宮藤さん脚本に惹かれて観ました。
ナレーションがあるタイプの時代劇に、いだてんみを感じつつ、でもそのお陰で観やすく、世界観に入りやすかったです。
話も分かりやすく、順調に進みすぎているような場面はありましたが、キャスト陣がそれぞれ個性的な役柄ばかりで、農民と武士という、絶対に生まれる格差を「刀」というテーマで綺麗に描写していたなぁと感じましたが、一番の見せ場で流れる曲がそれでいいの？感はあり、そこが勿体なかったです。謎にお洒落な楽曲……
刀という力を持ったからこそ、得たものと失ったもの。そこから生まれたものと消えたもの。時代劇の王道らしさを、宮藤さんの脚本で、ズシンと感じられる作品でした！
