深層…すべてを諦め
覚悟させる冥き場所…
最強の敵に狙われたベル
そして階層主に急襲された
ヘスティアファミリア
過去最大の危機に
誰かの命を捧げること
しか打開の道はないのか
「ダンジョンに出会いを求めるのは
間違っているだろうか4 深章厄災編」
前半終了時に絶望としか言えない状況でどうなることかと思った後半です。やはり過去最大の危機は変わらず、エースであるベルはリューさんと深層36階層へエイリアンに見える化物ジャガーノートに落とされたまま。25階層では階層主のあり得ないタイミングでの復活で残されたメンバーで対峙という状況です。
戦闘中で各メンバーは成長を見せます。過去を思い出しながら…。そのあたりは初期から見ているとついつい感情移入しちゃいます。中でも土壇場で自ら砕けない新型魔剣を作ったヴェルフがかっこよかった…。
更にカサンドラの予知夢による不吉さがまだエスカレートしていて、更に死亡フラグらしきものが何回も出てきますので、今回も誰か死ぬのか不安でたまらないですね。ベル＆リューはいつ死んでもおかしくないほど大ビンチでした。エイリアン3の如しジャガーノートは洒落にならない強さでしたね。それだけドキドキしっぱなしの展開でしたから。合間にリューさんの温かい過去、凄絶な惨劇と凄まじいコントラストのエピソードが入ってきて…ここまで背景が描かれたのは彼女ひとりですゆね。故にヒロインのひとりに数えられるのかわかりました(^o^)
いくら強くなっても中味が伴わなかった少年冒険者は更に大人に…変わっていってます。次シリーズは更に楽しみです。
