその影とか、地下用水路とか、イスタンブールをモノクロで見たのは初めてでワクワクした
夢か現か、今か昔か、真実か虚像か、フラフラ彷徨いこちら
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羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

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無理怖すぎる疲れたほんとやだ
誰かとじゃなかったら絶対観られなかった

泥の河(1981年製作の映画)

4.4

言葉にならない… 悲しさや切なさもあればあたたかさもあり冷たさもあり
大人と子供/陸と川のような”違うもの”の間には、物理的な壁や明確な区切りの有無に関わらず、何か境目のような曖昧な継ぎ目があって、そ
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RENT/レント(2005年製作の映画)

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エンジェルとコリンズの歌(I’ll cover you)がめちゃくちゃ好き てかもうコリンズの歌声が好き
Seasons of loveってストレートに良い曲だなとしみじみ思う

しとやかな獣(1962年製作の映画)

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演出の緻密さに驚く
文明にも風情が必要なんでございますね

狩人の夜(1955年製作の映画)

4.1

ど名作 モノクロの活かし方も撮り方もお話もめっちゃ良い 追われてる間じゅう怖すぎて、あと30分あるの?!てなった
夜ってそれ自体も怖いものなんだよな、現代の都会に暮らしていると忘れちゃうけど
影と光の
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ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア(1997年製作の映画)

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抗えない運命を受け入れると何も怖くなくなっちゃうのは昨日みたテルマ&ルイーズと同じだけど、こちらの二人は死ぬ前にやっておきたいことをなんとかやり遂げるための逃避行だからそこがかなり違う
ジャケ写からし
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驟雨(1956年製作の映画)

4.1

成瀬巳喜男3本目、1番好きかもしれない
戦後間もない頃から既に、家父長的な夫婦の在り方に対する反発みたいなものってずっとあるんだな(ってドライヤーの「家庭」観た時も思った気がする)
そんなクソしょうも
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テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)

4.0

最高だ〜〜〜〜〜 最後まで最悪で最高だ
「このあと絶対こうなるよな」「この後こうなってほしいな」が全部起こる展開だけどそれでも良い てかそれがいい
テルマ、あんたのこと見直したよ

悲壮感皆無だからス
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キートンの大列車追跡/キートン将軍/キートンの大列車強盗(1926年製作の映画)

4.0

おもろ!やっぱりアクション映画(?)好きだな〜
奪われた機関車目掛けて線路のど真ん中を一目散に追いかけていくシーンとか、壁が一気に外れた瞬間後ろから追いかける機関車が現れるシーンとか、一つ一つの構図と
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成功したオタク(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

「ファンであり続けることができるのか。いや、ファンを辞めるべきか。彼を推していた私も加害者なのではないか。かつて、彼を思って過ごした幸せな時間まで否定しなくてはならないのか。」

誰かを応援した記憶を
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ムーラン・ルージュ(2001年製作の映画)

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最初と最後のステージは見応えあって好き だけど全体的に間延び感あってミュージカル版の方が好きだった とにかくステージは綺麗

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