楽太郎

世にも奇妙な物語’23 秋の特別編の楽太郎のネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

今回も怖い系はなく、ゆとりな感じでした。もうそういうのは望まない方がいいのかな笑

1話目は草彅剛さんの「永遠のふたり」。
脚本・演出は星護さん。
草彅さん演じる助教授が無実の罪で警察に包囲されるも時間を止める装置を使い、逮捕を逃れるというもの。
合成を使いまくったSFで、だから?という感じでした。
やってみたかったのかな。

2話目は北村一輝さんの「地獄で冤罪」。
脚本は辻野正樹さん。
演出は松木創さん。
部屋の向こうから無実を訴える声が聞こえる弁護士の災難。
北村さんのコメディタッチの演技が楽しい。

3話目は西野七瀬さんの「走馬灯のセトリは考えておいて」。
原作は柴田勝家さんの同名小説。
脚本は嶋田うれ葉さん。
演出は岩田和行さん。
近未来が舞台でライフログといわれるクローンロボットにまつわる話。ありそうな話でリアリティを感じました。落ち着いた演出が良かったのかも。西野さんもかわいい。

最終話は溝端淳平さんの「トランジスタ技術の圧縮」。
原作は宮内悠介さんの同名小説。
脚本は相馬光さん。
演出は岩田和行さん。
分厚い科学雑誌(実在するらしい)の保管のために不必要なページを取り除く話ですが、ユニークなのはそれが競技になっているところ。
馬鹿馬鹿しさの極みなんですが、気持ちがよくわかるし、本気度がちゃんと伝わるのがいい!
今回はこれが一番かな。
楽太郎

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