全どロさんの映画レビュー・感想・評価

全どロ

全どロ

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ウィッカーマン(1973年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ヘイホー全裸誘惑
部屋が全方位パーカッション
情熱的だがこんなにも笑ってすまん

仲良くて血の濃そうな島だ
リンゴないけど

教室の女子達が口を揃えてチンポって言うたのかと思ったけど、シンボルだったか
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うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー(1984年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

人生初押井監督、初るーみっく…スンマセン
園児の脳には刺激が強すぎた
人格形成時に劇薬投じられてやんの

閉じた空間でのループ、校内アナウンスの響く午後、わずかに生じる歪み、何重にも描かれ続けてきた円
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さがす(2022年製作の映画)

3.6

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今まで観た中で一番ささやかなタイトルバック

父探しは切迫すれど、45分ほど自分はどこか油断していた。眼球があ!

ミカンくれるわ、良い景色見せてくれるわ、一宿一飯の上に緊縛ソフトSMセレクトしてくれ
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ルーム(2015年製作の映画)

3.3

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5歳になって急に「本当の世界」を教わったら、そりゃいったん拒否するよな。

出た時は感動した
ロール!ジャック!ロール!

問われたときハッとしたね、自分もママの名前覚えてなかった。日本名だったら…ホ
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ラブリーボーン(2009年製作の映画)

3.8

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早よ家に帰れ!と思うけど、枯れた畑の下から灯りがこぼれてたら興味持つよな…中のインテリアはそれほどじゃなかったが。

ボトルシップ割る父、微かな風で存在を知らせる娘…切ない。

グランマがきた
35歳
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屋敷女 ノーカット 完全版(2007年製作の映画)

3.6

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VS睡魔のためホラーを選んだが、眠いときにフランス語はしくじった…

オープニングのうねる血の渦
胎動に悲鳴が混じる
おおおサスペリアと対極の赤

4人産んだ喫煙ナース、どんどん夏木マリに見えてくんだ
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ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ゴジラってよく海からおいでになるけど、どこ呼吸なんやろ…水中戦にしびれる。コングの里帰りにもしびれる。

え、銀さんがパイロット?
「オグリ、いきまーす!」的な?
あからさまなエネルギー不足に嫌な予感
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鳩の撃退法(2021年製作の映画)

2.2

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小声での早口、聞き取れないとこあってスマン。だってほんまに早い藤原滑舌マシンガン。

ふ、思わせぶりに「鳩」とかタイトルにつけて関係ないパターンだろ。マシマロは関係ないだろ。

…めっちゃ出てきた、ス
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ムトゥ 踊るマハラジャ(1995年製作の映画)

3.3

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新年明けた直後とかに、本作や酔拳などを放映していた枠があったような記憶が…なので密かに「めでたい新春映画」のイメージ。

しかし、メインテーマこんな教訓めいた歌詞だったとは…

ムトゥは駆けるよ
手離
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キル・ビル Vol.2(2004年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ビルの笛、長ぇ〜〜

師父まじコントみたいな出立ち
GIFでよくお目にかかるな

功夫の師匠なるもの、余裕をアピらんがため手を後ろで組みがち。そんなあるあるを詰めこんでくれる、監督のサービス精神に多謝
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キル・ビル Vol.1(2003年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

細けぇ正しさなど求めてない
監督の日本愛しかと浴びた

足指のリハビリ前に二人屠るのさすが

タナカのおやびん…胸にイチモツ?
そんな上の方に?エクセレント!
もう國村さんのあの生首欲しいよね

バト
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ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

案外、奥さんの方が人肉とわかってからの切り替えが早かったし、シリアルキラーの素質がある。

自分は店を襲ったりなんかしない、思想を押し付けないと、爽やかに笑う彼がぶっ放す「シャトー・アウシュヴィッツ」
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蒲田行進曲(1982年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

本なんかでも「超のつく名作」には、あまり手を伸ばしてこなかったけども…観れば楽しやキネマの天地。

みんなキャラがパキッと立ってて素晴らしい
銀ちゃん晴々としたバカヤロウだね
車の柄もイカれてやがる
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ノイズ(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

皆さん撥ねたシシに夢中で、畑のど真ん中に放置されている絞殺死体に気づいてくんねえ。ジビエ楽しみ〜!

こやつの「可愛かったなあ〜」は看過できぬ。…何かしとる。何かしたやろ!

早く!娘の居場所を聞き出
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デッド・オア・リベンジ(2015年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

あまりにも眩しく、夏風が吹きぬけるような心洗われる作品を観たので、調整かけとく。
「これ女性にオススメしたら、口きいてくれなくなっちゃうかも」との紹介に納得。



婚前に親友の彼女とやっちまうとか、
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(1990年製作の映画)

4.0

腹を突き破るハシゴ
乱立する画の美しさ

安眠快眠すこやかに

人工の夜景(1979年製作の映画)

4.3

震えがはしる既視感と濃密な郷愁

サーカスよりもおっかねえもんがこの世にあるとはな…

高窓に梯子かけるだけでショーだぜ

ヤン・シュヴァンクマイエルの部屋(1984年製作の映画)

4.6

アンチンボルトとネオンサインの組み合わせに痺れた。

ついに愛らしい子が出てきたと思えば、すわ頭ん中を全流出と。しかし可愛い。

正解はタランテラでした。

ギルガメッシュ/小さなほうき(1985年製作の映画)

