ぽ

ちりとてちんのぽのネタバレレビュー・内容・結末

ちりとてちん(2007年製作のドラマ)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

カムカムにハマり、同じ藤本脚本ということで見始めました。

現在65話。めちゃくちゃ泣いた、、、、

破門にしてくださいと泣くきよみにかけた師匠の言葉がもう。。

「嫌な自分を見つめることはとても苦しい。けれどもその先に見えてくるものがきっとある。そうすることで優しい気持ちになることが出来るし、あんたの落語をもっともっと楽しいもんにしてくれる」

おじいちゃんがいつかきよみにかけてくれた言葉、「人間も塗り箸と同じや。磨いで出てくるのは、塗り重ねたものだけや。一生懸命生きてさえおったら、悩んだ事も、落ち込んだ事も、きれいな模様になって出てくる。お前のなりたいもんになれる。」
これに通じるところがあるよなあ。

思えばこの台詞はお父さんとおじいちゃんを仲直りさせようとするも鯖は丸焦げ、酒瓶は割るわでごめんなさいと泣きじゃくるきよみにかけた言葉だった。

師匠のきよみを見つめる眼差しが、本当に心の奥を見つめているようで美しい。
A子のこと「私の欲しいものなんでも持ってる」って言うけど、きよみにしかないものだってあるよ。あんな素敵な家族、師匠、、

みんなの前でA子に「私の居場所に入ってこんといて」と言ってしまったあとも師匠は
「いつか心が温まったら、あの子に謝り」って言ってくれた。頭ごなしに謝れって言うような人じゃないんよ師匠は。


A子に気持ちを吐露するシーン
「同じ名前なのに」って喉につっかえるようにして言葉を振り絞ってたところでもう涙腺崩壊。貫地谷しほりちゃんの気持ちがきよみに乗り移ったみたいで、それがダイレクトに心に響いた。子供の頃からずーーーっと思ってたこと、言えてよかったね。すごい。その上で草々兄さんのことを想って「東京には行かないで、そばにいてあげてほしい」と懇願する姿が切なくてたまらんかった。。。


72話

「破門なんか軽々しく言うな」というくだりがあったからこその草々の破門の重みがわかる。
師匠は最初から分かってたよね。だから最後にもう一度聞いたんだよね。

熱にうなされながら「1人になるのが怖い」と漏らしたのをみてもうたまらない気持ちになった。

「ちっとは親の気持ちも考ええ」っていう台詞がこんなに愛のこもった響きを持つなんて。よかったなあ、草々。

「1人にはさせません」と言ったきよみと、カムカムで入水自殺を図ろうとしたジョーに「あたしが守る」と言ったるいの姿が重なる。

A子はどうしてるんだろう、、ナレーションが不穏なんよ、、、


73話

一門会のきよみの落語を聞いてるときのお父ちゃんお母ちゃんの表情😭😭


127話、128話
おばあちゃん😭
一体藤本さんはどんな子供時代を過ごしたんだろう。大人が「子供の頃に親に言って欲しかったこと」をおばあちゃんが全部言ってくれてる。。( ; ; )
「あんたは気の遣える優しい子や、ほやから言い出せんかったんやろ」

138話
小草若の真似するお母ちゃんが可愛い😂
四草、ずーっと溜め込んで誰にも言えんかったんやねえ。。


139話
A子の表情が明るくなってよかった。
「B子を見てると自分がかっこ悪くて悔しかった」ちゃんとそうやって言えて偉いよA子( ; ; )
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