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いつか陽のあたる場所でのkureaのレビュー・感想・評価

いつか陽のあたる場所で(2013年製作のドラマ)
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触法者に関するレポートにつまずいて
ヒントを得るために。

犯罪を犯してしまうと
世間の目とか周辺の人間関係も変わりやすく
見放されやすくなったり
偏見の目で見られがちになるから
それがその本人のマジメに
新しい人生を一からやり直そうとする姿勢に
影を落としがちで
普通の人生を望むことが
絶望的のような感覚に
なってしまったりするんだと思う。
犯罪を犯した犯したことないに関わらず
いろんなモノを人は抱えてて
それが犯罪という重大なことだと
受け入れとか支援とか
本人の頼る場所とか
難しい面がたくさんあって
その難しさや生きづらさが
リアルに感じた。

犯罪の同期も様々だけれど
自分の正気を失った結果の身勝手なモノから
自分や大切な人を守るためのモノもあって
後者の場合だと特に
この最悪な事態を招く前に
助けを求めたり
気づける人が周りにいたらよかったんだけど
なかなかできない現実とかもあって
実際、加害者になる前は被害者でもあった
そういう部分が
昔も今も課題なんだよなとか思った。

現代の抱える課題の多さ、
救われるべき人の見えなさ
少しでもそういう助けの必要な人が
もっと見える世の中にできるよう
一人一人が考えていけるように
ならないといけないのかなって
考えさせられた。
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