4.6

生まれて初めて黄という色がおぞましく思えた。

世界は書割だ
泳ぎ回る鉄鋏が群をなす

スティル・ナハト4 お前がいなければ間違えようがない(1993年製作の映画)

4.6

短編集としてまとめて鑑賞したのだが、小刻みレビューになつちまつた。

おや、2の兎と少女ではあるまいか。
血もしたたる再会や嬉し。

スティル・ナハト2 私たちはまだ結婚しているのか?(1992年製作の映画)

4.6

反復運動って愛らしくも不気味だな

兎かわいいやん、と思ったらきっかり眼がきまっておった。

ストリート・オブ・クロコダイル(1986年製作の映画)

4.6

血生臭い機械仕掛けの旋律
素晴らしい悪夢っぷり

鉄の鋏はどこまでも重く冷たく黒く
暗い画面で目を引く白糸は頼りない

逆回しに生えてくるネジの可憐さよ

動けば動くほどに美しさと寂しさが連動して、不
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ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

これ「楽しい仲間と力を合わせて、大好きなベアのムービー撮ろうぜ!」ってストーリーだったら、観てなかったかもしらん。

よくぞ誘拐、閉じた世界、自分だけが鑑賞していた創作なんて設定を絡ませたなあ…

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ガメラ2 レギオン襲来(1996年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

出演陣、総じて若ぁ…いや、田口さんだけ時止まってないか?

雪深いのに生足、痛み入ります。

おお!大泉くんじゃないか
逃げたまえ逃げたまえ
そして将来ススキノで探偵はじめたまえ

他の有名怪獣と違っ
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ギリシャに消えた嘘(2014年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

奥さんがいなくなってからも、憎いあんちくしょうとの呉越同舟ツアーが続く。

最期はトルコで斃れたので、その国のイメージも強くついちゃったな。

数年後にタイトル思い出せず「ほら、あの、ヴィゴ・モーテン
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ロング・ベッド -間違いから始まるミステリー-(2017年製作の映画)

1.2

まてい!!

回想ではブラ取る前に手錠かけとるやんけ!!

ダウト!!



言いたいことは
それだけじゃい
adieu…

ゾンビスクール!(2014年製作の映画)

2.1

このレビューはネタバレを含みます

B級ゾンビ映画に上品さは求めてないが、必要以上に下品。

尻のケツの穴てどんだけー
キノコはないっ
しかしキノコ野郎、地味に生き残ってほしい。なんや揺れる心。

教師陣がほぼほぼイカれており清々しい
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ロスト・イン・マンハッタン(2014年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

監督、窓やドア越しの画が好きだな!
誰かの日常を切り取る額縁のようだ

いや、とにかく何かしらナメて撮るのがお好きなようだ…

今夜、眠る場所がない
息をついて座り込むイスも
束の間のポイントを探すに
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この子の七つのお祝に(1982年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

赤い着物のおかっぱ少女に市松人形という黄金のビジュアルに、ホラーと勘違いしての鑑賞。

タイトルバック怖ぁ

狂気の印象が先走る岸田今日子だが、不意打ちの「だもん」はキュートだな。恨み節だとしても。
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ユアン・マクレガー 荒野の誘惑(2015年製作の映画)

1.7

今なら二重跳びできるぜ!くらいのコンディションで観ないと、砂漠に抱かれて眠りに落ちるぞ。

人力など及びもつかぬ、広大な平野が恐ろしくも美しい。

聖書もSWも知らぬままに、何故か鑑賞。
そらもう、二
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スマート・チェイス(2017年製作の映画)

1.6

このレビューはネタバレを含みます

物語が少しばかり破綻していても、セリフや言い回しが洒脱な作品にはだんだん心が惹かれてくんですよね…

一個もなかった

別に終始、気取って詩的な会話してほしいわけじゃないさ…訳者がスマートな言葉遣いを
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ポスト・モーテム 遺体写真家トーマス(2020年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ハンガリーだと「トマーシュ」になるのか
タイトルもそちらで良かったのでは

死後の世界が、気が触れそうなほど寂しくて素晴らしかった。主人公がフワーじゃなく、ポッと出てくるのも理由なくなんかええです。
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セル(2015年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

寝る前のスティーブン・キング
魘されるかと思ったが逆に良い夢みたわ

線路をゆくパーティーを組んで自己紹介
その直後にサクッと一人やられる
パターン裏切ってくるねえ!!
良い!油断ならぬ!

ちなみに
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ファンシイダンス(1989年製作の映画)

3.8

なんかクサクサした気分だったので、周防監督と本木雅弘の黄金タッグを…

なんだかまだ演技が固く初々しいな

袈裟も軽やかに廊下を往く御坊様等の姿が清々しく、鬼のように厳しい規律で気がふれそうになる裏事
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オンディーヌ 海辺の恋人(2009年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

なんなんだ、アニーの愛らしさは!

透析の必要な彼女が泳ぎを教わるシーンは、やや不安になったが…子ども視点で撮っていたら完全なるファンタジー作品になっていただろうな。

人魚は足で舵をとるんだぜ…
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ザ・レジェンド(2014年製作の映画)

2.3

このレビューはネタバレを含みます

「ならず者と面と向かって言うな!」
ははん、ごもっとも



わずかばかり目を逸らしたら、舞台が…国が変わっちまってた。
そしてニコラスケイジが出てこなくなつちまつた悲しみに…

いじいじとアジアン王
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