2期が最高傑作だったからこそ、落差が…
監督含め製作陣がほとんど変わってしまったのが大きいのかなあ
冒頭のあっかりーんネタだったり、ちょっとしたシーンのカットでコメディ要素を強めたり、そういう工夫がなくなってしまっていたのは悲しい。それこそがアニメの良さだと思うし、太田監督が作り上げた雰囲気が崩れてしまった感が強い
コメディ色が減ってしまって、中途半端な百合アニメになってしまっているのが残念
あっかりーんネタがなくなったことであかりがいじられる構図がなくなったのだが、その影響であかりの空気化が凄まじい…特徴がないのが特徴のキャラだったのに、ただの特徴のない優しい子になってしまっている
百合要素は1期2期より全面に出ていて、ゆるゆりを百合アニメとして見ると3期の方が魅力的かもしれないが、日常コメディにほんのり百合要素があるのが魅力だと思っていた自分的にはあまり合わなかったな。これは人それぞれです。
ただ、8話のような無声演出などはすごく良かった。
11話で最終話ぽい話をやって、12話は最終話ぽくない普通の回をやるのが恒例だったのに対して、今回はどっちも最終回っぽく綺麗に終わらせよう感が強くて、そこも残念。
あっさり終わっちゃうんかい！という楽しさが損なわれてしまった感じがする
もちろん話自体は普通に見れるものですので3.6という評価にさせていただきました。
大室家も映画でやることですし、もし4期があるのだとしたら太田監督、もしくは太田監督の良さをきちんと引き継いだ方たちが作品に関わってくれると良いなと思います。
