にゃん

警視庁・捜査一課長 season5のにゃんのネタバレレビュー・内容・結末

警視庁・捜査一課長 season5(2021年製作のドラマ)
3.2

このレビューはネタバレを含みます

最初に新聞の見出しのように"なに?○○したお遺体だと?"と興味をそそられるワードを言葉にするところから始まり、現場にかけつけ捜査を始めると怪しい人物が浮かび上がりよく調べてみたら冤罪で、刑事部長からのエールの言葉と、捜査一課長が自宅に戻り妻や猫のビビと会話する中の言葉で事件解決のヒントを見つけ本当の犯人はその近くにいた、逮捕。というお決まりの流れなんだが、決まりの流れと分かっているからこそなのか安心して見られるしずっと見ていられる感じだった。
事件が毎度複雑な人間関係なのも良いし、犯人役に名が売れた俳優を使っていないことでネタバレ感もないしで良い。何シーズンやっても安定に面白いと思う。

内容
1. たたき上げの捜査一課長・大岩(内藤剛志)が凶悪事件に挑む刑事ドラマの新シーズン。東京・芝浦ふ頭の運河から男性の遺体が上がる。事件か事故か分からない中、大岩らが捜査を進めていると、遺体発見現場付近で新たに女性編集者の変死体が見つかる。真琴(斉藤由貴)らは、現場から逃走したとみられる人物を追う。

4. 胸部を刺され失血死した辛口スイーツ評論家・渡会(柏原収史)の遺体が、マンションの敷地内で発見される。防犯カメラの映像には、渡会の元妻でパティシエの幸子(阿部純子)が写っていた。また、渡会が手にしていたわさび入りのシュークリームは幸子が作った物と分かり、大岩(内藤剛志)らは関連を疑う。

5. 着物レンタル店の元オーナー・多田野(犬塚マサオ)の遺体が、着物で巻かれた状態で見つかる。大岩(内藤剛志)らの捜査により、死因は首をベルトのような物で締められたことによる窒息死と判明。また、被害者は取引先である手描き着物職人の女性ともめていたことが分かり、真琴(斉藤由貴)は女性に話を聞きに行く。

7. 東京・立川市内の廃校舎で制服姿の中年男性が遺体で見つかる。また、男性が乗車したタクシーの運転手から話を聞くと、男性は“制服合コン”に参加しようとしていたことが分かる。さらに、ドライブレコーダーには校舎に向かって歩く不審な女性が写っており、大岩(内藤剛志)らは女性が関与していると考え捜査する。

8. 海辺にあるマンションの裏手で、“クイズ王”として活躍していた総合商社社員・海野(森田甘路)の遺体が見つかる。大岩(内藤剛志)らは海野が手にしていたカードが事件の鍵を握っていると推測する。一方、真琴(斉藤由貴)は事件の数日前に海野ともめていたという元交際相手・玲(井桁弘恵)に話を聞きにいく。

9. アパレルメーカー社長の遺体が銀座のビル付近で発見され、大岩(内藤剛志)は現場に駆け付ける。捜査の結果、被害者の死因は胸を刃物で刺されたことによるショック死と判明。また、遺体のそばにファッションデザイナーの女性のデザイン画が落ちていたことから、女性が事件に関与している可能性を考える。

10. 食品サンプルデザイナーの神下(林泰文)が遺体で発見される。死因は胸を刃物で刺されたことによる、出血性ショックと判明。また、被害者は、10年前の未解決の殺人事件で大岩(内藤剛志)が取り調べた人物であることが分かる。どちらの事件もナポリタンの食品サンプルが絡んでおり、大岩は事件の関連性を疑う。
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