yukoさんの映画レビュー・感想・評価

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メメント(2000年製作の映画)

3.9

記憶の断片(文字通り、断片)が、冗長的で整理されないまま、巻き戻っていく展開。もちろん、主人公の記憶障害が引き起こすものであり、擦れ方(見せ方)が意図的に創作されているとはいえ、そんな非合理性を隆々と>>続きを読む

遠距離恋愛 彼女の決断(2010年製作の映画)

3.3

諦めないギャレットが素敵!周りの人たちがどうしても笑わせにくるのが面白くて、何度もクスッと笑いました。深いこと考えずに観る週末ラブコメ作品。

ラブ・アット・サンセットテラス(2020年製作の映画)

3.5

静かに穏やかに流れていく時間の中で、大げさな表現がなくて、ごく自然に、現実的に展開していくのが好き。恋愛、というより人間愛で、ふたりが、人と人が、結ばれていく。デジタルツールが登場せず、優しい人たちの>>続きを読む

理想の彼氏(2009年製作の映画)

3.4

相手の浮気が原因で離婚することになったサンディ(キャサリン・ゼタ・ジョーンズ)は、子守のアルバイトとして15歳年下のアラム(ジャスティン・バーサ)を雇う。優しくて人懐っこくて日常を大切にするアラムと、>>続きを読む

君への誓い(2012年製作の映画)

3.5

ふたりで愛の記憶を重ねていく。でもそれが、ひとたび消し去られると…。愛し合う軌跡はどこに蓄積されるのか。頭か、心、果たして体なのか。
ふたりが惹かれ合う場面は、観ているだけで泣けてくる。(だから事故の
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ザ・エージェント(1996年製作の映画)

3.5

男はそれを提案書と呼び、女はそれを情熱だと受け取った。仕事一筋、恋愛下手なジェリー(トム・クルーズ!)は、人と接するのもまるでプレゼンのようで、口説けるけれど、関係を作ることは(あるいは続けることはも>>続きを読む

パーフェクト・ペアリング(2022年製作の映画)

3.3

オーストラリアの大自然で牧場のお世話をがんばる前向きラブストーリー。頭空っぽで観れるやつ!

ラブ・ハード(2021年製作の映画)

3.7

コメディアンとしてのJimmyを観たことがあったので、鑑賞前は、シニカルなお笑い系なのかな?と想定していましたがどっこい、すごく心の温まるいい作品でした。クスッと笑える場面もたくさん散りばめられていて>>続きを読む

人間失格 太宰治と3人の女たち(2019年製作の映画)

3.6

個人的には、坂口安吾役の藤原竜也さんがいちばん色っぽいなと思ったのですが、さて太宰治。というよりは、原題どおり彼を取り巻く3人の女性がフィーチャーされたこの作品で、印象に残らないようで残ってしまう山崎>>続きを読む

トキメキ☆成均館スキャンダル 劇場編集版(2010年製作の映画)

3.3

ドラマ「トキメキ☆成均館スキャンダル」(20話)のダイジェスト、韓国王朝時代の、花より男子な物語。ドラマは鑑賞済みなので、懐かしさ全開でした。恋愛に焦点をあてて編集しているようですが、ドラマ本編はキュ>>続きを読む

マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

4.5

マッドマックス、マッドマックス2、マッドマックス・サンダードームを経ての本作品、着実に進化を遂げて到達した怒りのデスロード。進化とは取捨の選択、決断と実行の積み重ね。マッドなマックスなんてとうの昔に解>>続きを読む

マッドマックス/サンダードーム(1985年製作の映画)

4.1

バータータウンに入り、アウンティ(ティナ・ターナー!)に何者かを尋ねられたマックス。警官(マッドマックス)&ドライバー(マッドマックス2)と答えるも、サンダードームのリングコールでは、名無し(No N>>続きを読む

マッドマックス2(1981年製作の映画)

3.7

ヒューマンガス陣営にマッドが移行してマックスがむしろマイルドマックスに見えなくもない感。…とかいう冷めた目はよくない。作品は40年前に放映されている。しかも北斗の拳の先輩にあたるそうだ。この世界観に浸>>続きを読む

アイデア・オブ・ユー ~大人の愛が叶うまで~(2024年製作の映画)

3.5

だってアンハサウェイやん?を封印しながら、オトナの少女漫画的、ザ・王道恋愛ストーリーをウットリしながら鑑賞するゴールデンウィーク。

マッドマックス(1979年製作の映画)

3.5

メルギブソンがまだメルギブソンじゃない頃のマックスがマッドマックスになる物語。

バンク・ジョブ(2008年製作の映画)

3.5

ベイカーストリート強盗事件を基にしたストーリー。やんちゃな王女の秘め事など実際の事件の全容は闇の中らしく、犯人がコナンドイルの小説から着想したことが再現されているとのこと。犯罪は良くないけれど、実行力>>続きを読む

シティーハンター(2024年製作の映画)

