紫猫

東京レイヴンズの紫猫のネタバレレビュー・内容・結末

東京レイヴンズ(2013年製作のアニメ)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

このアニメが特異のは終盤まで主人公が文字通りの落ちこぼれなこと。終盤は覚醒するけど、途中までは性格が良いだけの一般人だし戦闘面での役割もパッとしない。
だけど、充分に面白い。それは周辺キャラが魅力的であるからこそで、同性の親友、先生、妹キャラ、従者などヒロイン以外の人間も役割がしっかりしててキャラがたってるのが良い。
1クールの段階で人気投票したら先生がトップ層に食い込むのではってくらい好きだった。

謎の男装掟や幼少期の約束もしっかり伏線になっていたり、終盤は主要人物の皆が重要な役割担ったり覚醒したり、原作を端折ってるらしいけど2クールで上手く纏まってる。OPは2曲とも当時よく聞いてたくらい神曲だった。甲冑やマントや式神が少しもっさりしてたのは残念だったけど。

きりがいいと言えばいいんだけど、最終話を見終えても明らかになってないことが多すぎてモヤモヤするのも事実。原作止まってるらしいけど二期してほしいな。
無条件で蘇生とかできてしまうと今後何でもありになって話作りが難しそうだから、何かしらの成約や代償があったことを一応示してほしくもあった。
紫猫

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