りゅう

ギレルモ・デル・トロの驚異の部屋のりゅうのレビュー・感想・評価

3.0
短編良いなぁ。
やはり、デルトロ、スティーヴンキング大好きなんだなぁと感じる作品。
短編の良さを活かしてる。


「36」
湾岸戦争、増える移民などの問題を詰め込み。悪魔崇拝でオチを迎える。
悪魔はメデューサのようである。

「墓場のネズミ」
墓場荒らしの男の話。
死体がリアル。
結構ストレートに「恐怖」に訴えかけてくる作品。ネズミ、墓場の地下道など。
やはりキングの「地下室の悪夢」に似ている。
ヘンリーカートナーの墓場のネズミが原作。キングよりこちらの方が古いので、キングがこれを引用したのか?

「解剖」
ストーリーはよくある、寄生するエイリアン。しかし、エイリアンのビジュアルはかなりの気持ち悪さ。
牛のホルモンのハチノスに似た見た目。

「外見」
主人公のステイシーはビッグバンセオリーのラージの元カノ(内気なルーシー)。
美容ローションで、体に起きる変化の話。
ローションを捻り出す時のブリブリ音が不快でたまらない。
ステイシー、職場の同僚のクリスマスプレゼントに、カモの剥製はどうなんだ。
美容に取り憑かれる様子、体に起きる異変。御茶漬海苔の漫画を思い出した。
主人公の剥製作りの趣味、元々、外見に興味の対象があるということが。
ビッグバンセオリーで見た時から思ってたが、この人、もの凄く目がデカいのだ。


「ピックマンのモデル」
りゅう

りゅう