芹沢由紀子

ナルコス シーズン3の芹沢由紀子のレビュー・感想・評価

ナルコス シーズン3(2017年製作のドラマ)
4.5
他の人はどうなんやろな、私はシーズン3も楽しめた。

メデジンと違い、カリのカルテルの洗練された雰囲気で前シーズンからガラッとイメージを変えてきてる。

マーフィーは捜査から外れたけど、ペーニャ好きだし、何より今シーズンの見どころはパチョじゃないかな。
ヴェルサーチみたいな毎回趣味の悪い感じのファッションも楽しみだし(彼が着こなすとおしゃれなの!)、もっと彼の濡れ場を見せろ!とうずうずした。
殺し屋のナベガンテも、シーズン通して不気味な存在感がよかった。
ホルヘが主人公だと最初から認識して鑑賞進めたほうがおもしろいと思います。
敵は今回パブロ1人ではなく、カリ・カルテルの紳士たち4人。捜査官も2人増えてるし。
主人公も敵も、人数が多いので、メモなどとって把握しながら進めることをお勧めします。

ヒルベルトも、ミゲルも、チェペも、みんな本人に寄せたキャスティングで似ていたんだけど、パチョだけやたらイケメンにしたのなんでかな?でも、目が潤ったのは確かだけど。
ダビドが、山崎邦正に見えて仕方なかった。しつこい蛇みたいなやつだ。父親をこえられないしょせん小物感。

最後まで謎は、タタたち家族やジュディーはどこでどうしてるのかな?
ナルコスを通して思うのは、
・どんなにすべてを手に入れたつもりでも、すべてを金で解決することはできない
ってことと、
・どんなに凶悪な悪人がはびこっていても、必ず正反対の正義の人間も生まれてくる
・悪いことをして大勢を苦しめた人間はやはり報いをうけるしろくな死に方をしない
ということでしょうか

メキシコ編も楽しみです!
芹沢由紀子

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