平清盛の46の情報・感想・評価

エピソード46
第46話
拍手:1回
コメント4件
Nobuki

Nobuki

権力(と金)の悪魔は、古今東西、人を底なし沼に引きづりこみますね。
なつめ

なつめ

後半の清盛狂乱めちゃくちゃ怖かった… もうボケ始めたんじゃないかって 最後に赤ちゃん返りしたかと思ったらシャンとした。もう遅いけどな…
Gatt

Gatt

令旨がバレて、以仁王(柿澤勇人)が討たれる。源頼政(宇梶剛士)は自害。 一層拍車のかかる福原遷都。 ハッキリ言って無茶な老害に振り回される周りの人々。 だが、心の本音が表れた脚本には驚いた。 松山ケンイチは日焼け染みメイクで老い演技。ゴウツクジジイもかなり上手い。当時27くらいだろうにw。 時子(深田恭子)は京に残るが、器のデカさ、おおらかな考え方が素敵すぎw、なかなかのハマり役。 頼朝(岡田将生)が遂に挙兵。鬱返上w。山木を滅ぼす。 東での堅固な動き。
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Clary

Clary

このコメントはネタバレを含みます

この回すごい・・。 凄まじくて観た後の徒労感。 それもここまで観続けたからこそ生まれる感覚。 正直、清盛が頂に上り詰めた辺りから、平家の家族や側近と同様にその振る舞いに目を覆い観たくなくなるほどだった。 (まあ、事実、残されている話が含まれるのだけど。) しかしながら、それも今回の最後のシーンで、そう来るか。と。 そのシーンの冒頭では西行との再会を果たすが、 過去夢を語り合った時から遠いところに来てしまった・・と感じた。 それは西行の心根が変わってないからこそ、清盛の変化が強調される故の効果。 西行がいる前で横暴行為を働かんとするが、盛国の決死の諫め。 これを機に、以前、祇園女御の、頂から見える景色を問われた答えが「闇」であり、もがいていることを赤子のような泣き方と共に吐露する。 それも、己を拒否しようとする仏御前を殺そうとした自らに、あれだけ敵対視していた白河法皇の横暴性を見つけてしまったからなんだろうな・・。 そんな清盛に戸惑うタイミングで頼朝挙兵の一方。 これにより清盛に光の一筋がさすのは、”武士“だからなんだろう。 志のみで叶うことなかった以仁王の治世。 源氏でありながら平家側についたことで地位を保持していた頼政の武士による世。 頂に立ちながらも、理解できる者がいない武士による世。 などなどそれぞれが思い描く世。 この先、どのような世になっていくか。 歴史のうねり。