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セシルのもくろみのmaroのレビュー・感想・評価

セシルのもくろみ(2017年製作のドラマ)
3.5
個人的には悪くないと思ったんだよなあ。
郊外に住む主婦(真木よう子)がいきなり雑誌の編集者に目をつけられ、読モとして採用され、てっぺん目指すという流れ。
お話的にも、主人公の目的やらまわりとの対立やらも明確だから、すごくわかりやすかったのに。

まあ、真木よう子のあのキャラで読モってのはちょっと設定的にありえないだろうなとは思った(笑)
あとは、一度解雇されたのに呼び戻される回とか、「そんな呼び戻すほどの実績なんかあった?」とか思ってしまった(笑)

ただ、先週から割と面白くなってきたんだよね。
対立する女同士5人で中華屋さんで本音ぶつけあったり、ハマユカ(吉瀬美智子)が新しい雑誌立ち上げたり。
その展開があと2話ぐらい早ければよかったかも。

9話完結のせいか、最終回はだいぶ急速に畳み掛けた感じで、最後、真木よう子が正論バーッとしゃべってまとめちゃった(笑)

原作は雑誌『STORY』で連載されていたらしく、主婦の共感を呼びまくったとのことだけど、ドラマを観る限りでは「そんなポイントあったか?」という印象。
まあ、僕は主婦じゃないけど、それを差し引いてもドラマではその部分はわかりづらかったかなあ。
ずーっと真木よう子と伊藤歩の二人三脚奮闘記みたいな感じだったから(笑)

どうせなら女同士のもっとドロドロしたグチャミソ感ある内容の方が見ごたえあったかも。
恋愛要素も絡めて(笑)

でもこのドラマ、今期の中で一番エンディングの映像がかっこよかったし、
歌も好きだった!
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