平清盛の49の情報・感想・評価

エピソード49
第49話
拍手:0回
コメント3件
なつめ

なつめ

頼朝にボールをパスできたんだ。よかった。と思わせる脚本! 清盛と時子の心が離れ離れにならなかったシーンがあったのもよかった。
Gatt

Gatt

南都の焼き討ちで、平家への反旗は大きく拡がる。上皇(千葉雄大)の名によって、まだ政治を続けようとする清盛。 しかし上皇の病は遂に、命に及んでしまう。 政権に後白河法皇(松田翔太)が還ってくる。もはや追い詰められる一方。未亡人になった徳子に、法皇の後宮に入れとまでいう悪足掻き。 深田恭子の本領発揮。時子と清盛の癒し会話。 頼朝の噂を聞き、昔の自分と重ねる清盛。「武士の世」への継承に複雑な表情を見せる清盛。 後白河法皇のもとを訪れた清盛は、双六を申し出る。 初回白河院と祇園女御、舞子の時から一貫して繋がる「双六遊び」。この大河の感慨深いアイテム。語らう清盛と法皇に、時を重ねた特別な存在関係をみた。
いいね!2件
Clary

Clary

このコメントはネタバレを含みます

清盛の道半ばながら、世は平家から離れ始め、結局後白河上皇の手に踊らされていた虚しさが漂う。 再起の道は諦めていないながらも、サブタイトルの通り、双六が終わるとき。 いやはや、双六で勝った時の頼みごとが何か全く予想つかなかったけれど、双六を終わらせること、とは。 長い長い道のりで、決して望みが全て叶ったわけではないけれど、王家の犬 と言われていた時から遠くまで来たものだなぁ。 それらを回顧する想いも含まれているだろう、清盛が去る背中を見つめる後白河法皇が印象的だった。 あと、武士の世を築かんと希望の目を持つ頼朝の今の姿と、若かりし頃の清盛、そして今の清盛と切り替わる場面が残酷さをも含んでいてなんとも心乱された。