Mrsフロイ

顔のMrsフロイのネタバレレビュー・内容・結末

(2003年製作のドラマ)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

第4話まで観て、あれっ?これ前に観ていたような。。
ここまではよくある事だが、何故途中で視聴を中断したのか知りたくなって観続けることに。

原作が警察小説の名手横山秀夫、主人公の県警の婦警は鑑識の似顔絵捜査官という魅力有る設定。
以前からのクリップをこのGWに楽しもうと腰を据えての鑑賞。

直前にやはり横山秀夫原作、仲村トオル主演『刑事の勲章』を観てヤッパリ面白いなぁと感じ入っていたところ。
※フィルマークスに作品登録無し

本作品は原作本の短編を膨らませて、オリジナルキャラクターを加えているとの事。原作本未読なので始まりはオリジナルとの違いが分からず仕舞いだったが、話が進むにつれてうううん?何だかいつもと違う?

つい最近の戸田恵梨香主演『ハコヅメ』にも、似顔絵捜査をする婦人警官の話があった。この原作者は実際の似顔絵捜査官だったというもの。
記者として警察組織の取材経験も豊富な横山秀夫で有れば、このアナログだけれど確実な捜査方法についてもっと突っ込んで描いてくれるのではと期待したところがあった。
彼の警察小説は、刑事が事件を解決するという単純な構図ではなく、いつも組織の新しい切り口から物事を見せて行くところが斬新。

県警内部に職員のカウンセリングルームが有ったり、やたら格好良い、訳ありの捜査一課刑事が居たりというところが、どうやら原作との違いらしい。この格好良い憂い顔の刑事を20年前のオダギリジョーが演じている。主人公の婦警を仲間由紀恵。

オダギリジョーは充分に魅力的だが、何だかそぐわない。仲間由紀恵がひたすら生真面目な杓子定規なヤツに見えるのは興を削ぐ結果になっていないか。。

折角なので最終話まで完走を目指す(^o^)ソイヤッ
Mrsフロイ

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