冒頭のカラオケがリアリティがあり興味を持ったけど、そこから以降はなんじゃこりゃの嵐。なんじゃこりゃ???
なんだけど、離脱せずに最後まで観れたのです。
松居監督の私的ファンタジーが全開で、スタッフも役>>続きを読む
密な人間関係ほどエアポケットのように、あとで思い返すと不可解に消失したということがある。
落とし物を、なくなったからもういいやとあきらめたつもりでも、人生がそれを拾いにいくというか。
悔悟という名>>続きを読む
クライマックスへの映画としての持っていき方がすごい。晩餐会が始まってうおおおおってなった。
バベットすげえ....
ただしこのカタルシスを味わうには1時間以上地味パートを眺めないとならない。
(暗い>>続きを読む
浅井慎平監督による男の浪漫×中年の危機×ジャズ映画。
楽器を弾かない人が別の手段でジャズをやろうとしたんじゃないかな。
著名人がわんさか出てきて繰り広げられる無意味な与太話の数々はジャズのアドリブ演>>続きを読む
そのうちに観ようと思って永らく未見だった本作をようやく、ようやく観た。
切り取られた「ローマです」は何度も目にしてるし、2人乗りのシーンや真実の口など、既視感どころか史実のように刷り込まれていて、初>>続きを読む
病気のため45歳で早逝した川島雄三監督の晩年の作品。前衛的な衝撃作「しとやかな獣」とも近い時期だがこちらはだいぶ作風が違う。写実的な描写と純文学的な結末。
賑わうカフェや繁盛している高級な鮨屋など、>>続きを読む
冒頭ワンシーンでどういう話か理解して笑ってしまい、掴みはOK。
エイリアンの宇宙船をWindowsパソコンで制御する「インデペンデンス・デイ」よりももっともっと全然あり得ない設定のハードルを跳ぶこと>>続きを読む
(4/23 追記)
昨日は放心してしまって何も書けなかった。
一日経って余韻に耽ってる。
原題は Me Before You で
観終わった気持ちだと Me After You だった。
邦題と>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
全体としてはもちろん好き。
なのですが、
これが昭和・平成までだったら
なんだ!、生きてて良かったー、からの
ラストシーンでモブのチンピラに刺されてしぬよ。
それが昭和平成の定型だった。
(ハリ>>続きを読む
カフェや八百屋など、いつもそこにいるイツメンたちの小競り合い。
そういうものが希薄になったっぽい今からすると元々持ってなかったのにノスタルジーと喪失感を感じる。
それはもちろん1997年のパリにおい>>続きを読む
しっかり面白かった。
絵的には終始地味なのに張り詰めたテンションがラストまで。
音が主役の映画なので音楽も含め音声の作り方が細やかで自ずと集中した。
脚本も良くできていて。
妻や同僚など、身近な人>>続きを読む
BUG全曲終わって
ルー「あと2曲くらいやるよ、なにがいい?」
(え、ワゴンでしょ)
客「○△✕○△✕○△✕ー」
アンコール1
「Sludgefeast」
ルー「最後なにやる?」
(ワゴンや>>続きを読む
二人だけしかいない海水浴場。
二人だけしかいない遊園地の二人だけしか乗ってない観覧車。
短いながらインパクトのあるシーンだった。
終盤、彩子がどうしてそこまで幸田に執着するのかわからずにいたとこ>>続きを読む
なんか、こういう映画どことなく懐かしいというか安心する。
ママはもちろん、テューイ家の家族全員が暖かくて優しい。
中でもパパは夫としても父としても最高でした。(俳優はカントリー歌手の大御所なのですね>>続きを読む
素っ裸で勝利、基地の着工あたりまでは子どもたちがほんとに楽しそうだけど、馬とトラクターあたりから一気に不穏に。
エスカレーション。
からの森の生活。ルブラックの知性を伴った野性と逞しさ。
森の逃走>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
新しい名前で生きていく、というラストだと思うけど、プロットが破綻していると感じた。
義父殺しと遺棄、まず身内を捜査するでしょ。
北くんだって警察にとっくにマークされてるんだから市子は戸籍を手にいれ>>続きを読む
「運命は劣勢な人間(Underdog)に味方する」
実話だから全体としては地味な場面が続く。
すっかりカート一家を応援する身内になった気持ちからの終盤の鮮やかな大飛躍。
アメフトのルール全然わからな>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
9割哀しくてずっと痛くて、
残りの1割でオセロが全てひっくり返るようにハッピーエンド。
やっぱりハッピーエンドがいいね。
2時間向き合うんだもの。
ライズボロー凄まじい演技。レスリーが実在の女性>>続きを読む
邦題がなんとなく引っかかって鑑賞。
もしかしたら別れてないかも?どうなんだろう、みたいな機微を描いていく作品を想像したけど実際は全然違う。
冒頭から、まだ別れていないのが不思議なほどに罵り合いが続く>>続きを読む
良い。好き。
北代が想いを伏せて常に西条と二人で行動する策略、自分が若者だったら真似したい。
学生が二人で渓流に入って鮎釣って焼いて食ってビールを飲むなんて壮大なファンタジー笑。光が見えることより>>続きを読む
U-NEXTのおすすめに出てくる作品、知らない作品が多くて、興味をもって見てみるとなかなか良いことも多い。本作もそのパターン。
ただし、ほっこりした邦題とキービジュアルの印象から想像する内容とはかな>>続きを読む
やはりスピルバーグは面白い。
21世紀のスピ監督作では一番面白い。
(「戦火の馬」「ウエストサイドストーリー」は未見)
自伝でこんなにエンタメしてるのすごい。
ここから続編で「ジョーズ」あたりまで>>続きを読む
こんなにもずさんで行き当たりばったりなのに...
