前作とはうってかわって今回は群像ドラマ?
杜王町という限られた街を舞台に、強力なスタンドを操るサイコ犯への追撃戦をメインプロットにしながら、次々とスタンド使いが現れて敵味方に別れていく構成は面白い。
主人公を高校生にして話のサイズを小さくしながらも多彩なキャラが登場することで、ラストまでテンポ良く楽しめるのは、ストーリーテラーとしての作者の力につきる。
激しい戦いとなるラストになかなか感傷的なエンディングも楽しく、結果としては本質にはあまり関係ないキャラも多かったがこれはこれで楽しい。
アニメもよりポップな色彩になり、絵画をモチーフにしたシーンも多く美しい。
ジョジョリオンで再び杜王町を舞台とするようだが、この賑やかな面々はまた登場するんだろうか?
アニメ化が楽しみだが何年後かな。