BSPにて再放送中。
宮部みゆき原作と聞いて見てみた。
たぶん原作に忠実な映像化だろうと思われるが、なんだかスッキリしない。
モヤモヤするので小説も読んでみた。やはりモヤモヤした部分はドラマ化での脚色。
いくら相手が寝たきりで意思疎通ができない状態だといえ、当人を目の前にして死なせる話をしっかり者の人情家のおかみさんがするとは思えない。ほかの人は書いたとしても、宮部みゆきだけは書かないと思う。
現代に通じる社会の問題を、江戸の風景のなかで理想と現実を織り交ぜて描き出す名手、宮部みゆきなのだから、そこんとこは手を抜かずにドラマ化して欲しかったな…。
で、そのまま小説を読み続けているが、やっぱり面白いなぁ。
久しぶりに宮部みゆきに引き合わせてくれたBSPに感謝。
ありし日の志賀廣太郎さんの差配人役、ピッタリ！声がまた良いよねぇ。
そういえば最近BSフジでは「龍は眠る」をやっていた。若い頃の鶴田真由が激カワだった。