3.9

クール&セクシーに加えて何より、スイーパーなのにコミカルな冴羽獠。アニメ版から実写版の召喚が凄すぎる。こんな人いるわけないじゃん(アニメ版)、いやいるかもしれない(実写版)。さすが鈴木亮平さん。ガンア>>続きを読む

あと1センチの恋(2014年製作の映画)

3.9

ROAD WORKS, EXPECT DELAYS。兎に先を行かれてもどんな苦労がある道でも、亀ががんばる恋の物語。

愛情たっぷりのロージー(リリー・コリンズ)、彼女を囲む優しい家族や友人も、この物
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オットーという男(2022年製作の映画)

3.9

可愛らしい親切や小さな命が、オットー(トム・ハンクス)を少しずつ変えていく。薄々結末が見えてくるのだけれど、見届けたくなって、そしてやっぱり、温かい気持ちに包まれて、エンドロールを迎えた。目の前の人を>>続きを読む

スキャンダル(2019年製作の映画)

3.7

車で移動中のメーガン(シャーリーズ・セロン)が、ロジャー(ジョン・リスゴー)に対して感謝を述べてなんとか自分を宥めるも、後部座席で眠る子供たちの寝顔を眺めるシーンが印象に残る。
声を仕事にする人が声を
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リボルバー(2005年製作の映画)

3.9

戦う相手を探すゲーム。己か敵か。支配するのか、されるのか。どの点を繋いで線にするのか、最後まで一瞬も見逃せない展開。ふざけているのか真剣なのかも惑わされて、楽しい作品でした。もう一回観ます!

バートン・フィンク(1991年製作の映画)

3.5

生きるって結局、足掻くってことなのかな、と思った作品でした。

パーフェクト・ケア(2020年製作の映画)

3.9

黒いアメリカンドリーム物語。それにしても雌ライオン、マーラが強い。私もあんな鉄のメンタルがほしい。

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.0

クリストファー・ノーラン監督といえば、起点の散りばめ方、場面の長さや濃淡、それに結していく展開に気持ちよく裏切られることが多く、何万、何十万と多くの犠牲者を出したあの場においても例外なく、皮肉のように>>続きを読む

NETFLIX 世界征服の野望(2019年製作の映画)

3.2

NETFLIX の野望、というよりは、BLOCKBUSTER を対峙させて、敵陣の大敗をフィーチャーしたに過ぎない感じがした。マーク・ランドルフはインタビューを受けているけれど、リード・ヘイスティング>>続きを読む

ウォーレン・バフェット氏になる(2017年製作の映画)

3.7

好奇心を追求すること、集中すること、高めること。ひとりでできることはあれど、大切なのはやはり利他の心なんだなぁと思った。誰と出会うかで人生が決まると言っても過言じゃない。私も楽しく生きたいです。

アナザーラウンド(2020年製作の映画)

3.8

アルコール。精神を緩めるものは破壊に至ってしまう程、強力な薬。でも、この作品を観ると、私たちは、無理矢理大人にさせられたんではないか、とも思える。あるいは、境界線について考えさせられた。大人と子供、公>>続きを読む

レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

3.6

降り止まない雨は恋のはじまり。可愛い憎まれ口は照れ隠し。頭空っぽで観るチャーミングな映画でした。やっぱり、一緒にいて楽しい人といるのがいいなって思いました。

アイリス・アプフェル!94歳のニューヨーカー(2014年製作の映画)

3.8

先日102歳でこの世を去ったアイリス・アプフェル。ドキュメンタリーを撮ったのは彼女が93歳、7つ上の夫カールが100歳の誕生日を迎えたときだ。そしてカールは撮影の後まもなくこの世を去っている。
好きな
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バトルフロント(2013年製作の映画)

3.2

台詞がほぼフ◯ックしかなかったので、見所はアクションに集中…かと思いきや、ステイサム兄貴には敵が弱過ぎたのかもしれません。娘さんが勇敢でした!

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.9

男性の台詞が冒頭から腹立たしい。でもこれはきっと現実。それを見事に再現してくれている。だからちゃんと胸糞悪い。軽蔑の言葉や態度、あるいは行為はどれだけ人をズタズタにするんだろう。
目には目を、の復讐劇
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キングスマン(2015年製作の映画)

3.9

紳士を貫くスタイルがイギリスのスパイ映画らしくて好き。徹底して、アジトはSavile Rowに位置している(のも好き)!老若入り混じって戦った先に、若い世代に引き継ぐような流れがまた良かった。グロさを>>続きを読む

フォーカス(2015年製作の映画)

3.5

ジェス(マーゴット・ロビー)が可愛い過ぎてフォーカスできなくなってしまいますよ、という注意喚起含めての原題(邦題も)…ではないですよね笑というくらいジェスの魅力が素敵な作品でした!

ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男(2019年製作の映画)

3.6

戦う相手の大きさより、使命を感じた自分の正しさを信じて貫く。作品では主人公がすごく地味に描かれているように見受けられて、これもきっとご本人を再現したものかなと想像しました。「はじまりのうた」は好きな作>>続きを読む

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