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東京タラレバ娘のdaiyuukiのレビュー・感想・評価

東京タラレバ娘(2017年製作のドラマ)
4.5
倫子(吉高由里子)は、30歳・独身・彼氏ナシの売れない脚本家。高校時代からの親友でネイリストの香(榮倉奈々)、居酒屋の看板娘・小雪(大島優子)と、日々、“女子会"と称して集まっては好き勝手言い合いながら酒を飲むのが一番の楽しみだ。
ある日、倫子はドラマ制作会社の早坂(鈴木亮平)から「大事な話がある」と食事に誘われる。8年前、ADでまだまだダサかった早坂に告白され、フッたことのある倫子だったが、今や早坂は立派なプロデューサー。香と小雪は、「告白どころか今回はプロポーズされるのでは?」と煽り、倫子もまんざらでもなく感じていた。だが、そんな倫子たちの前に金髪のイケメン・KEY(坂口健太郎)が現れる。KEYは、タラレバ話ばかり繰り広げる倫子たちに対し、何の根拠もないタラレバ話で盛り上がる「タラレバ女! 」と言い放つ……! 年齢という壁にぶち当たった倫子たちは、ハッピーエンドを掴むことが出来るのか?
同名コミックのドラマ化。
アラサーという仕事や恋愛で曲がり門を迎える倫子や香や小雪が、ハッピーエンドを掴むために奮闘するラブコメディドラマ。仕事の面で崖っぷちの倫子は、地方自治体の紹介ドラマをがむしゃらに頑張ったり、チャラいミュージシャンの彼氏にないがしろにされる関係を清算する香、不倫を清算しようとする小雪、それぞれの奮闘が、好みの違いをどう合わせるか、便利な女扱いする男に苛立ちながら合わせてしまうなどの心理がリアルで、男女問わず共感出来るし、吉高由里子や大島優子や榮倉奈々などヒロインの魅力、坂口健太郎や鈴木亮平や田中圭の魅力もあって面白いラブコメディドラマ。
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