西尾維新の独特な世界観と台詞回しを堪能するアニメ。
基本的に主人公の阿良々木くんが怪異に悩む少女達相手に、うだうだ言いながらも真摯に向き合って、その深層心理に隠された悩み毎、解決していくという決まったパターンのある作品で、一応全体を通してのヒロインとして、阿良々木くんの彼女となる戦場ヶ原さんがいるものの、あくまで話毎のヒロインはその時の怪異の被害者がメインを担っている。(OPもヒロインが切り替わる毎に変わるので見ていて楽しい。)自分の推しヒロインを見つけるのも一興だろう。
もちろん戦場ヶ原さんもお飾りなどでは無く、主人公並に捻くれた人間性をしているので、彼らの何気ない会話のシーンも見所の1つである。
あまりにも有名なアニソンが2曲あるので、アニソンの方を先に知っている人には強くお勧めする。分かっていても軽く感動すること請け合いだ。