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機動戦士ガンダムSEED DESTINYのRHibinoのレビュー・感想・評価

機動戦士ガンダムSEED DESTINY(2004年製作のアニメ)
3.6
本当に「戦争」は「運命」なのか。

全てが噛み合えば、猛烈に神作となったのに、色々惜しかった作品!!

・キラ・ヤマトから変わり、主人公となったシン・アスカ。
しかし、自分と反発するもの全てに怒りをぶつける者として矛盾する残念な主人公に。
・活かしきれてないステラの死
・セカイ系の影響を受けたディスティニーシステム。
「戦争を止めるシステム」として遺伝子で全てを決める「運命論」の提案。
・だけど人類の「自由」を求めて、「運命論」に戦い続ける覚悟。
結局、戦いを戦いで終わらすのがガンダム。。

シン・アスカの葛藤、壮大になり過ぎた戦争論・運命論、複雑になり過ぎた故に半ば強引に締めた感が否めない終わり方
と、問うメッセージ性と期待値が高かった故に、粗が目立った作品!

ps.やっぱり、ガンダムには赤井秀一が出てこないと!(笑)
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