FranKa

フェルマーの料理のFranKaのレビュー・感想・評価

フェルマーの料理(2023年製作のドラマ)
3.5
孤高から、バディへ。

(1) 何かを創造する者は、真理と対峙するからこそ、《孤高》を要するように思われる。そうした、ある意味、クリエーターの「常識」を破るからこそ、新たな次元に到達できることもあるのではないか。

(2) 最終回の、海と渋谷のやりとりが、とても胸を打つ。才能はそこにただあるだけでは、まだ本当の意味での《才能》とは言えず、先達の天才がそれを見いだし、その才能を触発させるからこそ、才能は《才能》になっていく。
FranKa

FranKa