原作はロシアの小説(未読)でシェイクスピアとは無関係。ヒロインの役名はレスター夫人。
セリフは僅か、音楽もほぼ無く、静寂のなか不穏な緊張感が続く。>>続きを読む
マイケル・チミノ最後の監督作。
暗そうな謎の邦題とU-NEXTのビジュアル(銀縁眼鏡ちょび髭ハレルソンのドアップ)も陰鬱でなかなか手が伸びなかったけど、、もっと早く観れば良かった!
ピンクと緑のフ>>続きを読む
自分のこと映画にしちゃったのかー そして褒められて賞もとったのかー
(その後あまり撮ってない寡作になった、それくらい自分を投影して納得いった作品かも)
これを恋愛映画だとすると自分はあまり乗ってけな>>続きを読む
覚めない悪夢を見ているような映画。
20時間くらいに感じた。
シアーシャの新作観るぞ、という動機だったので何度も挫折しそうになりながら完走。
悪夢のような音楽が終始流れている。
暗澹たるトーンの>>続きを読む
新社会人あるある。
就職によりあらゆる面で環境が激変し、相手が堪えられなくなって別れてしまう恋人たち。
この映画のように親しかった友だちも離れていってしまう。
アンディは服装やメイクからして全>>続きを読む
メラニー・ロラン監督主演作。
ロランはこれがやりたかったのか。
プロの泥棒の引退劇。
ヒロイン二人はめちゃくちゃ強く(銃器でも素手でも)、計画は全て成功、ラスボスはうかつで弱い。リアリティは求めては>>続きを読む
意外な展開。
90分で映画2本分観たような印象。
作り込みが意外とすごい。
演出、撮影、美術、音楽など全てに手堅く安心して観ていられた。良い。
エンドロールも素敵!
長回しの会話劇でわりとなにも起こらない系。カットは割るけど一つひとつの会話がかなり長い。
建築物が有名なコロンバスという都市が大々的にフィーチャーされているので、興味が無いってこういうことかと気づく>>続きを読む
U-NEXTで再鑑賞。日本公開時に六本木の映画館で観た。
その時はラストの演奏シーンにめちゃくちゃ感動した記憶があるのだけれど、
こんなにコミカルな作品だったとは憶えていなかった。
漫画みたいな>>続きを読む
初見。IMAXで観た。(わりと大きめのシアターですが観客は10人未満くらいでした)
デヴィッド・バーンがビッグスーツにお召替えの間、バンドがトム・トム・クラブになる!!事前に知らなかったのでサプライ>>続きを読む
ダイナソーというとみんなもそうだと思うけどやはり「The Wagon」と「Just like heaven」が好き。
本作によるとブレイクしたこの頃が最もバンドの仲が悪かったとのこと。
再結成以降の>>続きを読む
静謐な哀しみがゆったりと漂ってだんだんトーンが淡くなる映画。
登場人物が多くて関係性がわかりづらい。
「仕事は何を?」
「人生を楽しむことが仕事だよ」
人生の先輩かっこいい。
くっつきそうな二人>>続きを読む
笑ったし、めちゃ面白かった。
設定の不自然さを感じさせないほどに会話のテンポ感が良くてこの世界に惹き込まれる。
清原伽耶さんの表情のお芝居が絶妙。
恋心に気づいた瞬間の表情は少し感動した。
成田凌>>続きを読む
「TAR」が面白かったのでトッド・フィールド監督の2作目となる本作を観た。
例えるなら「スリー・ビルボード」をかなりブラックコメディ寄りにしたような雰囲気。
序盤の二人の出会いからの展開がかなり斬>>続きを読む