そのじつ

モーツァルト・イン・ザ・ジャングル シーズン1のそのじつのレビュー・感想・評価

3.7
面白い。
ニューヨークのオーケストラ楽団が舞台。
長年務めた専属指揮者(イギリス人)が引退し、時代の寵児ともてはやされる若き指揮者(ラテン系)がやって来る。

主人公のオーボエ奏者は一流の楽団に所属する事を夢見てしがないバイトをこなす27歳女子。美人でコナかけられがちだけどマジメで一本気な性格。

この子のサクセスストーリーかと思いきや、指揮者も主役だった。オーケストラの個性的な面々を見つつ、指揮者の生態をつぶさに追いかけるストーリー展開。
芸術家ゆえの気ままさで周りを振り回すが、他者への敬意を示す真摯さは人の心を動かす。
指揮者が物語の中心にいて、周りを巻き込みながら新しい景色を皆に見せていく。

オーボエ女子のルームメイトで親友のリジーがいい味だしてる。
3番目にクレジットされているシンシアを演じるサフロン・バロウズ、顔が好み。

全体にコミカルな風味強めだけど、熱い気持ちのぶつかり合いや高めあいもあって見せる。

しかしコレ、実話がベースになってると知ると、ちょっと重いものを感じる…

1話30分なのでシーズン1は休日の午後に一気見してしまった。
そのじつ

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