ずこやまさんの映画レビュー・感想・評価

ずこやま

ずこやま

ベッキー、キレる(2023年製作の映画)

3.0

良くもなく悪くもなく。めちゃくちゃ普通。もっと犬を出してくれ。ラストは荒唐無稽すぎるがまあよし

ナイト・オブ・ザ・リビングデッド/死霊創世紀(1990年製作の映画)

3.5

リメイクの方。元の作品のストーリーをなぞりながら、主人公を90s的女性像にアップデートしつつ、物語も1階か地下か以外の第三の選択肢を提示するってのがうまい。が、それぞれの性別や人種や立場が違えばもっと>>続きを読む

クリスマス・ブラッディ・クリスマス(2022年製作の映画)

3.0

ターミネーター×悪魔のサンタクロースという誰も思い付かない(思い付いてもやらない)映画を作れるのはジョーべゴス監督だけ!ほぼ全シーン大好きなネオンカラーにして楽しそう。「よく見たらペットセメタリーは2>>続きを読む

イノセンツ(2021年製作の映画)

4.0

団地×子供×サイキックと言えば大友克洋の「童夢」だけど、それを北欧映画特有の厭さで語る本作。子供達が抱えるドラマがそれぞれでヘビーで序盤からある種の危うさを感じさせ、それが一線を越えてしまう中盤以降は>>続きを読む

ナイトライダーズ(1981年製作の映画)

4.0

ロメロの非ホラーもの。中世の騎士の格好をしたバイカー達のコミュニティの話。ロメロが自身のベストと言っていたとのことだが、自身のインディーズ体制とこの主人公達のコミュニティを重ね合わせるのかな。ゾンビの>>続きを読む

名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)(2024年製作の映画)

3.0

コナンリテラシー0で鑑賞。街中で銃撃戦をやったり、飛んでる飛行機の上でチャンバラしたりとあまりに荒唐無稽な展開に驚愕。刑事の娘と蘭が同じ顔で混乱した。

バイオレンス・レイク(2008年製作の映画)

4.0

最初から最後まで胸糞ぎっしりのトッポ的映画。しかしよく例にあげられるハネケのファニーゲームのような不条理劇ではなく、なるべくしてそうなってしまった感のある展開と、最後まで諦めない主人公のガッツのおかげ>>続きを読む

スーパーマリオ/魔界帝国の女神(1993年製作の映画)

3.0

マリオ大大大好きな子供達と鑑賞。冒頭にお馴染みの音楽が流れたタイミングがテンションのピークで、あとはお通夜ムード。特にマリオがハゲなのとクッパが人なのとキノコやヨッシーがリアルなのが受け入れられない模>>続きを読む

柔道龍虎房(2004年製作の映画)

3.5

荒唐無稽な物語にクセ強なキャラと突飛な演出で描く柔道青春映画。ほのかに香るブロマンス感とラストの淡い感動もあいまって、どっからどう見てもジョニー・トー映画。

回転(1961年製作の映画)

4.0

ただぼうっとそこに立っている幽霊描写など黒沢清ほかJホラー作家に多大な影響を与えた映画。シンプルに演技・演出のクオリティが高く物語もバチクソおもしろく、ホラーなのか×××なのか解釈の余地もあるものすご>>続きを読む

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.0

日本人としては、結果は分かってるとはいえ原爆の完成と投下がクライマックスに思えてしまって、その後の展開はあまりのれず。。しかし意外な役を意外なキャスト達が演じていて、まるでガキ使の笑ってはいけないみた>>続きを読む

ドラキュラ/デメテル号最期の航海(2023年製作の映画)

3.5

ドラキュラがノスフェラトゥとかフーパーの死霊伝説的なデザインや、凶暴性マシマシで犬も子供にも容赦ない展開が良き。エイリアン1作目から着想を得たという物語はなるほどという感じだが、エイリアンもゴシックホ>>続きを読む

ネクロノミカン(1993年製作の映画)

3.5

ラヴクラフトの短編を元にしたオムニバス。①特撮多めで楽しい②どんな経緯で金子修介が監督になたんだろ?原作からかなりアレンジしてるけど、元が地味過ぎるからこれで良し③ほぼ原作とは別物。好き放題がすぎるが>>続きを読む

トゥルー・ヒストリー・オブ・ザ・ケリー・ギャング(2019年製作の映画)

3.0

女物のドレスを着て義賊として活躍したケリーギャングの伝記映画。冒頭の枯れ木がまばらに生えた荒野をドレスを着た男が馬に乗って疾走するロングショットなど、印象残る画作り多し。主演よりも助演のラッセルクロウ>>続きを読む

BECKY ベッキー(2020年製作の映画)

3.0

思った以上にバイオレンスだった。けど、もっと体格差をカバーするような工夫を凝らしたアクションとかギミックが欲しかったなぁ。肝心なところは助けられてるし。。ストーリー上の必然性なく犬ちゃん1匹殺したのも>>続きを読む

MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

3.0

なんやこれは。。画のインパクトはすごいのだがイミフである。人間マトリョーシカには爆笑

ザ・フライ2/二世誕生(1988年製作の映画)

3.5

わんこが、、😢しかしあの状態でも鼻をスピスピして尻尾を振るのが健気で辛すぎる。。犬好きは見てはいけない映画。悪役にキチッと落とし前をつけて溜飲が下がるけどあのエンドロールの入り方はさすがに後味悪い笑 >>続きを読む

ダーリン(2019年製作の映画)

