FranKa

デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士のFranKaのレビュー・感想・評価

5.0
「マイノリティ」という言葉で括ることも、こうした作品が周知につながるということも、偽善に聞こえてしまうかもしれないけれど、この作品に出会えたことで、自分の視界が変わったと感じる。

(1) こうした「マイノリティ」を描く作品は、却って偏見を強めた、という批判を受けることも、少なくないように思う。それでも、この作品からは、製作に際する、つくり手の方たちの真摯さが伝わってきた。

(2) とりわけ、草彅さんの演技が素晴らしいと感じた。何かを抱えている陰の部分と、ひとに対する優しさが同居する表情・身ぶりが素晴らしい。
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