キャシーがいなくて寂しいけど、シーズン続いててよかった。
ミイラ化した死体が発見され、捜査が開始。新任の警部ジェスは家庭の事情で不機嫌マックス状態です。サリー家もちょっとやばい状況です。
ラリラリのカップル、死期を宣告された老人、料理店の夫婦、ユダヤ人の男。このてんでバラバラで関係がなさそうな人物たちが、だんだんある一点に集約されていきます。丁寧に捜査していくので進展はゆっくりですが実に面白い。
サリーとジェスの関係が事件の進行と共に徐々に作られていくのも見ものです。
サッチャー主義は弱者切り捨て的な政策で禍根を残しているようです。英国ドラマにはそれがしばしば現れていて、政治って難しいものだなあと思ってしまいます。個人の問題だけで済まないんですよね、貧困とか、アル中、ヤク中とか色んな皺寄せが代々連鎖して抜け出せないのが辛いところです。
