青の祓魔師 島根啓明結社篇の2の情報・感想・評価

女子トイレ

青の祓魔師をアニメ化している製作陣の方々が本当によく原作を理解してらっしゃるなと思う。 青の祓魔師は奇抜さや意外性や特殊な戦闘描写や拡張されていく世界観といった作品ではなく、むしろ魅力はありきたりに描かれがちな描写を深く彫り下げることで生まれる微妙な感情のニュアンスや現実に照らしあわせた際の不合理や葛藤にこそあると思う。 そうした事がよく表現された回で、父の言葉に納得する機会がないまま決意するしかなかった雪男、兄への憧れと反発から少し揶揄う発言をしたり、人物一人ひとりが独立した思惑と意志の見られるライトニングやサマエルの描写(サマエルの詠唱が格別に格好よかった)、雪男の繊細な恋心(今後の展開と照らし合わせたときの違和感がない描写になっていて凄い)、出雲の無意識の描写。 あと、主題歌。特にopが最高。

2024/2/19 テレビにて鑑賞

1期も2期も一気見したのでジリジリしながらリアタイしている笑 ラスト出てきた恐らく「包帯グルグル巻きだけど強い」キャラ。 ヴィラン好きで包帯好きの性癖を刺してきた笑 opの作画が王道で小気味いい。

そういえばこういう感じだったな。次回からは学園祭らしい。

不協和音がものスッゴく蔓延ってる女子トイレ。しえみと出雲のバラバラな連携はハラハラで、けれどしえみに対する悪霊の見解には同意かな。