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SUPER RICHのdaiyuukiのレビュー・感想・評価

SUPER RICH(2021年製作のドラマ)
4.0
裕福な家庭に生まれた氷河衛(江口のりこ)は、幼い頃に両親を亡くした。
しかし、潤沢な遺産もあったため、大学時代に知り合った一ノ瀬亮(戸次重幸)と電子書籍販売をメインとするベンチャー企業『スリースターブックス』を立ち上げて成功し、女性起業家に贈られる“プラチナ・ウーマン・オブ・ザ・イヤー"の大賞を受賞するまでになっていた。
そんなある日、衛は亮からアプリ会社へ出資する提案を持ちかけられる。
早速会議にかけるが、亮のやり方に懐疑的な今吉零子(中村ゆり)、宮村空(町田啓太)たち社員の反応は鈍い。
その日は『スリースターブックス』のインターン採用試験日。田中リリカ(志田未来)、豪徳尊(板垣瑞生)たち学生が、それぞれの思いで試験場に集まっている。その頃、春野優(赤楚衛二)も試験を受けるために向かっていたが…。
仕事を終えた衛は、大手IT企業『MEDIA』取締役の島谷聡美(松嶋菜々子)と食事。かつて新卒で『MEDIA』に入社した衛にとって、聡美は仕事を教え、育ててくれた憧れの先輩だ。
今も衛を気にかける聡美は『スリースターブックス』の現状を尋ねる。なんとかやっていると答える衛に、聡美は経営者の決断は情に流されてはいけないと釘を刺す。
亮が出資しようとしていたアプリ会社が、反社会勢力の会社であることが発覚。
さらに、亮が会社の資金を使い込み逃亡する。
窮地に陥った衛は、スリースターブックを立て直すべく奮闘する。
江口のり子演じる衛は、社員の福利厚生をしっかりするためにビジネスは頑張っていこうとする仕事一筋の女性で、同僚や仲間を大事するタイプだが、会社の資金を使い込み逃亡していた亮を許せないながらも見捨てられなかったり情に弱いところがある。
そんな衛が、仲間たちと協力して会社を立て直す展開は、「半沢直樹」のようなリベンジビジネスドラマとしては面白かったし、仲間たちが自分のスキルを上げたり自分の持ち味を見つけて生かす成長も良かった。
ただムリに、恋愛要素を入れなくて良かったと思う。
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