最近のアニメってお洒落。
OP EDどちらもCreepy Nutsなので作品の雰囲気に統一感がある。
よくありそうな吸血鬼の主人公ハーレムモノかぁ、と思ってたのだけど、自分がよくみてきた2000年代とは色々と変わってて関心した。
主人公が「なんもしてないけどスペックが高い」っていうのも、最近多い“最初から強い"っていうよくあるやつ。今の時代の王道なのかな。
昔は"ダメダメなのになんかモテる"という無個性非リア視聴者が投影しても希望が持てるような立ち位置だったと思うのだけど、今はあまり見かけない。
幼馴染＝ツンデレで強気で主人公のぐうたらに喝を入れつつ「私がいなきゃダメなんだから！」みたいなあの頃の鉄則はもう終わったんだな。過干渉しない温度の低さ。
眷属の話を男女の友情アリかナシか？に重ねつつ、恋愛だけじゃないよね、っていう持っていき方にも現代を感じる。そこは良かった。
みゆきちとよっちんの登場で作品にぐっと深みがかなり増した。
そこまで刺さらんかったのは自分の年代のせいだとは思う。