3.0

前作ほどのインパクトや禍々しさもなく、フェミニズム的なテーマも語りきれていない感。看護師役でウォーキングデッドのジェリーが出てるのが唯一の良ポイント。

シンクロニック(2019年製作の映画)

4.0

ドラッグ絡みのミステリーものと思わせつつ実はタイムトラベルもので、同時に主人公達のひととなりを描くというなんともジャンル分けしにくいまさにJB&AMの映画。唯一無二なタイムトラベル描写がめっちゃよいし>>続きを読む

ドアマン(2020年製作の映画)

3.0

北村龍平ハリウッド4作目。普通of普通。あずみでもやってた縦回転のカメラワークを今作でもやっててよっぽど好きなのね。伊藤英明は全く喋らないキャラにすればよかったのに。

ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

3.0

ビジュアルとかデザインはよき。特に自爆ロボットがすき。ストーリーはうーむ。ブロムカンプのエリジウムを観た時と同じ感じ

マーベルズ(2023年製作の映画)

2.0

ストーリーに入り込めず気付いたらエンディングだった。もうマーベル追いかけるのやめよかな。。カマラは相変わらずキュートだけど。正直ラストとエンドロール後のおまけのためにあるような映画

SISU/シス 不死身の男(2022年製作の映画)

3.5

鬼強いジジイがナチスをボコボコにする映画。ゴア多め。犬がかわいいし無事だから犬好きも安心。水中で敵の喉を掻き切って漏れ出た空気で呼吸するシーンわらた。余談だが、昔読んだつのだじろうの漫画に「首吊りは吊>>続きを読む

ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.5

神父の格好をしたラッセルクロウがベスパに乗ってる画だけで100点。ラストのThe books are good.「名著だ」がストレートすぎて爆笑。あとフランコ・ネロの相変わらずの眼の青さが美しい

グランツーリスモ(2023年製作の映画)

4.0

ブロムカンプみはほぼ皆無だが、恐ろしいほどのテンポの良さと胸熱なストーリーで一気に観てしまうおもろ映画。こんな「スター・ファイター」みたいは話が実際にあったなんて知らんかったわ

ザ・ウーマン 飼育された女(2011年製作の映画)

4.0

「襲撃者の夜」の続編。食人族の女を捉えて調教しようとする胸糞一家の話。いやいくらなんでも倫理観無さすぎやろって思ってたけど、クライマックスに現れる”アレ”ですべて納得。人間の本質は悪なりって感じであま>>続きを読む

襲撃者の夜(2009年製作の映画)

3.0

ケッチャムの原作は前作のオフシーズンは読んだけどこっちは未読。演出に緩急がないけどドライな感じが殺伐とした物語にマッチしてるし、人間側のドラマにいきなり食人族が乱入して阿鼻叫喚になる展開は不条理性も相>>続きを読む

光る眼(1995年製作の映画)

3.0

あんまりカーペンターみが無い感じ。クライマックスの誰と誰が撃ち合ってるのかわからんカオスな銃撃戦とか、容赦なくほぼ全ての登場人物が死ぬ展開はよき。本筋とはほぼ関係ないところでバーベキューコンロでこんが>>続きを読む

ヒドゥン2(1993年製作の映画)

1.5

わかってはいたけど典型的なダメダメ続編だった。。前作ではニュルっとした質感のエイリアンが今作では甲殻類みたいなゴツゴツしたデザインに変わってたから、口経由で体内に入るのは相当キツそう。。エイリアンがス>>続きを読む

反撃/真夜中の処刑ゲーム(1983年製作の映画)

4.0

完全武装の暴徒vs普通の兄ちゃん達の籠城戦。圧倒的な不利な状況の中、判断力とチーム力、DIY精神溢れる工夫で決死の抵抗をする暴力ホームアローン。超おもしろい!序盤のゲイバー大虐殺の不穏さにドン引きしつ>>続きを読む

ヒドゥン(1987年製作の映画)

4.5

ウルトラマン第1話+刑事バディアクション=最高!昔TVで観たなぁ。観始めたら目が離せない話の面白さとテンポの良さ、主人公二人やコロコロ変わる悪役ほか登場人物全員のキャラの良さ、最低限の説明描写で設定を>>続きを読む

ニトラム/NITRAM(2021年製作の映画)

4.0

世間と、家族と、自分自身ともうまく折り合えない人の話。冒頭5分で主人公のパーソナリティや彼の置かれてる環境を観客に理解させる構成・演出力と主演+父母役の実在感ありありな演技で一気に引き込まれる。あらす>>続きを読む

MAY -メイ-(2002年製作の映画)

4.0

キツイけどなんとも切ない。根本を辿ればメイが悪いわけじゃないのもやるせ無いし、どこからやり直せば幸せになれたのかな。。アメリカ映画だけどフレンチニューウェイブホラーのような雰囲気もあるウェットで叙情的>>続きを読む

ボイリング・ポイント/沸騰(2021年製作の映画)

4.0

90分ワンカットで描く繁忙時のレストランのバタバタ&人間関係ギスギス。緊張感と情報量多くて超疲れる。飲食業に限らず仕事って結局のところ「人」ガチャなんだよなぁと思ったり。。しかしパティシエおばちゃんの>>続きを読む

ハイランダー/悪魔の戦士(1986年製作の映画)

3.0

ジョンウィックの監督がリメイクとのことで久々に再鑑賞。設定は面白いから、アクションを現代風にすれば良リメイクになりそう。敵が持っている組立式の剣が良い(北村龍平のversusがオマージュしてたな)。尺>>続きを読む

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