ヴィンランド・サガ シーズン2の2の情報・感想・評価

虚無フィン 現代でも私みたいな貧乏人はお金貯めて自分の時間を買い取らないと、昼寝もできずに働くしかないんだよね。 私の人生のはずなのに。

鑑賞日：2023/06/06 鑑賞方法：Amazon Prime Video

トルフィンだいぶ丸くなったなぁ。1の時の狂気はもう全くない。感情のないロボットみたい。エイナルトと交流しつつ徐々に感情を取り戻していくのだろうか。

この先の展開に想いを馳せ、エイナルとの出会いはトルフィンの人生においてかなり幸福な出来事だったのでは、と思うけれど、ある出来事を幸福なものに変えたのは彼らの努力によるものという見方もあるかも、とかそんなことを考えながら。 農場主の「稼げば自由にする」というのは時代背景に照らし合わせればかなり寛大な態度に見えるが、現代の価値観ではその人の肉体は最初からその人のものであって他者が所有できるものではないので現代の正しさとはまた異なる価値観で興味深いなと思う。幸村先生の豊かな想像力に心酔。

争いと憎しみの連鎖。 そして空っぽになったその先に辿り着いた奴隷生活。 そんなトルフィンの農作業がしみる。 村長の息子のオルマルが本当に良い感じの思春期君で良い味出してる。😂

農場でトルフィンとともに働き始めるエイナル。 ようやく報われたと思いきや奉公人たちの嫌がらせ開始😂 農場主の息子も反抗的で跡を継ごうとしないし、今後も色々と問題ありそう。

バカボンドの農業編かな？

まだトルフィンは多くを語らず…

エイナルの身綺麗さに強く感じた違和感は、農場の新人なのと真っ直ぐさの現れぽい。収穫物の金額が自身の値段を越えていれば自由になれるという当面のゴールは一応見つけたが、トルフィンとの緊張感を孕んだ交流は如何に？ オルマルってキャラクターの複雑さも面白いし、そばかすの女の子はオッドニーって言うんだね。いよいよ次回は殺人者トルフィンの片鱗か？