りゅう

ゴジラ S.P <シンギュラポイント>のりゅうのレビュー・感想・評価

3.0
○総評
どうしても、自宅の小さい画面で見てるので、迫力不足。
総集編で良いので、映画館で観たい。

アニメの第1話で視聴者を引き込むのは当然なのだとは思うが。
自分として、1番興奮したのが第1話だった。

○怪獣
・ラドン
街には登場するが、積極的に破壊したり人を襲うわけではない。
(最初のラドン以外は)



○絵柄
アニメの絵がらとしては人はけっこうデフォルメされている。
藤子不二雄に少し近いと感じるし、
現在でいうと丸岡九蔵にも似ている。

一方、怪獣は生物、恐竜、爬虫類をモチーフにリアルよりのデザイン。

このギャップに慣れる人は楽しめるのだろう。


○各ストーリー感想

1話
冒頭の山車。
ヘドラ人形が2体乗っている。
これを見せられ、
「あ、この作品はちゃんと見なきゃダメなやつだ」と、気持ちを切り替えた。

その後も、ジェットジャガー、ラドンの鳴き声など、ゴジラファンを一気に集中させるような小ネタがゾクゾク。

ミサキオクの研究所から流れるレトロな音楽。ミサキオク、記憶ということか。

そして、その研究者の地下にはゴジラ?の、骨が。骨の登場と共に、ゴジラのテーマソング!
続きが気になるようなラストで良い。


2話
海から登場する無数のラドン。
これで、過去の怪獣の設定は完全に変えるということが決定か。

3話
ラドンの襲撃で破壊される街。
ブルーシートをかけた街は2019年の台風被害を彷彿とされる。
あの台風によって、ブルーシートをかけた千葉の街並みが有名になったからだ。

自分の研究する分野の話をするカミノメイ。
空想生物の中に、阿部公房「方舟サクラ丸」に登場する虫が出てくる。
流石の小ネタ。

ラスト 
海中のゴジラ。
またも、じらすじらす。

4話
アンギラス登場。
だいぶ、恐竜アンキロサウルスに寄せたデザイン。


5話
千葉ネタ。
キョン、捕鯨のモリ。
アンギラスを捕獲するため、捕鯨用のモリが用意される。


6話
ジェットジャガー、アンギラスの戦い。
BGMは昔の東宝特撮のようで良い。

水上を進む戦艦。
これまた懐かしいアングル。

泳ぐ、赤いゴジラが出てくるが、
BGMでゴジラだと教えてくれる(笑)
見た目としては、チタノザウルスが近いか。


アンギラス、「やったか!?」という、復活の呪文により生き返る。
小ネタは流石である。

7話
怪獣を倒す兵器として、オキシジェンデストロイヤーのようなものが登場。

また、「やったか」が出てきた。
案の定、失敗。

8話
ゴジラの死体。良いデザイン。
周りの赤いチリと相まって、絶望的な雰囲気。

海でダガーラの描かれた帽子を被る人発見。

マンダの死骸。
なかなか良いデザイン。
竜らしいもあるが、顔はサメっぽい。

アシハラの書斎。
京極夏彦の書斎のようである。
りゅう

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