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ブルーピリオドのcharoのレビュー・感想・評価

ブルーピリオド(2021年製作のアニメ)
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言葉の一つ一つが胸にグサっと刺さる。


藝大は受けてないけど、現役で、
武蔵美一般受験した身として、
共感できる場面が多すぎた…


予備校の講評、上段・下段、石膏モチーフ、
夜間・昼間、浪人、懐かしい響きもあり、
楽しい思い出もたくさんあったけど、
悔しくて泣いた日のことや、やるせなさは、
大学卒業した今でも、鮮明に覚えてる…


そして絵を描くことの楽しさ、同時に辛さ、
感情が乗ってるとに、それが発揮できない時、
いろんな感覚が研ぎ澄まされる瞬間も全て、
このアニメで再現してくれていて嬉しかった。


滑り止めで受けるとか、記念受験とか、
実際に違う大学へ行った友達とかもいて、
美大受験のリアルな現状もちゃんと描かれてた。


あの時の感情を思い出して涙が溢れた。
ひたすらに共感が溢れました。


そして大学に入ってからがスタート。
大学を卒業した今でも、デザインや美術は、
葛藤の連続です。この熱い気持ちずっと忘れたくない。
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